亨とおる単語たんご

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亨とおるとは、人名じんめいである。

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漢字かんじとして

意味いみ

1. （享とおると通つうじて）すすめる、供そなえる、奉たてまつる
2. とおる、滞とどこおりなく行おこなわれる、心しんが伝つたわる
3. （烹と通つうじて）煮にる

〔説せつ文ぶん解かい字じ〕の本字ほんじは亯。亯は〔説せつ文ぶん・巻まき五ご〕に「獻けんじるなり」とある。

字形じけい

亨とおる・享とおる・亯は、甲きのえ骨ほね文ぶん、金きむ文ぶんでは同おなじ字じである。宗むね廟びょうの象ぞう形かたち説せつ（〔古こ籀補〕）、城しろ壁かべ上うえの望楼ぼうろうの象ぞう形かたち説せつ、煮にる器物きぶつの象ぞう形かたち説せつ（〔説せつ文ぶん解かい字じ注ちゅう箋〕）などがある。

音訓おんくん

音読おんよみは、1.の場合ばあい、キョウ（漢かん音おと）、2.の場合ばあいコウ（漢かん音おと）、3.の場合ばあい、ホウ（漢かん音おと）。訓読くんよみは、とおる、すすめる、にる。

規格きかく・区分くぶん

人名じんめい用よう漢字かんじである。JIS X 0213第だい一いち水みず準じゅん。1951年ねんに人名じんめい用よう漢字かんじに採用さいようされた。

語かたり彙

亨とおる運うん・亨とおる嘉よしみ・亨とおる通どおり

異体いたい字じ

• 享とおるの異体いたい字じと同おなじ。→享とおる

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