司馬しば単語たんご

シバ

2.0千せん文字もじの記事きじ

司馬しばとは、日本にっぽん・中国ちゅうごく・韓国かんこくに共通きょうつうして存在そんざいする姓せい。→日本にっぽんの苗字みょうじ(名字みょうじ)の一覧いちらん

また、漢かんの時代じだいには軍事ぐんじを統括とうかつする名誉めいよ役職やくしょく名めいでもあった。時代じだいによっては太ふとし尉じょうとも。
（（大だい）司馬しば、御ご史し大夫たいふ、丞相じょうしょうもしくは太ふとし尉じょう、司つかさ空そら、司つかさ徒とをもって三さん公おおやけと称しょうする。袁家いえなどが有名ゆうめい）

司馬しば姓せいの人物じんぶつ

中国人ちゅうごくじん

司馬しば穰みのる苴……田た穰みのる苴。晏嬰が推薦すいせんで斉ひとしの景けい公おおやけに仕つかえた武将ぶしょう。兵法ひょうほう書しょ「司馬しば法ほう」の著者ちょしゃとされている。
司馬しば錯……司馬しば遷の祖先そせんにあたる秦はたの隠かくれた名将めいしょう。司馬しば靳の祖そ父ちち。
司馬しば靳……司馬しば錯の孫まご。
司馬しば欣……秦はた末期まっきの秦はたの将軍しょうぐん。章あきら邯の副将ふくしょう。
司馬しば卬……秦はた末期まっきに反乱はんらんを起おこした趙ちょうの武将ぶしょう。司馬しば懿らを輩出はいしゅつした司馬しば氏しの先祖せんぞと言いわれている。
司馬しば談だん……前漢ぜんかん時代じだいの政治せいじ家か・天文学てんもんがく者もの。司馬しば遷の父ちち。
司馬しば遷……前漢ぜんかん時代じだいの歴史れきし家いえで「史記しき」の著者ちょしゃ。同名どうめいの小惑星しょうわくせいの名前なまえの元もとネタの人物じんぶつ。
司馬しば徽……字じは徳操とくそう。別名べつめいは水みず鏡かがみ先生せんせい。諸しょ葛かずら亮あきらを臥が龍りゅう、龐統を鳳おおとり雛ひなと評ひょうした人物じんぶつ。
司馬しば儁……字じは元もと異こと。後こう漢かん末期まっきの政治せいじ家かで司馬しば防ぼうの父ちち。司馬しば懿ら八はち人にん兄弟きょうだいの祖そ父ちち。
司馬しば防ぼう……字じは建けん公おおやけ。後こう漢かん末期まっきの政治せいじ家かで司馬しば懿ら八はち人にん兄弟きょうだいの父ちち。
司馬しば懿……字じは仲なか達たち。「三国志さんごくし」で知しられる魏たかし国くにの武将ぶしょう・政治せいじ家か。
司馬しば朗あきら……字じは伯はく達たち。司馬しば懿の兄あに。
司馬しば孚まこと……字じは叔達。司馬しば懿の弟おとうと。司馬しば防ぼうの三男さんなん。
司馬しば馗……字じは季き達たち。司馬しば懿の弟おとうと。司馬しば防ぼうの四よん男なん。
司馬しば恂まこと……字じは顕あらわ達たち。司馬しば懿の弟おとうと。司馬しば防ぼうの五ご男なん。
司馬しば進すすむ……字じは恵めぐみ達たち。司馬しば懿の弟おとうと。司馬しば防ぼうの六ろく男なん。
司馬しば通とおる……字じは雅みやび達いたる。司馬しば懿の弟おとうと。司馬しば防ぼうの七なな男なん。
司馬しば敏さとし……字じは幼よう達たち。司馬しば懿の弟おとうと。司馬しば防ぼうの八男はちお。
司馬しば芝しば……字じは子こ華はな。司馬しば懿と同おなじ河内かわうち郡ぐん温ゆたか県けんの司馬しば一族いちぞく。不正ふせいに厳きびしい法官ほうかん。
司馬しば師し……字じは子こ元もと。司馬しば懿の息子むすこで司馬しば昭あきらの兄あに。司馬しば攸の父ちち。晋すすむの景けい帝みかど。
司馬しば昭あきら……字じは子こ上じょう。司馬しば懿の息子むすこで司馬しば師しの弟おとうと。司馬しば炎えんの父ちち。妻つまは王おう元もと姫ひめ。晋すすむの文ぶん帝みかど。
司馬しば亮あきら……字じは子こ翼つばさ。司馬しば懿の第だい三子みつご。汝なんじ南みなみ文成ふみなり王おう。
司馬しば伷……字じは子こ将しょう。司馬しば懿の第だい四よん子し。瑯邪武たけ王おう。東ひがし晋すすむを建けん国くにした司馬しば睿は孫まごにあたる。
司馬しば京きょう……字じは子こ佐さ。司馬しば懿の第だい五ご子し。清恵きよえ亭てい候こう。
司馬しば駿しゅん……字じは子こ臧。司馬しば懿の第だい六ろく子し。扶風ふう武たけ王おう。
司馬しば榦……字じは子こ良りょう。司馬しば懿の第だい七なな子し。平原ひらはら王おう。温和おんわで合理ごうり的てきな考かんがえ方かたをする人物じんぶつだったが愛あい妾わらわの遺体いたいを屍かばね姦かんしたり客きゃくを門前もんぜんで一いち晩ばん放置ほうちしたり等ひとし、奇行きこう癖くせがあった。一族いちぞくの長老ちょうろう格かくとして八はち王おうの乱らんを生いき延のび永えい嘉よしみ年間ねんかんに死去しきょ。
司馬しば肜……字じは子こ徽。司馬しば懿の第だい八はち子し。梁りょう孝たかし王おう。歴史れきし書しょにもわざわざ”清廉せいれんだが何なにも才ざい能のうが無むい”と記しるされるレベルの凡人ぼんじん。
司馬しば倫りん……字じは子こ彝つね。司馬しば懿の第だい九きゅう子こ。趙ちょう王おう。野心やしん家いえだが文盲もんもうだったため、側近そっきんだった孫まご秀しゅう（呉ごからの降くだ将しょうの孫まご秀しゅうとは別人べつじん）父ちち子この専せん横よこを招まねき、国くに内うちを大おおいに混乱こんらんさせた。
司馬しば炎えん……字じは安世やすよ。司馬しば昭あきらの長男ちょうなん。魏たかしの曹奐から禅ぜん譲ゆずるを受うけ西にし晋すすむ王朝おうちょうを興きょうし初代しょだい皇帝こうていとなる。後のちに呉ごを滅ほろぼし、中国ちゅうごくをおよそ百ひゃく年としぶりに統一とういつする。武たけ帝みかど。
司馬しば攸……字じは大だい猷。司馬しば昭あきらの三男さんなんで司馬しば師しの養子ようしとなる。
司馬しば衷……字じは正せい度ど。司馬しば炎えんの第だい二に子し。西にし晋すすむの第だい二に代だい皇帝こうてい恵めぐみ帝みかど。穀物こくもつが無むかったら肉にく粥かゆを食たべようの人ひと。
司馬しば柬……字じは弘ひろし度ど。司馬しば炎えんの第だい三子みつご。秦はた献けんじ王おう。
司馬しば瑋……字じは彦度ど。司馬しば炎えんの第だい五ご子し。楚すわえ隠かくれ王おう。
司馬しば乂……字じは士し度ど。司馬しば炎えんの第だい六ろく子し。長ちょう沙すな厲王。何なんの罪ざいもない者ものを殺ころした災わざわい野郎やろう的てきな諡おくりなを付つけられているが実際じっさいのところは政治せいじ軍事ぐんじ何なんでもござれの傑物けつぶつで八はち王おうの中なかでは司馬しば亮あきらと並ならぶ常識じょうしき人じん。生うまれてくるのが百ひゃく年とし遅おそかった。
司馬しば穎……字じは章しょう度ど。司馬しば炎えんの第だい十じゅう六ろく子し。異こと民族みんぞくを活用かつようした事ことが五ご胡えびす十じゅう六ろく国こく時代じだいを招まねく原因げんいんとなった。
司馬しば熾おき……字じは豊ゆたか度ど。司馬しば炎えんの第だい二に十じゅう五ご子し。予よ章あきら王おう。西にし晋すすむの第だい三さん代だい皇帝こうてい懐ふところ帝みかど。
司馬しば望のぞむ……字じは子こ初はつ。司馬しば懿の弟おとうとの司馬しば孚まことの長男ちょうなんで司馬しば朗あきらの養子ようしとなる。
司馬しば顒……字じは文ぶん載の。司馬しば懿の弟おとうとの司馬しば孚まことの孫まご。司馬しば倫りんを滅ほろぼした。
司馬しば越えつ……字じは元もと超ちょう。司馬しば懿の弟おとうとの司馬しば馗の孫まご。八はち王おうの乱らんを終結しゅうけつさせた。
司馬しば冏……字じは景けい治ち。司馬しば攸の子こ。八はち王おうの乱らんを起おこした王おうの一人ひとり。
司馬しば光ひかり……北きた宋そう時代じだいの政治せいじ家か・儒学じゅがく者しゃ。旧法きゅうほう派はの筆頭ひっとうとして新法しんぽう派はの王おう安やす石せきと論争ろんそうをかわした。