【Krush】王者おうじゃ・山崎やまざき、木村きむらを秒びょう殺ころせKOで初はつ防衛ぼうえい戦せんに成功せいこう

2013/12/14（土ど）UP
（最終さいしゅう更新こうしん：2016/03/16 05:19）

グッドルーザー
「Krush.35」
2013年ねん12月14日にち（土ど）東京とうきょう・後楽園こうらくえんホール 

▼メインイベント（第だい10試合しあい）　Krush－63kg級きゅうタイトルマッチ　3分ふん3R延長えんちょう1R
○山崎やまざき秀晃ひであき（チームドラゴン/王者おうじゃ）
KO　1R47秒びょう
●木村きむらミノル（Fighting Kairos/マイウェイジム/挑戦ちょうせん者しゃ）
※山崎やまざきが初はつ防衛ぼうえいに成功せいこう 

　今年ことし3月がつにKrush－63kg級きゅうタイトルを獲得かくとくし、現在げんざい2連勝れんしょう中ちゅうの山崎やまざきが初はつ防衛ぼうえい戦せん。一方いっぽう、木村きむらは3月がつに“狂きょう拳けん”竹内たけうち裕二ゆうじを1RKOで倒たおし念願ねんがんのタイトル挑戦ちょうせん権けんを獲得かくとくした。試合しあい前まえから両者りょうしゃは舌戦ぜっせんを繰くり広ひろげており、この日ひ後ごから入場にゅうじょうの山崎やまざきは先さきにリング上じょうで待まつ木村きむらを睨にらみつける。

　1Rのゴングが鳴なると、山崎やまざきは力強ちからづよい右みぎローを連発れんぱつ。そして右みぎハイをヒットさせると、そのまま山崎やまざきはパンチの連打れんだで木村きむらをコーナーに追おい込こむ。

　木村きむらもパンチで応戦おうせんしたが、山崎やまざきの右みぎストレートがクリーンヒットし木村きむらが後方こうほうにぶっ飛とぶ。

　ダウンカウントが数かぞえられる中なか、立たとうとした木村きむらだが足元あしもとがふらついており、山崎やまざきが見事みごとな秒びょう殺ころせKO勝利しょうりで初はつ防衛ぼうえいに成功せいこうした。

　大だい喜よろこびの山崎やまざきは師匠ししょうの前田まえだ憲作けんさく氏しを肩車かたぐるまし、リングを旋回せんかい。マイクを握にぎると、「来年らいねんの63kgは俺おれが絶対ぜったい王者おうじゃとして引ひっ張ぱっていくのでよろしくお願ねがいします」とアピール。

　そして「3年ねん間あいだお付つき合あいしている彼女かのじょのサポートなしではこの勝利しょうりはありませんでした」と観戦かんせんに来きていた彼女かのじょにあいさつ。彼女かのじょのお父とうさんと一緒いっしょにリングインしてもらうと、彼女かのじょに「結婚けっこんして下ください」といきなりの求婚きゅうこん。彼女かのじょも嬉うれし泣なきでこれに応こたえ、超ちょう満員まんいんの観客かんきゃくから拍手はくしゅが送おくられた。

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▼セミファイナル（第だい9試合しあい）　歌舞伎かぶき龍りゅうファイナルマッチ　－64kg契約けいやく　3分ふん3R延長えんちょう1R
○梶原かじはら龍りゅう児じ（チームドラゴン）
判定はんてい3－0　※29－28、30－28、29－28
●卜部うらべ弘ひろし嵩かさ（チームドラゴン）

　Krushを創世そうせい記きから支ささえてきた初代しょだいKrush -63kg級きゅう王者おうじゃ・梶原かじはら龍りゅう児じが遂ついに引退いんたい。対戦たいせん相手あいてに名乗なのりを上あげた同門どうもんの後輩こうはいである初代しょだいKrush -60kg級きゅう王者おうじゃ・卜部うらべ弘ひろし嵩かさとラストマッチを行おこなう。

　1R、こつこつと右みぎローを当あてる卜部うらべは右みぎハイも交まぜてKO狙ねらい。梶原かじはらは様子見ようすみか、ローを返かえすのみで後手ごてに回まわる印象いんしょうが強つよい。

　2Rになると、徐々じょじょにテンポを上あげて手数てかずを増ふやす両者りょうしゃ。卜部うらべが左ひだりミドルからパンチにつなげると、打うち合あいに応おうじた梶原かじはらがカウンターの右みぎストレートでダウンを奪うばう。場内じょうないは梶原かじはらコールに。

　3R、梶原かじはらは左ひだりジャブから力ちからのこもった右みぎストレート。卜部うらべは飛とびヒザで巻まき返かえしを狙ねらう。残のこり30秒びょうのところで、両者りょうしゃはバチバチのノーガードの打うち合あいを展開てんかいし終了しゅうりょう。力ちからを使つかい果はたした梶原かじはらは試合しあい終了しゅうりょう後ご崩くずれ落おち、しばらく立たち上あがることができない。2Rのダウンが決きめ手てとなり、梶原かじはらが判定はんてい勝利しょうりし有終ゆうしゅうの美びを飾かざった。

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▼第だい8試合しあい　スーパーファイト　57.5kg契約けいやく　3分ふん3R延長えんちょう1R
○武たけ尊たかし（チームドラゴン/Krush -58kg級きゅう王者おうじゃ）
KO　1R2分ふん33秒びょう
●後藤ごとう勝也かつや（池袋いけぶくろBLUE DOG GYM）

　 来年らいねんにタイトル初はつ防衛ぼうえい戦せんを控ひかえている武たけ尊たかしは現在げんざい7連勝れんしょう中ちゅう。一方いっぽう、後藤ごとうはこれまで60kg戦線せんせんで活躍かつやくしていたが、9月大会たいかいから58kgに転向てんこうしタイトルを狙ねらう。

　1R、左ひだりミドルを飛とばしながら前まえに出でる武たけ尊たかしに対たいし、後藤ごとうは左右さゆうフックで応戦おうせんする。

　軽量けいりょう級きゅうらしいスピードある展開てんかいを見みせる中なか、武たけ尊たかしが左ひだりハイをクリーンヒット。そしてラッシュを仕掛しかけ右みぎストレート！　後藤ごとうは立たち上あがるも、レフェリーが即座そくざにストップし武たけ尊たかしのKO勝がちとなった。

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