社会民主主義とは、政治イデオロギーの一である。
概要
社会主義の一種であるが、共産主義のように急進的な変革を希求するのではなく、間接民主政により現状を改善することによって社会主義を達成しようとするものである。日本では社民党が社会民主主義を標榜している。
国際組織としては社会主義インターナショナル(世界史の教科書にでてくる第二インターの後裔です) が社会民主主義の総括係として君臨しており、日本の社民党も一応参加している。自由主義インターナショナルと違い標榜イデオロギーがそのまま組織名になっている訳ではない点に注意。
国家の発展や経済成長、GDP(国民総生産)を重視するのではなく、教育や環境整備、福祉の充実、短時間労働、自由な時間の増加、GNH(国民総幸福量)などを重視している。
デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドなどが社会民主主義をとっていて世界で最も平均労働時間が短い国トップ10に4か国ともランクインしている。また、GNH(国民総幸福量)ランキングにもベスト10にランクインし続けている。またGDP(国民総生産)においてもこの4か国は人口が少なく低く見られているものの「一人あたりのGDP」では最新の2015ではノルウェー3位、デンマーク9位、スウェーデン12位、フィンランド18位と高い水準に存在する。
関連項目
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