司とは、日本の名字・名前、役職・会社名などの名称である。つかさも参照。
実在の人物
名字
名前
男女ともに使われる名前。
架空の人物
その他
漢字として
- 意味
- 主管する、つかさどる、コントロールする、官職、役人、役所、という意味がある。また伺・覗と通じて、うかがう、祀と通じてまつる、嗣と通じて、つぐ、という意味がある。
- 〔説文解字・巻九〕に「臣にして事を外に司る者なり」とある。
- 字形
- ⿹𠃌一+口の会意。⿹𠃌一(司から口を除いた字)が何かについて諸説あり、祭祀に使う道具の象形とする説(白川静)、耜の象形説、刀の象形説などがある。人や屈んだ人の象形とする説もあるが、甲骨文での形が異なる。
- 〔説文〕は后の反文としているが、甲骨文での形が異なる。
- 音訓
- 音読みはシ(漢音)、ス(唐音)、訓読みは、つかさどる、つぐ。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校4年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 部首
- 司は〔説文〕で部首である。ほかに詞が属する。
- 声符
- 司を声符とする漢字には、伺、祠、笥、覗、詞(会意説もある)、飼、嗣などがある。
- 語彙
- 司会・司諌・司教・司業・司空・司察・司士・司書・司城・司直・司徒・司農・司馬・司法・司牧・司令・司隷
異体字
関連項目
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