「アシスタント」のキティ・グリーン監督と主演のジュリア・ガーナーが再タッグを組み、女性にとっての恐怖を描く“新感覚フェミニストスリラー”「The Royal Hotel(原題)」が、「ロイヤルホテル」の邦題で、7月26日に公開されることがわかった。あわせて、日本版ティザーポスターと場面写真もお披露目された。
グリーン監督は、本作の舞台であるオーストラリア・メルボルン出身。「Ukraine Is Not a Ukraine Is Not a Brothel(原題)」(2013)でドキュメンタリー監督としてデビューし、Netflixオリジナル映画「ジョンベネ殺害事件の謎」(17)を手がけた。17年に巻き起こった#Me Too運動に、自身初の劇映画の題材を見出し、職場におけるハラスメント問題を描いた「アシスタント」(19)で注目を集めた。そして再び「ロイヤルホテル」で、職場でのパワハラ、性的虐待を題材にした作品を撮り上げた。
人気作家・東野圭吾が1992年に発表した同名ベストセラー小説を、「禁じられた遊び」の重岡大毅主演で映画化したサスペンスミステリー。 劇団に所属する7人の役者のもとに、新作舞台の主演の座を争う最終オーディションへの招待状が届く。オーディションは4日間の合宿で行われ、参加者たちは「大雪で閉ざされた山荘」という架空のシチュエーションで起こる連続殺人事件のシナリオを演じることに。しかし出口のない密室で1人また1人と参加者が消えていき、彼らは互いに疑心暗鬼に陥っていく。 オーディション参加者の中で1人だけ別の劇団に所属する久我和幸を重岡が熱演し、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗が同じ劇団に所属する個性豊かな役者たちを演じる。監督は「荒川アンダーザブリッジ THE MOVIE」の飯塚健。