2024/10/29（火ひ）UP
（最終さいしゅう更新こうしん：2024/11/01 11:57）

芦澤あしざわ竜りゅう誠まことが公開こうかい練習れんしゅうを行おこなった(C)RIZIN FF

　11月17日にち（日ひ）ポートメッセなごやにて開催かいさいされる『RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA』の［RIZIN MMAルール：5分ふん 3R（61.0kg）］で昇のぼり侍さむらい（KIBAマーシャルアーツクラブ）と対戦たいせんする芦澤あしざわ竜りゅう誠まこと（フリー）が、29日にちに都内とないのジムで公開こうかい練習れんしゅうを行おこなった。
　芦澤あしざわは破壊はかい力りょくあるパンチをミットに叩たたき込こむと、「過去かこ一いち強つよい」と万全ばんぜんをアピール、さらに昇のぼり侍さむらいには「打うち合あいできんのか？」と挑発ちょうはつした。

【フォト】芦澤あしざわ、豪ごう腕うでパンチ炸裂さくれつ！背中せなか一いち面めんのタトゥーも公開こうかい

　芦澤あしざわは前まえ戦せんとなる今年ことし7月がつの『超ちょうRIZIN.3』で因縁いんねんの皇すめらぎ治ちとMMAルールで激突げきとつ。互たがいに一いち歩ほもひかない打撃だげき戦せんを演えんじ、的確てきかくに打撃だげきを当あて続つづけた芦澤あしざわが判定はんてい勝利しょうりした。昨年さくねん大晦日おおみそか『RIZIN.45』のMMAデビューから今回こんかいでMMA3戦せん目め。芦澤あしざわのMMAの成長せいちょうぶりが問とわれる一いち戦せんだ。

　対たいする昇のぼり侍さむらいは22年ねん7月がつ、負傷ふしょう欠場けつじょうの朝倉あさくら海かい代打だいだとして、ヤン・ジヨンと対戦たいせんするも一本いっぽん負まけ。さらに試合しあい中ちゅうに右みぎ前腕ぜんわん部ぶの尺しゃく骨こつを骨折こっせつ。プレートを入いれる手術しゅじゅつを行おこなうなど長期ちょうき欠場けつじょうを強しいられた。今回こんかいは2年ねん4ヶ月かげつぶりの復帰ふっき戦せんとなる。

重おもいパンチを叩たたき込こむ芦澤あしざわ

　公開こうかい練習れんしゅうで、芦澤あしざわは上半身じょうはんしん裸はだかでUFCのファイティングパンツを履はいた戦闘せんとうモード。破壊はかい力りょくある重おもたいパンチをミットに叩たたき込こみ、万全ばんぜんの調子ちょうしをアピールした。

　その後ごの囲かこみインタビューで、芦澤あしざわは「過去かこ一いち強つよい。ぶっちゃけ、相手あいての事ことはどうでも良よい。俺おれの戦たたかいをすれば、絶対ぜったいに勝かてる。余裕よゆうだ」と自信満々じしんまんまんの笑えみ。

　今回こんかいの対戦たいせんは「侍さむらい同士どうしの戦たたかい。斬ぎり合あいだ」と表現ひょうげんし、入場にゅうじょうの際さいにいつもサムライ姿すがたで登場とうじょうする昇のぼり侍さむらいにに対たいし「俺おれが本当ほんとうのサムライ」と気きを吐はいた。

　お互たがいストライカー同士どうしとあって、真まっ向こう勝負しょうぶの打うち合あいが期待きたいされているが、芦澤あしざわは、昇のぼり侍さむらいサイドの戦略せんりゃくとして、タックルを混まぜた打撃だげきで来くるのではと予想よそう。その上うえで「MMAなので当あたり前まえ。寧むしろタックルに来きてくれた方ほうが俺おれは勝かてる」と言いい、テイクダウンディフェンス能力のうりょくがさらに成長せいちょうしていると主張しゅちょう。さらに「スピードが違ちがうから、打うち合あいやるなら絶対ぜったい俺おれの勝かち。打うち合あいできんのか、お前まえは絶対ぜったい倒たおれるよ」と、昇のぼり侍さむらいを挑発ちょうはつした。

練習れんしゅうの後のちはインタビューに答こたえた芦澤あしざわ

　今回こんかいの試合しあい、打うち合あい勝負しょうぶからのKO決着けっちゃくになるのか、というのがファンの一番いちばん見みたいところだが、芦澤あしざわのMMA選手せんしゅとしての成長せいちょうも、もう一ひとつの注目ちゅうもくポイントだ。

　テイクダウンディフェンスへの自信じしんがあるようだが、もしテイクダウンされ、完全かんぜんにグランドに寝ねかされた場合ばあい、芦澤あしざわはどうするのか。

　この組くみ・グラウンド展開てんかいについての質問しつもんが飛とぶと、芦澤あしざわは「俺おれはナマズ拳法けんぽうを使つかうよ。例たとえ捕つかまれたとしても、ヌルヌルして逃にげれるよ。俺おれの肌はだはツルツルだろ、毛もうが一本いっぽんも生はえていない。相手あいてが腕うでを掴つかんでもすぐに抜ぬけて、あとは俺おれがバチーンだ」と記者きしゃ陣じんの笑わらいを誘さそった。