林(はやし)とは、樹木が密集している場所のことである。
概要
森に比べて比較的小規模・低密度のことを林と呼ぶ。また、日本の農林水産省の定めによれば人工のものを林、自然のものを森と呼ぶ。
日本の地名・人名または中国系、朝鮮系の人名としても使用される。
曖昧さ回避
- 地名 - 日本各地に多数存在する。
- 日本の企業・団体名
人名
林姓は日本の一文字姓では最も多い。
海外姓
架空の人物
漢字として
- 意味
- はやし、はやしの、なにかを集めたもの、人や物が集まるところ、集まり、故郷、さまざまな、郊外、野外、君主という意味がある。
- 〔説文解字・巻六〕には「平土に叢木有るを林と曰ふなり。二木に從ふ」とある。〔爾雅・釈詁〕に「林、君なり」、〔爾雅・釈地〕に「野外を之れ林と謂ひ、林外を之れ坰と謂ふ」とある。
- 字形
- 木+木の会意で、木が集まり生えていることを表している。
- 音訓
- 音読みは、リン(漢音、呉音)、訓読みは、はやし。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校1年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 部首
- 林は、〔説文〕で部首である。ほかに𣞤、鬱、楚、棽、楙、麓、棼、森が属する。
- 声符
- 林を声符とする漢字には、婪、惏、淋、菻、郴、琳、禁、痳、罧、綝、霖などがある。
- 語彙
- 林下・林間・林業・林檎・林鐘・林泉・林薮・林道・林落・林立・林浪・林麓
関連動画
関連項目
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追加:林義一