101匹ひきわんちゃん単語たんご

ヒャクイッピキワンチャン

101匹ひきわんちゃん（原題げんだい：One Hundred and One Dalmatians）とは、1961年ねん 1月がつ25日にちに公おおやけ開ひらくされたディズニー映画えいがである。日本にっぽんでの初はつ公おおやけ開ひらきから1981年ねん再さい公おおやけ開ひらけ時じまでのタイトルは『101匹ひきわんちゃん大だい行進こうしん』であった。

概要がいよう

基本きほん情報じょうほう
101匹ひきわんちゃん
監督かんとく	ウォルフガング・ライザーマンハミルトン・ラスククライド・ジェロニミ
脚本きゃくほん	ビル・ピート
音楽おんがく	ジョージ・ブランズ
製作せいさく	ウォルト・ディズニーロイ・O・ディズニー
配給はいきゅう	ブエナ・ビスタ・ディストリビューション(米国べいこく)日本にっぽんRKO(日本にっぽん)
公おおやけ開ひらく	1961年ねん 1月がつ25日にち(米国べいこく) 1962年ねん 7月がつ27日にち(日本にっぽん)
上映じょうえい時間じかん	79分ふん
映画えいがテンプレート

児童じどう書しょ『ダルメシアン 100と1ぴきの犬いぬの物語ものがたり』を原作げんさくとする、ウォルト・ディズニー・プロダクションが製作せいさくした長編ちょうへんアニメーション。

ロンドンを舞台ぶたいに、ダルメシアンたちが繰くり広ひろげる勇気ゆうきと家族かぞく愛あいの物語ものがたり。

映画えいがとしては初はじめて、全面ぜんめん的てきにトレスマシンが導入どうにゅうされた作品さくひん。長ながいディズニーのアニメーション史しにおいても大変たいへん大おおきな作業さぎょう工程こうてい上じょうの変革へんかくとなった。

可か愛あいらしいキャラクターが人気にんきとなり、後のちにテレビシリーズや続編ぞくへん、実写じっしゃ映画えいが、オリジナルビデオが制作せいさくされたほか、2021年ねんには本ほん作さくの悪役あくやくであるクルエラの若わかいころを描えがく実写じっしゃ映画えいが『クルエラ』も公おおやけ開ひらくされた。

あらすじ

ロンドンの外はずれにある独身どくしん用ようのアパートで売うれない作曲さっきょく家いえのロジャー・ラドクリフに飼かわれて退屈たいくつな日々ひびを送おくっていたいたダルメシアンのポンゴは、窓まどの外そとから見みたパーディタというメスのダルメシアンとその飼かい主あるじのアニータに一いち目めぼれし、散歩さんぽ中なかにわざと騒動そうどうを起おこして、主あるじ人ひとともども伴侶はんりょを得えることに成功せいこうする。

ポンゴとパディータは15匹ひきもの子宝こだからに恵めぐまれるものの、ある夜よる、ダルメシアンの子供こどもの皮かわでコートをつくろうともくろむクルエラの手下てしたに子供こどもたちが誘拐ゆうかいされてしまう。

人間にんげんを当あてにする暇ひまはないポンゴとパディータは藁わらにも縋すがる思おもいで犬いぬたちの通信つうしん網もう“黄昏たそがれの遠吠とおぼえ”を使つかい、様々さまざまな犬いぬ越こしに子犬こいぬたちが郊外こうがいにあるクルエラの屋敷やしきに囚とらわれていることを突つき止とめ、館かんへと向むかうが、そこには我わがが子こだけでなく、総勢そうぜい99匹ひきもの子犬こいぬが詰つめ込こまれていた。