相模原市は神奈川県北部最大の市で、政令指定都市に指定されている。神奈川県であるが東京都との結びつきの方が強く、町田市と所属都県を入れ替えてはと言うネタまで出る。
また、宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所(ISAS)の本部キャンパスが置かれていることから、関連施設のある他5都市と共に「銀河連邦」を構成して「サガミハラ共和国」を名乗り、銀河連邦の本部を担っている。(相模原市公式サイトの銀河連邦のページ)
歴史
江戸時代、相模原市は主に幕府領・旗本領として支配されていた。この時代に原野だった地域に畑を開拓し、各地に「新田」が開かれた。
相模原が現在まで続く発展の基礎を作ったのは、1930年代に計画された軍事都市計画からである。幹線道路を整備し、陸軍士官学校や陸軍造兵廠などを移転させる計画であったが、途中で太平洋戦争が勃発し計画が完成することなく終戦を迎えた。
終戦後、この陸軍関係の施設がアメリカ軍に接収され、近隣の厚木市や座間市、同じ神奈川県の横須賀市などとともに米軍関係者のアメリカ人が多く見られるようになった。
高度経済成長期からは東京のベッドタウンとして急速に人口が増加。
1954年に市制が施行され、2002年の中核市の指定を経て、2010年4月1日に政令指定都市へ移行した。
全国で19番目、神奈川県では3番目、戦後に成立した市では唯一の政令指定都市である。(北九州市やさいたま市は戦後に合併により成立した市であるが、合併前の市に戦前に成立した市が含まれている)
地理
横に長い市の真ん中を相模川が横断しており、東側は相模原台地、西側(津久井地区)は丹沢山地・秩父山地に属する。相模川にはダム湖である相模湖、津久井湖などがある。
ちなみに神奈川県内で平成の大合併を行ったのはここだけ。2006年に津久井郡津久井町、津久井郡相模湖町を合併、2007年には津久井郡藤野町、津久井郡城山町を合併した経緯がある。(その後,政令指定都市に昇格)
行政区は緑区、中央区、南区の3つ。緑区は橋本周辺と旧津久井郡域、中央区は橋本を除いた旧相模原市域北部、南区は同南部。
なお、緑区はさいたま市・千葉市・横浜市・名古屋市と、中央区は札幌市・さいたま市・千葉市・東京都・新潟市・大阪市・神戸市・福岡市・熊本市と、南区は札幌市・さいたま市・横浜市・新潟市・浜松市・名古屋市・京都市・堺市・岡山市・広島市・福岡市・熊本市と重複する。
3区ともさいたま市と重複し、緑区・南区も県内の横浜市と重複してしまう(横浜市には「中区」はある)。
道路
鉄道
緑区の駅 中央区の駅 南区の駅 と色分けする
主な学校・研究機関
関連動画
関連項目
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