指原さすはら莉乃が『卵子らんし凍結とうけつ済ずみ』を告白こくはくし反響はんきょう　「けっこう衝撃しょうげき」「賢かしこい選択せんたくだと思おもう」

２０２３年ねん１１月がつ２１日にち、タレントの指原さすはら莉乃さんがX（Twitter）を更新こうしん。３１歳さいの誕生たんじょう日びを迎むかえたことを報告ほうこくしました。

指原さすはらさんは投稿とうこうの中なかで、「今年ことしも今いまのところ結婚けっこん願望がんぼうなし、卵子らんし凍結とうけつ済ずみで生活せいかつしてます」と、自身じしんの現状げんじょうについてさらりと明あかし、心境しんきょうをつづっています。

卵子らんし凍結とうけつとは、将来しょうらい的てきな妊娠にんしんに備そなえて、年齢ねんれいが若わかいうちに、卵巣らんそうから採取さいしゅした卵子らんしを凍結とうけつ保存ほぞんすることです。

自身じしんが出産しゅっさんを望のぞむタイミングまで、質しつのいい卵子らんしを保存ほぞんすることができ、妊娠にんしんの確かく率りつを高たかめる手段しゅだんとして有効ゆうこうとされています。

年齢ねんれいを重かさねるにつれて、卵子らんしの質しちや量りょうが低下ていかするだけでなく、子宮しきゅうや卵巣らんそうの病気びょうきのリスクも上あがるため、卵子らんし凍結とうけつにより、そういった年齢ねんれいによる変化へんかに備そなえることができるのです。

２０～３０代だいの女性じょせいは、妊娠にんしん・出産しゅっさんの生殖せいしょく適齢てきれい期きですが、同時どうじに男性だんせいと同おなじく働はたらき盛ざかりの時期じきでもあります。

卵子らんし凍結とうけつという選択肢せんたくしが増ふえることにより、将来しょうらい的てきに子供こどもを持もちたい女性じょせいが「この年齢ねんれいまでに結婚けっこんや妊娠にんしんをしなければならない」という精神せいしん的てきな負担ふたんが緩和かんわされ、仕事しごとにおけるキャリアやプライベートを充実じゅうじつさせることにもつながるでしょう。

指原さすはらさんの投稿とうこうは反響はんきょうを呼よび、多おおくのコメントが寄よせられていました。

ただし、卵子らんし凍結とうけつは、将来しょうらい的てきな妊娠にんしんの確かく率りつを高たかめるものではありますが、妊娠にんしんを保障ほしょうするものではありません。

また、現状げんじょうは保険ほけんが効きかない自由じゆう診療しんりょうであり、公的こうてきな支援しえんや助成じょせいは多おおくないため費用ひようがかかります。

卵子らんし凍結とうけつのメリットとデメリットをしっかりと調しらべた上うえで、自分じぶんにとってよりよい選択せんたくは何なにかを熟慮じゅくりょすることが大切たいせつですね。

指原さすはらさんの告白こくはくに、多おおくの女性じょせいが勇気付ゆうきづけられると同時どうじに、ライフプランについて考かんがえるきっかけとなったのではないでしょうか。

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[文ぶん・構成こうせい／grape編集へんしゅう部ぶ]