テイクオフ：人生じんせいで初はじめてデング熱でんぐねつに…

人生じんせいで初はじめてデング熱でんぐねつに感染かんせんした。本当ほんとうにひどい経験けいけんだった。回復かいふくした今いまも体からだの衰弱すいじゃくが続つづいている。

デング熱でんぐねつはウイルスを持もった蚊かに刺さされることで感染かんせんする。ここ数日すうじつは蚊かを恐おそれる余あまり、夕方ゆうがたの散歩さんぽを控ひかえ、新あたらしい蚊帳かやを調達ちょうたつし、さまざまな種類しゅるいの蚊かよけ製品せいひんを使つかっている。

政府せいふによればインドの今年ことし１～６月がつのデング熱でんぐねつ感染かんせん者しゃは３万まん2,091人にんと、前年ぜんねん同期どうきから約やく75％も増加ぞうかした。南部なんぶのテランガナ州しゅうは健康けんこう上じょうの非常ひじょう事態じたいを宣言せんげんした。北部ほくぶハリヤナ州しゅうグルガオンの多おおくの病院びょういんは今いま、デング熱でんぐねつの患者かんじゃで満杯まんぱいの状態じょうたいだ。

蚊かよけ製品せいひんのメーカーは間違まちがいなく大忙おおいそがしだろう。スプレー、クリーム、ローションと多彩たさいなタイプが売うられている。報告ほうこく書しょによると、インドの蚊かよけ製品せいひん市場いちばは2023年ねんに４億おく9,600万まん米あめりかドル（約やく725億おく円えん）規模きぼだった。30年ねんには７億おく8,900万まん米あめりかドル規模きぼに拡大かくだいする見通みとおしだ。（虎とら）