西武山口線とは、西武鉄道が運営する新交通システムの鉄道路線である。
駅ナンバリングにおける路線記号は「SY」
概要
東京都東村山市の多摩湖駅と埼玉県所沢市の西武球場前駅間を結ぶ、新交通システムの鉄道路線。「レオライナー」の愛称がある。
昔はおとぎ線と称したナローゲージ路線で、末期にはSLが運転されたことでも有名。このおとぎ列車の用地を一部流用、全面的に改修し1985年に開業したのが現在の山口線である。
大手私鉄が運営する唯一の新交通システムの路線である。運賃が他線と通算されるのは他にはOsakaMetro南港ポートタウン線(ニュートラム)ぐらいしかない。
新交通システムを採用しているため、他路線との乗り入れはない。
全線単線で、3編成保有する8500系のうち普段は1編成が行ったり来たりしている。
西武園ゆうえんち~西武球場前間の東中峯信号場が唯一の交換設備で、西武ドームでの試合など多客時に限り2編成で運転される。
路線図
当路線は全て各駅停車である。
乗換駅の多摩湖駅、西武球場前駅はいずれも段差なく接続路線と乗り換えられるようになっている。
- 凡例
- ■:乗り換え路線、○:駅周辺施設
開業当初は多摩湖駅が「西武遊園地駅」、西武園ゆうえんち駅が「遊園地西駅」を名乗っていた。これは西武遊園地駅側がメインゲートの正面口であり、遊園地西駅に近いのはサブゲートの西口だったためである。
しかし、西武遊園地駅から西武園ゆうえんちに行こうとすると階段の昇り降りが必要なことや、2021年のリニューアルで西口をメインゲートとして、正面口を閉鎖することになったため、同年に改称された。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
-
ページ番号: 624977
-
-
リビジョン番号: 3007495
-
- 編集内容についての説明/コメント:
駅名改称経緯追加