【ライズ】左右田そうだ泰やすし臣しんが王者おうじゃ対決たいけつに勝利しょうり、Dykiは豪州ごうしゅう王者おうじゃを撃破げきは、山本やまもとはリベンジ達成たっせい

2013/07/20（土ど）UP
（最終さいしゅう更新こうしん：2016/09/05 13:00）

RISEクリエーション
「RISE 94」
2013年ねん7月がつ20日はつか（土ど）東京とうきょう・後楽園こうらくえんホール

▼メインイベント（第だい11試合しあい）　SuperFight　-65kg契約けいやく　3分ふん3R延長えんちょう1R
○左右田そうだ泰やすし臣しん（シルバーウルフ/第だい2代だいスーパーライト級きゅう王者おうじゃ）
判定はんてい2－0　※29－29、30－29、30－28
●イ・ソンヒョン（韓国かんこく/仁川にがわムビジム/第だい2代だいライト級きゅう王者おうじゃ）

　3月に吉本よしもと光志みつしを下くだし、第だい2代だいスーパーライト級きゅう王者おうじゃとなった左右田そうだ。王者おうじゃとしての初戦しょせんはライト級きゅう王者おうじゃにして“コリアンモンスター”の異名いみょうを持もつソンヒョンとの一いち戦せんとなった。

　大だいのプロレスファンでもある左右田そうだは試合しあい前まえに、新しん日本にっぽんプロレスのIWGPヘビー級きゅう王者おうじゃオカダ・カズチカを表敬ひょうけい訪問ほうもん。オカダは“レインメーカー（金かねの雨あめを降ふらせる男おとこ）”の異名いみょうを持もつ、プロレス界かいきっての人気にんき選手せんしゅ。「RISEのレインメーカーになる」と宣言せんげんする左右田そうだはソンヒョン撃破げきはで、その決意けついを体現たいげんできるか？

　1R、ジャブを突ついて前まえに出でていく左右田そうだ。ソンヒョンも右みぎのパンチをかぶせてインローを蹴ける。これがローブローとなり、一時いちじ中断ちゅうだん。再開さいかい後ご、ジャブを突ついて近距離きんきょりで打うち合あう両者りょうしゃ。ソンヒョンが左ひだりボディを打うつと、左右田そうだはジャブを突つき刺さして右みぎフックを返かえす。ここでソンヒョンの左ひだりローが再ふたたびローブローとなり、レフェリーはイエローカードを提示ていじする。再開さいかい後ご、ソンヒョンがジャブから奥おく足あしロー。

　左右田そうだは右みぎストレートを伸のばして左ひだりボディ、右みぎアッパー、右みぎボディ、右みぎフックを打うつ。ジャブとローで前まえに出でるソンヒョン。左右田そうだは右みぎフックとヒザ蹴けりでボディを狙ねらう。

　2R、左右田そうだはソンヒョンの攻撃こうげきをブロックして左右さゆうのボディとヒザ蹴けり。ソンヒョンはローを蹴けって左ひだりボディ。お互たがいにボディ、ロー、ヒザ蹴けりを打うち合あうタフな展開てんかいが続つづく。左右田そうだが右みぎフックから左ひだりのヒザ蹴けり、ソンヒョンもヒザ蹴けりからロー。お互たがいに一いち歩ほも引ひかない打うち合あいが続つづいた。

　3R、一気いっきに距離きょりを潰つぶす左右田そうだ。右みぎストレートとヒザ蹴けりでソンヒョンを下さがらせる。しかしソンヒョンもすぐさまヒザ蹴けりを返かえす。左右田そうだが左ひだりフックから右みぎストレート、ソンヒョンも右みぎフックからヒザ蹴けりを返かえす。額がくをつけて打うち合あう両者りょうしゃ、ソンヒョンが左右さゆうのボディからアッパー。左右田そうだも左ひだりフックとヒザ蹴けりで譲ゆずらない。残のこり30秒びょう、ソンヒョンのパンチと左右田そうだのヒザ蹴けりが激はげしく交錯こうさくする。

　判定はんていはジャッジ1名めいが29－29のドローとしたものの、残のこり2名めいは30－29、30－28で左右田そうだを支持しじ。左右田そうだがソンヒョンとのタフファイトを制せいした。

　試合しあい後ご、左右田そうだは「これでソンヒョンを止とめることが出来できました。入場にゅうじょうの時とき、プレッシャーが半端はんぱじゃなかったけど、応援おうえんしてくれてありがとうございます。前回ぜんかいのタイトルマッチでも言いいましたが、これからRISEは僕ぼくら若わかい選手せんしゅが盛もり上あげていきますので、一人ひとりでも多おおくの友達ともだちを連つれてきてください」と語かたった。

　バックステージでは「（勝かてて）ホッとしています。正直しょうじき、ソンヒョンの攻撃こうげき力りょくとか圧力あつりょくが相当そうとう強つよいと思おもったんですけど、そんなに感かんじませんでした。やっぱりソンヒョンは63kgの選手せんしゅだと思おもいます。1Rに攻撃こうげきをもらって、これなら大丈夫だいじょうぶだと思おもいました」と語かたった左右田そうだ。「近ちかい距離きょりで打うち合あったのは作戦さくせんでもあり、ソンヒョンの土俵どひょうで勝負しょうぶして勝かてば自信じしんがつくと思おもったから」と試合しあいを振ふり返かえり「僕ぼくの目標もくひょうは常つねにRISEに金かねの雨あめを降ふらせることです」と“レインメーカー”マイクで締しめくくった。

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▼セミファイナル（第だい10試合しあい）　SuperFight　-56kg契約けいやく　3分ふん3R延長えんちょう1R
○Dyki（TARGET/第だい4代だいRISEバンタム級きゅう王者おうじゃ）
判定はんてい3－0　※30－29、30－29、30－28
●ダニエル・ウィリアムス（オーストラリア/Kao Sok Muay Thai/WKN豪州ごうしゅうスーパーバンタム級きゅう王者おうじゃ）

　Dykiは3月がつに第だい4代だいバンタム級きゅう王者おうじゃとなり、現在げんざい6連勝れんしょう中ちゅう。フジテレビ「テラスハウス」にも出演しゅつえんするなど注目ちゅうもくを集あつめている。そのDykiに用意よういされた相手あいてはWKN豪州ごうしゅうスーパーバンタム級きゅう王者おうじゃの肩書かたがきを持もつウィリアムスだ。

　1R、右みぎローを蹴けるウィリアムス。Dykiはそこに右みぎのパンチで飛とび込こんでいく。左ひだりのヒザ蹴けり、右みぎストレート、左ひだりミドルで前まえに出でるウィリアムス。

　Dykiも左ひだりフックを狙ねらい、ロープを背負せおったウィリアムスに左ひだりボディを打うち込こむ。距離きょりが離はなれるとウィリアムスが左ひだりミドルと右みぎロー、Dykiも右みぎローを返かえす。

　2R、ここも左ひだりミドルから攻撃こうげきを組くみ立たてるウィリアムス。Dykiは左ひだりフックを狙ねらいつつ、右みぎローを蹴ける。ウィリアムスは距離きょりが詰つまると首くび相撲すもうからヒザ蹴けり。Dykiはプレッシャーをかけて左ひだりボディと右みぎフック。

　ウィリアムスは首くび相撲すもうからヒザ蹴けり、Dykiも離はなれ際さいにパンチを狙ねらう。

　3R、ウィリアムスの左ひだりミドルに対たいしてDykiも右みぎミドル。お互たがいにジャンプキックを出だして会場かいじょうを盛もり上あげる。パンチとローで前まえに出でるDyki。ウィリアムスは徹底てっていして左ひだりミドルとヒザ蹴けりで攻せめる。Dykiはウィリアムスのジャブに右みぎをかぶせ、左ひだりフックを強振きょうしん。残のこり30秒びょう、Dykiはウィリアムスをロープに詰つめて連打れんだを打うち込こむ。

　最後さいごまでアグレッシブに攻せめ続つづけたDykiが判定はんてい勝利しょうりを収おさめた。

　試合しあい後ご、Dykiは「今日きょうはいっぱいの人ひとが来きてくれたんですけど、超ちょうダメダメな試合しあいをしてすいません。RISEの王者おうじゃはこんなもんじゃないと証明しょうめいしたかったけど出来できなくて。もっと進化しんかして応援おうえんしてもらえるような選手せんしゅになります」と更さらなる進化しんかと飛躍ひやくを誓ちかった。

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