元WBCムエタイ日本ウェルター級王者 大和侑也

　11月15日にち（土ど）東京とうきょう・後楽園こうらくえんホールで開催かいさいされる『NJKF 2014 8th』でテヨン（キングジム）と対戦たいせんする大和やまと侑也（大和やまと）。多彩たさいかつ破壊はかい力りょくのある攻撃こうげきでNJKFのエースとして君臨くんりんしており、強豪きょうごうテヨン撃破げきは後ご、目指めざすところとは!?（取材しゅざい日び：2014年ねん11月6日にち）

PROFILE
大和やまと侑也（やまと・ゆうや）
1990年ねん11月がつ20日はつか、愛知あいち県けん出身しゅっしん
身長しんちょう173cm、体重たいじゅう－kg
大和やまとジム所属しょぞく
※詳細しょうさいは選手せんしゅ名鑑めいかんへ→

■第だい1章しょう　テヨン戦せんで勝かつために重要じゅうようなこと

――5月の中澤なかざわ純じゅん戦せん以来いらいの試合しあいとなりますが、試合しあい間隔かんかくが空あきましたね。

「7月がつに左足ひだりあしの中指なかゆびを骨折こっせつして試合しあいがなくなり、8月がつ半なかばから練習れんしゅうを再開さいかいしています。海外かいがい3カ国かこくや違ちがう団体だんたいからもお話はなしがあったのですが、消滅しょうめつしたんです。あんまり僕ぼくを使つかいたくないのかなと思おもってしまいました（苦笑くしょう）」

――テヨン戦せんが近ちかづいてきました。仕上しあがり具合ぐあいはいかがでしょうか。

「今回こんかいは今いままで以上いじょうに期間きかんを長ながめに頑張がんばってきたので、いい試合しあいが出来できるんじゃないかなと思おもっています。テヨン選手せんしゅは強つよいので、しっかり練習れんしゅうしないと勝かてません」

――KO率りつの高たかいテヨン選手せんしゅだけに脅威きょういを感かんじていますか？

「最初さいしょお話はなしが来きたときに、断ことわる理由りゆうもないのでお願ねがいしたのですが、本決ほんぎまりしたときに“あちゃー”と思おもってしまいました。試合しあいでは、テヨン選手せんしゅのペースになるとまずいので、自分じぶんがどうペースを握にぎるかが重要じゅうようです。相手あいてはローキック、パンチ、ヒジが得意とくいで厄介やっかいな相手あいてです。とりあえずパンチをもらわないようにしようと思おもいます。倒たおせば大おおきな勲章くんしょうとなる相手あいてなので気合きあいは入はいっています」

――大和やまと選手せんしゅはウェルター級きゅう（-66.68kg）、テヨン選手せんしゅはスーパーライト級きゅう（-63.50kg）と階級かいきゅうは違ちがいますが、これまでに対戦たいせん相手あいてとして意識いしきしていましたか。

「NJKFウェルター級きゅう王座おうざ挑戦ちょうせん者しゃ決定けってい戦せん（2012年ねん11月25日にち）で、テヨン選手せんしゅは宮越みやこし宗そう一郎いちろう選手せんしゅに負まけたので対戦たいせんすることはなかったのですが（当時とうじのチャンピオンは大和やまと侑也）、テヨン選手せんしゅが勝かち上あがってきたら嫌いやだなというのはありました。でもキックボクシングというのは、弱よわい選手せんしゅに勝かっても面白おもしろくないので強つよい選手せんしゅに勝かってこそ喜よろこびも大おおきいですし、頑張がんばったかいがあったなと思おもいます。今回こんかい試合しあいが決きまって楽たのしみです」