種族しゅぞく	鬼おに
二ふたつ名めい	萃まる夢ゆめ、幻まぼろし、そして百鬼夜行ひゃっきやこう(萃) 太古たいこの時代じだい(文ぶん) 小ちいさな百鬼夜行ひゃっきやこう(求もとむ・非ひ) 疎うと雨うの百鬼夜行ひゃっきやこう(緋ひ) 不羈ふき奔放ほんぽうの古豪こごう(DS) 不羈ふき奔放ほんぽうの鬼おに(茨いばら) 瓢箪ひょうたん枕まくらの酒さけ天童てんどう子こ（酔よい）幻想げんそう郷きょうに堕おちた鬼おに(獣しし)
能力のうりょく	密みつと疎うとを操あやつる程度ていどの能力のうりょく
危険きけん度ど	極きょく高だか
人間にんげん友好ゆうこう度ど	普通ふつう
主おもな活動かつどう場所ばしょ	妖怪ようかいの山やま
登場とうじょう作品さくひん	「萃夢想むそう」自じ機き、ラスボス「文花ぶんか帖じょう」LEVEL EX 「地ち霊殿れいでん」霊夢れいむサポート「緋ひ想そう天てん」自じ機き「非ひ想そう天てん則そく」自じ機き「DS」LEVEL6 「弾たまアマ」九日ここのか目め「秘ひ封ふうND」悪夢あくむ金曜きんよう「東方とうほう茨いばら歌仙かせん」「東方とうほう酔よい蝶ちょう華はな」「東方とうほう獣じゅう王おう園えん」自じ機き
テーマ曲きょく	御伽おとぎの国くにの鬼ヶ島おにがしま　～ Missing Power 砕月鬼おには悠久ゆうきゅうの山やまに

伊吹いぶき萃香は、幻想げんそう郷きょうに帰かえって来きた鬼おに。

かなりの大だい酒飲さけのみでいつも酔よっており、『萃夢想むそう』と『緋ひ想そう天てん』のドット絵えでは常つねに前後ぜんごにフラフラしている。本人ほんにん曰いわく、素面しらふだったのは何なん百ひゃく年ねんも昔むかしの話はなし。「伊吹いぶき」という名字みょうじからは御伽草子おとぎぞうしに書かかれた伊吹山いぶきやまの鬼おにの統みつる領りょう・伊吹いぶき童子どうじこと「酒さけ呑童子こ」が連想れんそうされる。

幻想げんそう郷きょうに帰かえって来くる前まえは地底ちていの旧都きゅうとに住すんでいたが、それ以前いぜんは妖怪ようかいの山やまに住すんでいて、そこでは鬼おにの中なかでも「山やまの四天王してんのう」の1人ひとりとされ恐おそれられていた。

『求もとめ聞史紀き』では妖怪ようかいの山やまが主おもな活動かつどう場所ばしょとされているが、萃香自身じしんは緋ひ想そう天てんで妖怪ようかいの山やまを訪おとずれた際さいに「懐なつかしい」と発言はつげんしていて、矛盾むじゅんがある（ただし緋ひ想そう天てんは黄昏たそがれフロンティアとの共同きょうどう制作せいさくであり、セリフの全すべてをZUNが書かいたのかは分わからない）。

三さん月がつ精せい第だい2部ぶ第だい18話わでは地底ちていにある「鬼おにの国くに（旧都きゅうと？）」と行いき来きしているらしい。また、緋ひ想そう天てんのシナリオでは天界てんかいを訪おとずれ、比ひ那な名めい居きょ天子てんしに天界てんかいの一部いちぶを自分じぶんに割譲かつじょうするよう要求ようきゅうして天子てんしと戦たたかい、勝利しょうり。このため、現在げんざいは天界てんかいにも居座いすわっている状況じょうきょうである。

つまり、ぶっちゃけ、どこにでもいる。

活躍かつやく

東方とうほう萃夢想むそう

異変いへんを起おこした張本人ちょうほんにんとして『東方とうほう萃夢想むそう』に参戦さんせん。他たのキャラのシナリオ全すべてにラスボスとして現あらわれる（紅べに美鈴みすずは除のぞく）。

前作ぜんさく『妖々夢ゆめ』で魂魄こんぱく妖夢・西行さいぎょう寺てら幽かそけ々子こが春はるを集あつめてしまったせいで桜さくらの季き節ぶしが梅雨つゆ前まえの短みじかい期間きかんだけになり、幻想げんそう郷きょうでは宴会えんかいが減へってしまった。そのことを不満ふまんに思おもい、能力のうりょくで人ひとを萃め霊夢れいむたちに3日にちおきに宴会えんかいを行おこなわせ、その騒さわぎで他たの鬼おにたちを幻想げんそう郷きょうに戻もどそうとした。

しかし、結果けっかは失敗しっぱい。

原因げんいんは霊夢れいむの能力のうりょく（本人ほんにんに自覚じかくは無ない）によって他たの鬼おにが幻想げんそう郷きょうに来くる事ことを拒こばんだこと。頻繁ひんぱんに開ひらかれる宴会えんかいの謎なぞを追究ついきゅうする主人公しゅじんこう（自じ機き）に姿すがたを認みとめられ、対峙たいじする。

東方とうほう茨いばら歌仙かせん

『神霊しんれい異変いへん』後ごの冬ふゆの季き節ぶし、冬ふゆがやってきたという理由りゆうで能力のうりょくで霧きりになり木枯こがらしごっこをしていた萃香。その際さい、寺てらを建たてたのに挨拶あいさつがないという理由りゆうで挨拶あいさつ代かわりに命いのち蓮はちす寺てらを襲撃しゅうげき。幽谷ゆうこく響子きょうこに始はじまり多々良たたら小しょう傘かさ・雲居くもい一いち輪りん・村むら紗しゃ水蜜すいみつを次々つぎつぎと一撃いちげきで昏倒こんとうさせる。

その後ご同おなじ手口てぐちで悪わるふざけで、博はく麗うらら神社じんじゃを襲撃しゅうげきし、博はく麗うらら霊夢れいむ・霧雨きりさめ魔ま理沙りさ両りょう名なを攻撃こうげきするも、霊夢れいむに指摘してきされ正体しょうたいを現あらわす。霊夢れいむに説教せっきょうされそれぞれ一いち発はつずつの蹴けりと拳骨げんこつの折檻せっかんをされる。その後ごは一緒いっしょに鍋なべをしたようだ。

同どう作さくにはその後ごも登場とうじょうしている。

容姿ようし

薄うすい茶色ちゃいろのロングヘアーを先さきっぽのほうで一ひとつにまとめている。真紅しんくの瞳ひとみを持もち、その頭あたまの左右さゆうから身長しんちょうと不ふ釣つり合あいに長ながくねじれた角かくが二に本ほん生はえている。服装ふくそうは白しろのノースリーブに紫むらさきのロングスカートで、頭あたまに赤あかの大おおきなリボンをつけ、左ひだりの角かくにも青あおのリボンを巻まいている。また呑のんべぇなだけにいつも伊吹いぶき瓢ひさご（後述こうじゅつ）という紫むらさきの瓢箪ひょうたんを持もち、三さん角錐かくすい（三角さんかく）、球たま（丸まる）、立方体りっぽうたい（四角よつかど）の分銅ふんどうを腰こしなどから鎖くさりで吊つるしている。

ドット絵えの頭あたま身み（身長しんちょう）が他たキャラより桁違けたちがいに低ひくく、萃夢想むそうでは一部いちぶのキャラから餓鬼がき(ガキ)扱あつかいされていた。鬼おにだけに。

種族しゅぞく

鬼おに

「妖怪ようかいの山やま」の創設そうせつ者しゃにして支配しはい者しゃ。未いまだ山やまで権力けんりょくを持もち続つづける支配しはい種族しゅぞくの一ひとつ、鬼おに。

幻想げんそう郷きょうの地ちに住すんでいた頃ころは、鬼おには妖怪ようかいの山やまに住すみ、天狗てんぐや河童かっぱを使役しえきして縦たて社会しゃかいを築きずいていた。そのため現在げんざいでも射い命いのち丸文まるぶんや河かわ城じょうにとりを始はじめとした妖怪ようかいは元もと上司じょうしである萃香に対たいして頭あたまが上あがらない。

鬼おには総そうじて酒飲さけのみで、性格せいかくは豪快ごうかい。情じょうに厚あつい。仲間なかまを裏切うらぎる事ことは決けっして無ないが、敵てきに対たいしては獰猛どうもうで容赦ようしゃがない。また勝負事しょうぶごと好すきでもあり、鬼おには古ふるくから「人攫ひとさらい」を行おこない人間にんげんに勝負しょうぶを挑いどんでいた。

その内容ないようはスペルカードルールに似にているが、どうにも人間にんげん側がわからすれば分ぶんが悪わるい。そこで人間にんげん達たちは知略ちりゃくを絞しぼり、団結だんけつして鬼おに達たちを騙だまし、罠わなにかけ次々つぎつぎと葬ほうむっていった。

その結果けっか、人攫ひとさらいを「人間にんげんとの真剣しんけん勝負しょうぶ」として楽たのしんでいた鬼おには、次第しだいに星ほし熊ぐま勇いさむ儀ただしを始はじめとした鬼おにたちが地獄じごくの旧都きゅうとに移うつり住すんでいった。

そして、博はく麗うらら大だい結界けっかいが創造そうぞうされ幻想げんそう郷きょうが外そとの世よと隔離かくりされた辺あたりで地上ちじょうから完全かんぜんに姿すがたを消けした。

妖怪ようかいの山やまの住人じゅうにんを除のぞけば、博はく麗うらら大だい結界けっかい成立せいりつ前まえから幻想げんそう郷きょうの地ちに住すんでいた者ものにしか鬼おにの存在そんざいは知しられていなかった。登場とうじょうキャラクターでは八雲やくも紫むらさきと西行さいぎょう寺てら幽かそけ々子この2人ふたりが面識めんしきがあるのみで、その他たはパチュリー・ノーレッジが書物しょもつの知識ちしきとして知しっていただけ。退治たいじ方法ほうほうすら知しられず、鬼おにはただの御伽おとぎ噺ばなしになっていた。

性格せいかく

鬼おにの例れいに漏もれず、酒好さけずきで勝負しょうぶ好すきの陽気ようきな性格せいかくである。

また衝動しょうどう的てきで好奇心こうきしん旺盛おうせいな子供こどもっぽいところもあり、自分じぶんから観察かんさつ者しゃを決きめ込こんでおきながら退屈たいくつに不平ふへいを洩もらしたり切きれたりなど、結構けっこう自分勝手じぶんがって。気紛きまぐれで天蓋てんがいに映うつる月つきを砕くだいた（砕月）こともある。基本きほん的てきに自身じしんが行動こうどうするより、他者たしゃの反応はんのうや行動こうどうを観察かんさつして楽たのしんでいることのほうが多おおい。

鬼おにという種族しゅぞくに誇ほこりを持もっており、言葉ことばの端々はしばしにそれが表あらわれている。しかしその割わりにはやや誠実せいじつさに欠かけ、鬼おにの中なかでは「異端いたん児じ」とされている。最強さいきょうの妖怪ようかいの一角いっかくであり、外見がいけんとは裏腹うらはらにかなりの歳月さいげつを生いきているようだ。

能力のうりょく

密みつと疎うとを操あやつる程度ていどの能力のうりょく（密度みつどを操あやつる程度ていどの能力のうりょく）

あらゆるものの密度みつどを自在じざいに操あやつる能力のうりょく。

物質ぶっしつは密度みつどを高たかめれば高熱こうねつを帯おび、逆ぎゃくに密度みつどを下さげれば物質ぶっしつは霧きり状じょうになる性質せいしつがある。この特性とくせいを使つかい彼女かのじょは霧きりになることが出来できる。この時ときでも体当たいあたりなど物理ぶつり的てきな干渉かんしょうは可能かのう。

能力のうりょくを生いかし、姿すがたこそ現あらわさなかったが、『萃夢想むそう』の騒動そうどうを起おこす前まえから幻想げんそう郷きょうにはいたらしい。そして幻想げんそう郷きょうを覆おおうほど薄うすくなって幻想げんそう郷きょう中ちゅうの出来事できごとを眺ながめ、更さらに人々ひとびとの意識いしきといった形かたちを持もたない物ものを集あつめることで、幻想げんそう郷きょうの住人じゅうにんに3日にちごとに宴会えんかいを開ひらかせたのである。

また使用しようするスペルカードや技わざの中なかには、自分じぶんの小ちいさな分身ぶんしんを作つくり出だしたり、体からだを巨大きょだい化かさせたりするものなどがあり、分身ぶんしんからミクロ化かマクロ化かまで変幻へんげん自在じざい。

怪力かいりき無双むそう、酔よっ払ぱらいながら戦たたかうため動うごきは酔よい拳けんのそれであり、酒さけを含ふくんで口くちから火ひを吐はき、能力のうりょくを応用おうようして疑似ぎじブラックホールを生成せいせいするなど、その能力のうりょくは割わりと無茶苦茶むちゃくちゃかつ強大きょうだいである。

その他た

伊吹いぶき瓢ひさご（いぶきびょう）

萃香がいつも手てに持もっている瓢箪ひょうたんのこと。

この瓢箪ひょうたんは酒さけ虫ちゅうという少量しょうりょうの水みずを多量たりょうの酒さけに変かえる生物せいぶつの体液たいえきが塗布とふされていることによって酒さけが無限むげんに沸わき出でるようになっている。出でてくる酒さけは鬼おに専用せんようの相当そうとうキツい酒しゅなので、人間にんげん等とうが飲のむと大変たいへんな事ことになるらしい。……と従来じゅうらいは語かたられていたが、実際じっさいは幻想げんそう郷きょうじゅうの瓢箪ひょうたんから揮発きはつしたぶんを少量しょうりょうずつ萃めているだけと判明はんめい（「東方とうほう酔よい蝶ちょう華はな」第だい40話わ）。

なお、転倒てんとう防止ぼうしのためのストッパーが付ついており、一いち度どに出でる酒さけの量りょうは瓢箪ひょうたんの大おおきさ分ぶんのみである。酒さけを出だすだけでなく武器ぶきとしても使用しようする。

三さん種類しゅるいの分銅ふんどう

「○」は　「無む」、つまり拡散かくさん

「△」は「調和ちょうわ」、つまり萃そのもの

「□」は「不変ふへん」、それは自分じぶん

スペルカード

東方とうほう萃夢想むそう

萃符「戸隠山とがくしやま投なげ」
萃鬼「天てん手力てじから男おとこ投なげ」
酔よい神しん「鬼おに縛しばりの術じゅつ」
酔よい夢ゆめ「施餓鬼せがき縛しばりの術じゅつ」
鬼おに符ふ「ミッシングパワー」
鬼神きじん「ミッシングパープルパワー」
符ふの壱いち「投擲とうてきの天岩戸あまのいわと」
符ふの弐に「坤ひつじさる軸じくの大だい鬼おに」
符ふの参さん「追つい儺返しブラックホール」
鬼火おにび「超ちょう高密度こうみつど燐りん禍か術じゅつ」
疎うと符ふ「六里ろくり霧中むちゅう」
「百ひゃく万まん鬼おに夜行やこう」

東方とうほう文花ぶんか帖じょう

鬼気きき「濛々もうもう迷霧めいむ」
「百ひゃく万まん鬼おに夜行やこう」

東方とうほう緋ひ想そう天てん

萃符「戸隠山とがくしやま投なげ」
酔よい神しん「鬼おに縛しばりの術じゅつ」
鬼おに符ふ「ミッシングパワー」
萃鬼「天てん手力てじから男おとこ投なげ」
酔よい夢ゆめ「施餓鬼せがき縛しばりの術じゅつ」
鬼神きじん「ミッシングパープルパワー」
霧きり符ふ「雲集うんしゅう霧散むさん」
鬼火おにび「超ちょう高密度こうみつど燐りん禍か術じゅつ」
鬼おに符ふ「大江山おおえやま悉皆しっかい殺ころし」
吐息といき「小しょう鬼おにの深呼吸しんこきゅう」
火ひ弾だん「地ち霊れい活性かっせい弾だん」
鬼気きき「濛々もうもう迷霧めいむ」
「百ひゃく万まん同一どういつ鬼おに」

東方とうほう非ひ想そう天てん則そく

霧きり符ふ「雲集うんしゅう霧散むさん」
萃符「戸隠山とがくしやま投なげ」
酔よい神しん「鬼おに縛しばりの術じゅつ」
鬼おに符ふ「ミッシングパワー」
四天王してんのう奥義おうぎ「三さん歩ほ壊廃」
酔よい夢ゆめ「施餓鬼せがき縛しばりの術じゅつ」
鬼神きじん「ミッシングパープルパワー」
鬼火おにび「超ちょう高密度こうみつど燐りん禍か術じゅつ」
萃鬼「天てん手力てじから男おとこ投なげ」
鬼おに符ふ「大江山おおえやま悉皆しっかい殺ころし」

ダブルスポイラー

鬼おに符ふ「豆粒まめつぶ大だいの針はり地獄じごく」
地獄じごく「煉獄れんごく吐息といき」
鬼おに符ふ「ミッシングパワー」

弾幕だんまくアマノジャク

鬼おに群ぐん「インプスウォーム」
鬼おに群ぐん「百ひゃく鬼おに禿かぶろ童わらわ」

秘ひ封ふうナイトメアダイアリー

いずれも鬼気きき「濛々もうもう迷霧めいむ」のように米べい粒つぶ弾だんをばら撒まきながら自じ機きを追おいかける。

萃夜符ふ「身命しんめい霧散むさん」（藤原ふじわら妹いもうと紅べにとの合同ごうどうスペカ。）
萃珠符ふ「純粋じゅんすいな五里霧中ごりむちゅう」（純じゅん狐きつねとの合同ごうどうスペカ。）
萃珠符ふ「ミストレイ」（ヘカーティア・ラピスラズリとの合同ごうどうスペカ。）

東方とうほう獣じゅう王おう園えん

鬼おに符ふ「濛々もうもう酒鬼しゅき」
鬼おに符ふ「疎音そいん濛々もうもう酒鬼しゅき」（ストーリーモード限定げんてい）
「美うつくしき地獄じごく弾幕だんまく夜行やこう」（ストーリーモード限定げんてい）

人物じんぶつ関係かんけい

八雲やくも紫むらさきとは古ふるい友人ゆうじんらしく、「（紫むらさきは）存在そんざいそのものがインチキ」と愚痴ぐちりつつも、その力ちからを認みとめているようだ。

『萃夢想むそう』の異変いへん以後いご、霊夢れいむを気きに入いってか博はく麗うらら神社じんじゃで過すごす姿すがたが度々たびたび見みられており、『地ち霊殿れいでん』の異変いへん時じにはサポート妖怪ようかいとして霊夢れいむに力ちからを貸かしている。

そんな『地ち霊殿れいでん』のStage3では旧友きゅうゆうの星ほし熊ぐま勇いさむ儀ただしと再会さいかいした。

（おう！　誰だれかと思おもったら勇いさむ儀ただしじゃないか　久ひさしぶり）

萃香のモチーフが酒さけ呑童子こである可能かのう性せいは高たかく、勇いさむ儀ただしや茨木いばらぎ華はな扇おうぎとの関係かんけいについても取とりざたされているが、「山やまの四天王してんのう」については本編ほんぺんでも『茨いばら歌仙かせん』でもあまり語かたられておらず、ファンはやきもきさせられている状態じょうたい。