耐久とは
- 長い時間同じ状態・性能を保つこと。一定の条件に対して持ちこたえること。またその保証。
- 長い時間を耐える、同じことを続けること。
- 修行や戦闘(持久戦・拠点防衛・タワーディフェンス)などにも用いられる。
- 2が転じて、BGMなどを長時間聞き続けるもの。作業用BGMとも。
- 和歌山県立耐久高等学校の略称。江戸時代末に置かれた稽古場「耐久社」が名前の由来。
ここでは2に関連した長い時間同じことをやり続ける、行為としての耐久について述べる。
1の製品の丈夫さの指標などについては耐久性/耐久力、耐久値/耐久度の記事も参照。
概要
行為としての耐久は、延々と同じことをし続け、精神や肉体の鍛錬を目的とすることが多かった。石の上で三年間座禅をし続けるという耐久を行って悟りを開いた僧侶の話も現代にまで伝わっている。写経もまた、同じことをし続ける耐久行為である。
現代においては競技の特殊ルールの一つとしても行われている。
自動車レースなどでは○時間耐久レースという一定時間中にコースを何周できるか競う競技も存在する。日本では「スーパー耐久」がとくに有名である。
youtuberなどは耐久配信と呼ばれる長時間の配信を行うことがある。これは配信予定時間を決めておかず、目標を達成するまで配信をやり続ける行為である。
類語
- 我慢:自分のしたくないもの・嫌なものや苦難に耐えたりしたいものを諦めること。若干広義。
- 辛抱:持ちこたえる、耐え忍ぶこと。こちらの方が耐久に近い。
「今日はアイス食べちゃダメ」→「分かった」と単純にやめることも我慢だが
「10分静かにしてたらアイス食べていいよ」「10分間文句を言うのを我慢したらアイス食べていいよ」→「分かった」なら10分の辛抱(耐久)である。「今日は我慢しろ」とは言っても「今日は耐久しなさい」とは呼ばない。
ゲームでの耐久行為
ゲームにおいては落ちものパズルゲームなどにおいて、クリア目標が存在せずゲームオーバーになるまで延々とゲームが続く耐久モードが存在するほか、タワーディフェンスゲームでは敵の攻撃を延々としのぎ続けるという耐久が基本となる。
シミュレーションゲームやRPG・FPSの特殊ルールとして無限沸きする敵や絶対倒せない敵に対して「〇ターン耐えろ」という勝利条件が設定される場合や、弾幕シューティングゲームにおいても敵の激しい弾幕を「○○秒間耐えろ」というような制限時間・クリア条件が設定されている場合などにも、耐久戦、弾幕耐久などといわれることがある。
もちろん同じ敵を淡々と倒せば良いとは限らず、状態異常・自爆・一撃死といった特殊攻撃を行う敵や高耐久・高機動の割合が増える、敵の絶対数やアイテムの購入コストまで増えていくなど一筋縄ではいかない場合が多い。
耐久を行うには
長時間耐えなくてはならない耐久を行うにはメンタルを整え、節制して体調を万全にし、物資、食料、弾薬、代替要員といったバックアップ・後方支援も必要となる。
耐える環境や対象によって異なるが、中には耐えることが美徳(耐えられないのは恥)といった考えの方も居るため、賛否両論となる場合もある。
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関連項目
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耐久戦
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耐久シリーズ
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