【RWS】名高なだかが2度目どめのラジャ防衛ぼうえい戦せんに向むけ「パチっとKO見みせる」

2024/07/11（木き）UP
（最終さいしゅう更新こうしん：2024/07/11 21:02）

　7月がつ14日にち（日ひ）千葉ちば・TIPSTAR DOME CHIBAにて開催かいさいされる、ラジャダムナンワールドシリーズ（RWS）の第だい3回かい日本にっぽん大会たいかい『RWS JAPAN』。
　メインイベントのラジャダムナンスタジアム認定にんていスーパーフライ級きゅう（52.16kg）タイトルマッチ［3分ふん5R］でジョムホート・コースワンタット（タイ/同級どうきゅう10位い）を挑戦ちょうせん者しゃに迎むかえて2度目どめの防衛ぼうえい戦せんを行おこなう王者おうじゃ、名高なだか・エイワスポーツジム（＝吉成よしなり名高なだか/エイワスポーツジム）の試合しあい前ぜんインタビューが主催しゅさい者しゃを通つうじて届とどいた。

　今年ことし2月がつの『RWS JAPAN』旗揚はたあげ戦せんで、ラジャダムナンスタジアム認定にんていスーパーフライ級きゅう暫定ざんてい王者おうじゃだった名高なだかは、正規せいき王者おうじゃプレーオプラーオ・ペップラオファーを圧倒あっとうし、判定はんてい勝利しょうりで同級どうきゅう王座おうざを統一とういつ＆初はつ防衛ぼうえいするとともに、ラジャダムナンスタジアム3階かい級きゅうを制覇せいはした。

　前回ぜんかい4月がつの第だい2回かい大会たいかいは、普段ふだんよりも重おもい53.07kg契約けいやくでケビン・マルティネスに完勝かんしょうを収おさめたが「普段ふだんのスーパーフライ級きゅうの時ときよりも重おもかったので、相手あいて選手せんしゅの体格たいかくが大おおきく、攻撃こうげきが当あたっても致命ちめい的てきなものにはならず、ちょっと反省はんせい点てんも残のこるような試合しあいになりました」と振ふり返かえる。

　前まえ戦せんはスーパーフライ級きゅうに上あげてあまり日びが経たっていない中なか、RWS本部ほんぶからオファーがあったのだという。「その契約けいやく体重たいじゅうでの試合しあいで、初はつのヨーロッパ系けいの選手せんしゅが相手あいてだったので、自分じぶんの経験けいけんになると思おもって試合しあいを受うけました。スピードに関かんしては上うえの階級かいきゅうでも通つうじると思おもったんですけど、組くみ合あった時ときに力強ちからづよさや僕ぼくの攻撃こうげきに対たいする耐久たいきゅう力りょくがあるのは感かんじましたね。これからこの階級かいきゅうでやっていくのであれば、スーパーフライ級きゅうやフライ級きゅうでやっていた時ときみたいにバンバン倒たおすことは結構けっこう難むずかしくなるのかな」とし、「今後こんご、スーパーフライ級きゅうの防衛ぼうえいを重かさねてベルトを守まもり続つづけつつ、トレーニングをいつも通とおり重かさねていけばパフォーマンスを落おとさずに身体しんたいも大おおきくなると思おもうので、時ときが来きたらまたバンタム級きゅうに階級かいきゅうを上あげて王座おうざを狙ねらっていきたいですね」とバンタム級きゅうに階級かいきゅうを上あげるのはまだ試合しあい経験けいけんが必要ひつようだと話はなす。

　ジョムホートは現在げんざいラジャダムナンスタジアムのスーパーフライ級きゅう4位いにランクインしている、元もと同級どうきゅう王者おうじゃ。300戦せん近ちかいキャリアのある35歳さいの大だいベテラン選手せんしゅだ。RWS JAPANと協力きょうりょく体制たいせいのBOMプロモーション・中川なかがわ夏生なつき代表だいひょうによると「ジョムホートは名高なだかと戦たたかいたいとラブコールをずっと送おくっていた選手せんしゅだった」という。

　名高なだかはジョムホートの印象いんしょうについて「今こんRWSを主戦しゅせん場じょうにしているんですけど、時ときにはボクシングの試合しあいをしながらムエタイの試合しあいをしています。ベテラン選手せんしゅで、60戦せんの僕ぼくよりも試合しあい数すうは5倍ばいくらいある歴戦れきせんの猛者もさだと思おもうので一切いっさい油断ゆだんはできません」と語かたる。

　今回こんかいのカード決定けってい発表はっぴょう後ご、ジョムホートは6月がつ1日にちにラジャダムナンスタジアムで開催かいさいされた『RWS』でイランのサウェーマディ・ヴェノムムエタイと対戦たいせんし、危あぶなげない試合しあい運はこびで判定はんてい勝がちしている。

　ジョムホートがタイトルマッチ前哨ぜんしょう戦せんをこなしたことに関かんして、名高なだかは「今回こんかいのタイトルマッチのような大事だいじな試合しあいが決きまっていようと、タイ人じんは1カ月かげつに1回かいの試合しあいは何なんとも思おもっていないと思おもうので、そこに関かんしては僕ぼくも全然ぜんぜん何なんとも思おもってないです。むしろ、そこで1カ月かげつ前まえにしっかり試合しあいをしてくるということは、タイトルマッチに照準しょうじゅんを合あわせているのかな、と思おもうので、結構けっこう気合きあいは入はいってるんじゃないかなと」とさらに警戒けいかいするコメント。

　警戒けいかいしている攻撃こうげきに関かんしては「結構けっこうKOも多おおい選手せんしゅで、過去かこにワンチャローン選手せんしゅをKOした左ひだりストレートやヒジ」、そして「ローキック、ハイキックと蹴けりも結構けっこう走はしります」といい、「僕ぼくは被弾ひだんしないようにやりつつ、スピードを活いかして今回こんかいも戦たたかっていこうかなという感かんじです。あと、サウスポーなので、僕ぼくとスタイルが似にているのですが、去年きょねん、僕ぼくはサウスポーとの連戦れんせんが続つづいたので、サウスポーだから当あてやすい攻撃こうげきが結構けっこうあり、その技わざが当あたるように動うごけば全然ぜんぜんやりづらさはなく戦たたかえるんじゃないかな」と対たいサウスポーに苦手にがて意識いしきはないようだ。

　今回こんかいタイトルマッチで5R制せいとなり、KO決着けっちゃくを狙ねらうかとの問といには「KOはものすごく狙ねらっています。5Rなので戦たたかう時間じかんが増ふえる分ぶん、KOするチャンスも増ふえると思おもいますし、相手あいてがどういうスタイルで来きてどう倒たおすかは自分じぶんの中なかで予想よそうを何なん通とおりか立たてていて、そこにはめていけばKOもできるんじゃないかなと」とKOも狙ねらうという。

　今こん大会たいかいのセミファイナルでは、名高なだかとの対戦たいせんが期待きたいされている41連勝れんしょうのクンスックレックが松田まつだ龍りゅう聖きよしを相手あいてに1階かい級きゅう上じょうのバンタム級きゅうの防衛ぼうえい戦せんを行おこなうことを受うけ、「パウンド・フォー・パウンドで1位いと言いわれているクンスックレック選手せんしゅと階級かいきゅうが近ちかいので、ぜひやりたい選手せんしゅの1人ひとりです。RWS的てきには同おなじ大会たいかいで2人ふたりが活躍かつやくして、これからこの2人ふたりが交まじわるのかというストーリーを作つくっていきたいと思おもうんですけど、本音ほんねで言いえばバンタム級きゅうではなくスーパーフライ級きゅうの間あいだで自分じぶんはやりたいと思おもっているので、そういったところも含ふくめてアピールしたい」とクンスックレックとの対戦たいせんにつながるような勝かち方かたをしたいと話はなす。

　最後さいごに名高なだかは「約やく半年はんとしぶりぐらいにタイトルが絡からむ試合しあいをやらせていただくので、気合きあいも入はいっていますし、ここ数すう戦せんはKOできなかったので、今回こんかいはパチっとKOを見みせて自分じぶんがスーパーフライ級きゅうは最強さいきょうというのを証明しょうめいしたいと思おもいます」とファンにメッセージを送おくった。

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