KOされた男おとこが意識いしき朦朧もうろうでレフリーと戦闘せんとう続行ぞっこう！殴なぐりまくる衝撃しょうげき＝素手すでボクシング

2024/06/22（土ど）UP
（最終さいしゅう更新こうしん：2024/06/22 21:28）

　6月21日にち（金きむ・現地げんち時間じかん）米国べいこくフロリダ州しゅうで行おこなわれた素手すでボクシング大会たいかい『BKFC 62』の［バンタム級きゅうタイトルマッチ］では、同級どうきゅう王者おうじゃキース・リチャードソン（40=米国べいこく）が1R TKO負まけ。チャードソンは防戦ぼうせん一方いっぽうとなりレフリーが試合しあいをストップ。しかしダメージのせいか、試合しあいが終おわったことも、相手あいてが誰だれかも気きづかず、レフリーに殴なぐりかかる！
　5秒びょう以上いじょうもフック連打れんだでレフリーに殴なぐりかかり、スタッフに止とめられるもまだ戦闘せんとう態勢たいせいだった。

【フォト・動画どうが】KOされるも、レフリーに殴なぐりかかり戦闘せんとう続行ぞっこう！

　リチャードソンは、アメリカのローカルMMAで活躍かつやくした後のち、昨年さくねん1月がつにベアナックルボクシングに参戦さんせん。1年間ねんかんで4戦せん無敗むはい（3KO）とバンタム級きゅうチャンピオンに駆かけ上あがった。

　今回こんかいの相手あいてはアルベルト・ブラス（29=キューバ）で、こちらもベアナックル4戦せん無敗むはい（4KO）だ。

　試合しあいは第だい1Rの中盤ちゅうばん、若わかいブラスがフックを次々つぎつぎとヒットさせ、王者おうじゃリチャードソンはぐらつき防御ぼうぎょもままならない。
　その様子ようすを見みて、レフリーが割わって入はいり試合しあいをストップさせた。離はなれると、喜よろこびでバク転てんする相手あいて。

　しかしリチャードソンは、目めの前まえに立たったレフリーに向むかい、大振おおぶりフックを次々つぎつぎと繰くり出だし前進ぜんしん！そしてレフリーもバックし距離きょりを取とり、前ぜん手てでフックの嵐あらしを防ふせぎ続つづける！
　他たのスタッフが止とめに入はいっても、リチャードソンのパンチは止やまず、最後さいごは抱いだきかかえられた。

　この動画どうががSNSで拡散かくさんされると「戦士せんしの本能ほんのうだ」「彼かれは平行へいこう世界せかいにいたんだ」「なんだか泣ないちゃったよ」「審判しんぱんに敬意けいいを表ひょうする」と多様たようなコメントが並ならんだ。

　リチャードソンは試合しあい後ご会見かいけんで「本能ほんのう的てきに戦たたかってしまった」と意識いしきがなかったことを告白こくはくし「負まけたのは久ひさしぶりだけど、またあのレフリーに挑戦ちょうせんしようかな」と冗談じょうだんめかしてコメントした。

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