リメンバー・ミー
劇場公開日:2018年3月16日
解説
「トイ・ストーリー3」でアカデミー賞を受賞したリー・アンクリッチ監督が、陽気でカラフルな「死者たちの世界」を舞台に描いたピクサー・アニメーションの長編作品。日本におけるお盆の風習にあたるメキシコの祝日「死者の日」を題材に、音楽を禁じられたギター少年ミゲルの冒険や家族との強い絆を、数々の謎と音楽を散りばめながら描いた。物語の鍵を握る劇中歌「リメンバー・ミー」の作詞・作曲を、「アナと雪の女王」の「レット・イット・ゴー ありのままで」を手がけたクリステン・アンダーソン=ロペス&ロバート・ロペスが担当。第90回アカデミー賞では長編アニメーション賞および主題歌賞を受賞した。天才的なギターの才能を持つ少年ミゲルはミュージシャンを夢見ているが、過去の悲しい出来事が原因で、彼の一族には音楽禁止の掟が定められていた。ある日ミゲルは、憧れの伝説的ミュージシャン、デラクルスの霊廟に飾られていたギターを手にしたことをきっかけに、まるでテーマパークのように楽しく美しい「死者の国」へと迷いこんでしまう。ミゲルはそこで出会った陽気で孤独なガイコツのヘクターに協力してもらい、元の世界へ戻る方法を探るが……。
2017年製作/105分/G/アメリカ
原題:Coco
配給:ディズニー
劇場公開日:2018年3月16日
スタッフ・キャスト
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受賞歴
受賞
長編アニメーション賞 | |
主題歌賞 | |
受賞
最優秀長編アニメーション映画賞 | |
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2018年4月30日
Androidアプリから投稿
メキシコの音楽と文化をベースにしたアニメ表現はとても楽しい。家族万歳!というテーマ性もメキシコの風土と結び付いたものだ。ただ、家族っていいねというために悪のための悪を設定し、血縁者はみんな優しくて才能豊か、という図式は短絡的すぎるように感じる。あの悪役だって子孫がいたことにあれだけ喜んだのだ。彼にも家族がいた、ということだし、これでは家族万歳というより「出来のいい家族限定」での家族万歳ではなかろうか。『ズートピア』のようなグレーゾーンに踏み込んだ傑作を観て間もないだけに、前時代的な美談に見えてしまったことが残念。
2024年6月6日
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鑑賞方法:VOD
なんで見ていなかったんだ、と鑑賞しながらずっと後悔していた、それほどの名作だった。
ディズニー映画は子どもの頃はよく観ていたけど中学くらいで卒業し、どれだけ流行っても観ていなかった。でも、あれだけ流行ったアナ雪ってどういう作品なんだろうとふと興味が湧きアナ雪を観てみて、けっこう楽しく観れたので、大人でもディズニー悪くないなと思い、ときどき噂を聞いていたリメンバー・ミーも観てみようかなと。
正直、劇場公開時は、テレビで番宣とか見てたけど全く食指を動かされなかった。なんか全然面白そうじゃなくて…
いや、これは逆予告詐欺だ。こんな泣ける話だったとは。いや、泣ける話と思ってなかったからこれだけ感動したのかもしれない。それなら詐欺でもないか…
とにかく、冒頭の音楽と色彩に溢れた街のシーンで一気に引き込まれた。なんとなく村上龍のKYOKOを思い出した。呼吸と同じようにあまりに自然に音楽を奏で、音楽を楽しむ国民性。とてもいい。
ストーリーも安定感があり、最後まで飽きることなく楽しめる。
そして、なにより、主演の男の子役の声優さん?の歌。これは奇跡の歌声だ…すごすぎる。初めてサントラを買い、ヘビロテした。聴くたびに涙腺が緩む。
正直セリフはまだ青い感じもするが、とにかく歌がすごい。感情の込め方も、抑揚のつけ方も、まっすぐな声の美しさも、すごい。この歌声を形として残せたことが最大の偉業かもしれない。
亡くなった家族親族を思い、ずっと涙が止まらない鑑賞体験だった。忘れずにいなければ。
2024年5月23日
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号泣でした
ココと一緒に歌うシーンが最高
メキシコの死者の日、文化が伝わってきて良い
デラクルスがヘクターに毒を盛ったと分かった時は、祖先が人殺しだと言う罪の意識を抱えて生きていかなければならないのかと焦った、まあヘクターが祖先だというのも都合良すぎるので、そういう展開でも良かったかも
勧善懲悪過ぎてデラクルスが可哀想になってくる、死者の国で批判されるだけかと思ったら現世での栄光も無くなってしまいそうで、音楽か家族か、その選択が違っただけなのになぁ
子孫がいたことをすごく嬉しがっていたのがまた可哀想
途中の人々から忘れ去られたおじいちゃんガイコツの描写が悲しすぎる
家族は大切にしようと思った、家族がどうしようもない人はこの映画見てどう感じるんだろうか
2024年3月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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段々と伏線の、があったので
曇天返しが
とても面白かったです。