包帯とは (ホウタイとは) [単語記事]

包帯ほうたいとは、出血しゅっけつなどを抑おさえたり、清潔せいけつを保たもつために使つかわれる治療ちりょう具ぐである。

概要がいよう

適当てきとうな厚あつさと幅はばを持もった、ガーゼ生地きじの布ぬの。主あるじに傷きずや出血しゅっけつ部分ぶぶんなどの患部かんぶに巻まいて使つかわれる使用しよう方法ほうほうが一般いっぱん的てきだが、場合ばあいによっては腕うでを吊つるしったり骨折こっせつした部位ぶいをシーネ（添そえ木ぎ）と共ともに固定こていするのに用もちいたり、止血しけつ帯たいとして使つかったりと様々さまざまな使つかい方かたができる。
またボクシングなどの格闘技かくとうぎでは、負傷ふしょうを防ふせぐためにテーピングのように包帯ほうたい（バンテージ）を巻まいている事こともある。

ゲーム、アニメ等ひとしでは上記じょうきの用法ようほう以外いがいにも、ミイラ（ミイラ男おとこなどのモンスター）が登場とうじょうする作品さくひんではミイラが全身ぜんしんに包帯ほうたいを巻まいている事ことで有名ゆうめいと思おもわれるが、これは「内臓ないぞうを抜ぬき取とった死体したいに包帯ほうたいを幾重いくえにも巻まいてミイラを作つくる」という古代こだいエジプトでのミイラの作成さくせい方法ほうほうがモチーフとなっている。
また、怪かい我わがの治療ちりょうやミイラ以外いがいにも萌もえ要素ようそとして使つかわれることもあり、具体ぐたい的てきには怪かい我わがを負おっていたり体からだのあちこちが血ちで染そまっているキャラクター（特とくにヤンデレの女おんなの子こなど）とセットで用もちいられる傾向けいこうにある。或あるいは怪かい我わがとは無む関係かんけいに、上記じょうきの通とおりバンテージを手足てあしに巻まいてアクセサリー代かわりにしている場合ばあいも。
また、裸はだかの上うえに包帯ほうたいを巻まく（まとう）事ことで下した着ちゃくやさらしの代用だいようといった感かんじに用もちいている事ことも多おおく、pixivでは「裸はだか包帯ほうたい」というジャンルも存在そんざいしている程ほどである。特とくにこちらの場合ばあい、多おおくは怪かい我わがを負おっている事ことが前提ぜんていとなるため眼帯がんたいなど他たの治療ちりょう具ぐとセットで用もちいられているケースもある。
（参照さんしょう→pixpedia：裸はだか包帯ほうたい）

ネットやニコニコではバンテージや萌もえ要素ようそ以外いがいにも、「邪気じゃき眼め」のエピソードに登場とうじょうする小しょう道みち具ぐとしても知しられているであろうか。もっとも邪気じゃき眼めに限かぎらず、「見みられたくない何なにか」を露出ろしゅつしないように包帯ほうたいを巻まいているというのはフィクション作品さくひんでもちょくちょく見みかける演出えんしゅつであるが。