【RWS】元もとK-1王者おうじゃパヤーフォンと対戦たいせんする5戦せん無敗むはいのカナ「全力ぜんりょくで挑いどんで勝かちにいく」

2024/07/12（金かね）UP
（最終さいしゅう更新こうしん：2024/07/12 19:12）

　7月がつ14日にち（日ひ）千葉ちば・TIPSTAR DOME CHIBAにて開催かいさいされる、ラジャダムナンワールドシリーズ（RWS）の第だい3回かい日本にっぽん大会たいかい『RWS JAPAN』。
　第だい5試合しあい、［アトム級きゅう（46.26kg）2分ふん3R］で元もとK-1 WORLD GP女子じょしアトム級きゅう王者おうじゃパヤーフォン・バンチャメーク（タイ）と対戦たいせんするカナ・ウォーワンチャイ（＝押川おしかわ香菜かな/ウォーワンチャイプロモーション）の試合しあい前ぜんインタビューが主催しゅさい者しゃを通つうじて届とどいた。

　カナは石井いしい一成いっせい率ひきいるウォーワンチャイプロモーション唯一ゆいいつの女子じょし選手せんしゅで、現役げんえき女子高じょしこう生せいファイター。小学しょうがく1年生ねんせいから3年間ねんかん空手からてを経験けいけん、ムエタイ転向てんこう後ごはアマチュアで56戦せんし、大和やまと、KOSなど5つのタイトルを獲得かくとくしている。22年ねん12月にタイでプロデビュー戦せんとなるIMSAピン級きゅう王座おうざ決定けってい戦せんへ挑いどみ、2R KO勝利しょうりでタイトルを獲得かくとく。23年ねん5月がつにはプロ2戦せん目めで現げんミネルヴァピン級きゅう王者おうじゃ・撫子なでしこに勝利しょうりするアップセットを起おこした。4戦せん目めとなった昨年さくねん11月がつのBOMでは、2冠かん王おう・MIREYにも勝利しょうり。前まえ戦せんとなった今年ことし3月がつのRWSではタイのカオカノックに判定はんてい勝がちし、現在げんざい5戦せん無敗むはいを誇ほこる。

　6戦せん目めで過去かこ最強さいきょうの相手あいて、パヤーフォンとの対戦たいせんが決きまったカナは「自分じぶんは運うんがあるなと思おもいました。自分じぶんの調子ちょうしが凄すごくいい時ときにこういうカードを組くんでいただけたこともそうですし、最近さいきんではラジャダムナンスタジアムのランキングもできました。自分じぶんはまだミニマム級きゅうランキング7位いですが、3位いのパヤーフォン選手せんしゅと対戦たいせんできるのはなかなかないことじゃないですか」と興奮こうふん気味ぎみ。

「今年ことし4月がつぐらいに石井いしい要かなめ会長かいちょうから『パヤーフォンとの試合しあいが決きまるかも？』と言いわれていて、実際じっさいに決定けっていした時ときはビックリしました（笑）。パヤーフォン選手せんしゅの試合しあいはK-1の試合しあいをよく見みてましたし、K-1に出でる前まえに大分おおいたでWPMF世界せかいタイトルマッチで九州きゅうしゅうの選手せんしゅと戦たたかっていた試合しあいも見みていたので小学生しょうがくせいの頃ころからずっと見みていた選手せんしゅなんです。去年きょねんに、お母かあさんと『伊藤いとう紗しゃ弥わたる選手せんしゅとパヤーフォン選手せんしゅのムエタイでの試合しあいを見みたいよね』とも話はなしていて、まさか自分じぶんがそういう選手せんしゅと試合しあいをすることになるとは思おもってもいませんでした」

　パヤーフォンは20歳さいにして68勝しょう（11KO）17敗はい1分ぶんの戦績せんせきを持もち、K-1ルールでは菅原すがわら美優みゆ、MIOといった日本にっぽんのトップファイターに勝利しょうりしているが、カナは「周まわりから『勝かったら凄すごい』とよく言いわれるのですが、自分じぶんはそんなに気きにしていません。ジムでは（石井いしい）一成いっせい君くんやレンタ君くんといったジム仲間なかまたちと一緒いっしょに素晴すばらしい環境かんきょうで練習れんしゅうさせてもらっているので、パヤーフォン選手せんしゅだけでなく伊藤いとう紗しゃ弥わたる選手せんしゅにも負まける気きはありません。自分じぶんがすでに世界せかい最強さいきょうかと言いわれたら、……という感かんじなんですけど（苦笑くしょう）、対戦たいせん相手あいてが決きまったら勝かつための努力どりょくと練習れんしゅうをジムでこなしているので負まける自信じしんはありません」とパヤーフォン撃破げきはに自信じしんを見みせる。

　ジュニアの頃ころは勝かったり負まけたりしていたが、プロデビュー以来いらい2年ねん半はんは負まけていないと言いい「練習れんしゅう量りょうは他たのジムの選手せんしゅ以上いじょうにやっていると思おもいますし、勝かつのは無理むりじゃないかと言いわれている相手あいてに勝かち続つづけたことで自信じしんが付つき始はじめました。自分じぶんの中なかではいつも『自分じぶんが勝かつんじゃない？』と思おもっていて、負まける自分じぶんの姿すがたが全まったく想像そうぞうできません」という。

　4月がつのRWS JAPANでパヤーフォンに判定はんてい勝がちした伊藤いとう紗しゃ弥わたるとは、以前いぜんから対戦たいせんを熱望ねつぼうしており、「伊藤いとう選手せんしゅとは来年らいねんぐらいに対戦たいせんしたいと思おもっていて、伊藤いとう選手せんしゅが今いままでに対戦たいせんしてきた相手あいてと自分じぶんが今後こんごやっていき、伊藤いとう選手せんしゅが判定はんてい勝がちした相手あいてには自分じぶんがKO勝がちしたりと、自分じぶんが少すこしでもいい勝かち方かたをしてアピールできたら。今いまでも伊藤いとう選手せんしゅに勝かつ自信じしんもありますが、どうせやるなら、トーナメントの決勝けっしょう戦せんなどの最高さいこうのシチュエーションでやりたい」と最高さいこうのシチュエーションで日本人にっぽんじん対決たいけつをやりたいとした。

　最後さいごに「格かく上じょうのパヤーフォン選手せんしゅとの試合しあいになりますが、全力ぜんりょくで挑いどんで勝かちにいきます！　そして、その先さきには私わたしがラジャダムナンスタジアム女子じょし初はつのチャンピオンになります」と力強ちからづよく意気込いきごみを語かたった。

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