「人生じんせいがなんだかうまくいかない」「運うんが下さがっている」そんなときの処方箋しょほうせん By - 吉元よしもと 由美ゆみ 公開こうかい:2024-02-18 更新こうしん:2024-02-18 エッセイ吉元よしもと由美ゆみ連載れんさい Share Post LINE はてな コメント 吉元よしもと由美ゆみの『ひと・もの・こと』 作詞さくし家かでもあり、エッセイストでもある吉元よしもと由美ゆみさんが、日常にちじょうに関かかわる『ひと・もの・こと』を徒然つれづれなるままに連載れんさい。 たまたま出会であった人ひとのちょっとした言動げんどうから親友しんゆうのエピソード、取材しゅざいなどの途中とちゅうで出会であった気きになる物ものから愛用あいよう品ひん、そして日常にちじょう話ばなしから気きになる時事じじニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関かんするトピックを吉元よしもと流りゅうでお届とどけします。 自分じぶんとよりよくつきあう処方箋しょほうせん 人生じんせいがなんだかうまくいかない、仕事しごとも人間にんげん関係かんけいも空回からまわりして、やることが裏目うらめに出でてしまう。そんなとき、どう処しょしたらいいのか。 運うんが下さがっている、ツキがない時期じき、何なにとか解決かいけつしようとがむしゃらに頑張がんばってしまいますが、それでは解決かいけつにならないことが多おおいのではないかと思おもいます。 そんなときは、頑張がんばることをお休やすみする。手放てばなしてしまう。頑張がんばらないことを自分じぶんに許ゆるす。そして、目めの前まえにある日常にちじょうの生活せいかつを淡々たんたんと丁寧ていねいにする。心地ここちのいい習慣しゅうかんを積つみ重かさねる。 たとえば、生活せいかつのリズムを整ととのえる。掃除そうじをする。できるだけ自分じぶんで食事しょくじを作つくる。日記にっきを書かく。お風呂ふろにゆったり入はいる。寝ねる前まえに本ほんを読よむ。 そんなあたりまえのような日常にちじょうの生活せいかつを意識いしきして丁寧ていねいにしてみる。自分じぶんが芯しんから心地ここちいいと思おもうことは何なになのか、改あらためて考かんがえてみるのです。 そして日常にちじょうの生活せいかつを整ととのえていくと、きっとその先さきに光ひかりが見みえてきます。運うんがダウンしているときにジタバタしない。これは、人生じんせいの波なみを上手うまく乗のりこなす『コツ』なのです。 コロナ禍かが始はじまった頃ころ、買かい物ものに出でることさえ憚はばかられるような日々ひびがありました。息いきが詰つまるような時期じき、私わたしは日々ひびの食事しょくじを丁寧ていねいに作つくることに力ちからを入いれました。 まず食たべ物もので免疫めんえき力りょくを上あげる。毎日まいにち、無心むしんで野菜やさいを刻きざみました。時間じかんがありますから、普段ふだん作つくっていなかったような手間てまのかかる料理りょうりも作つくりました。 その先せんどうなるかわからない混沌こんとんとした時期じきに、毎日まいにち丁寧ていねいに食事しょくじを作つくることは心しんを整ととのえる時間じかんになりました。 あるとき、ものすごく落おち込こんだことがありました。誰だれにも会あいたくない、何なにもしたくない。それでも仕事しごとの打うち合あわせに行いかなければならない。 気持きもちを上あげるために、私わたしは道みちですれ違ちがう人ひとたちの幸しあわせを祈いのることを思おもいついたのです。(あのおじさん、今日きょう美味おいしいご飯はんを食たべられますように)(あのお姉ねえさん、デートがうまくいきますように)と一人ひとりひとりの幸しあわせを心しんの中なかで祈いのり続つづけました。 すると打うち合あわせ場所ばしょに着ついたときには、歓喜かんきにも似にた思おもいが胸むねいっぱいに溢あふれていました。 調しらべてみると、これは人ひとの幸しあわせを祈いのる『慈悲じひの瞑想めいそう』『慈愛じあいの瞑想めいそう』と呼よばれるもので、そのイメージが脳のうに作用さようし、自尊心じそんしんや自己じこ肯定こうてい感かんを高たかめることにつながるそうです。 自分じぶんの気持きもちが上手うまく回まわらなくなったとき、落おち込こんだとき、自分じぶんなりの処方箋しょほうせんがあるといいです。カラオケで歌うたいまくる。走はしる。スパに行いく。何なにでもいいのです。 処方箋しょほうせんを持もっているというのは、自分じぶんとのつきあい方かたを知しっているということなのです。 いのちを紡つむぐ言葉ことばたち かけがえのないこの世界せかいで吉元よしもと 由美ゆみ1,584円えん(08/19 15:00時点じてん)Amazon楽天らくてん市場いちばYahooAmazonの情報じょうほうを掲載けいさいしています ※記事きじ中ちゅうの写真しゃしんはすべてイメージ 作詞さくし家か・吉元よしもと由美ゆみの連載れんさい『ひと・もの・こと』バックナンバー [文ぶん・構成こうせい/吉元よしもと由美ゆみ] 吉元よしもと由美ゆみ 作詞さくし家か、作家さっか。作詞さくし家か生活せいかつ30年ねんで1000曲きょくの詞しを書かく。これまでに杏里あんり、田原たはら俊彦としひこ、松田まつだ聖子せいこ、中山なかやま美穂みほ、山本やまもと達彦たつひこ、石丸いしまる幹みき二に、加山かやま雄三ゆうぞうなど多おおくのアーティストの作品さくひんを手掛てがける。平原ひらはら綾香あやかの『Jupiter』はミリオンヒットとなる。現在げんざいは「魂たましいが喜よろこぶように生いきよう」をテーマに、「吉元よしもと由美ゆみのLIFE ARTIST ACADEMY」プロジェクトを発信はっしん。 ⇒ 吉元よしもと由美ゆみオフィシャルサイト ⇒ 吉元よしもと由美ゆみFacebookページ ⇒ 単行本たんこうぼん「大人おとなの結婚けっこん」 やす子こ、9月くがつから『家族かぞく』が増ふえることを報告ほうこく 「ますます好すきになった」「楽たのしみすぎ」2024年ねん8月がつ14日にち、お笑わらいタレントの、やす子こさんがXを更新こうしん。保護ほご猫ねこを2匹ひき迎むかえることを報告ほうこくしました。 出産しゅっさんを報告ほうこくしたバービー 公開こうかいされた写真しゃしんに「表情ひょうじょうに泣ないた」「本当ほんとうにお疲つかれ様さま」バービーさんが第だい1子し出産しゅっさんを報告ほうこく!母子ぼしのツーショットに心しん打うたれます。 Share Post LINE はてな コメント
たまたま出会 った人 のちょっとした言動 から親友 のエピソード、取材 などの途中 で出会 った気 になる物 から愛用 品 、そして日常 話 から気 になる時事 ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関 するトピックを吉元 流 でお届 けします。
そんなときは、頑張 ることをお休 みする。手放 してしまう。頑張 らないことを自分 に許 す。そして、目 の前 にある日常 の生活 を淡々 と丁寧 にする。心地 のいい習慣 を積 み重 ねる。
たとえば、生活 のリズムを整 える。掃除 をする。できるだけ自分 で食事 を作 る。日記 を書 く。お風呂 にゆったり入 る。寝 る前 に本 を読 む。
そんなあたりまえのような日常 の生活 を意識 して丁寧 にしてみる。自分 が芯 から心地 いいと思 うことは何 なのか、改 めて考 えてみるのです。
そして日常 の生活 を整 えていくと、きっとその先 に光 が見 えてきます。運 がダウンしているときにジタバタしない。これは、人生 の波 を上手 く乗 りこなす『コツ』なのです。
コロナ禍 が始 まった頃 、買 い物 に出 ることさえ憚 られるような日々 がありました。息 が詰 まるような時期 、私 は日々 の食事 を丁寧 に作 ることに力 を入 れました。
まず食 べ物 で免疫 力 を上 げる。毎日 、無心 で野菜 を刻 みました。時間 がありますから、普段 作 っていなかったような手間 のかかる料理 も作 りました。
その先 どうなるかわからない混沌 とした時期 に、毎日 丁寧 に食事 を作 ることは心 を整 える時間 になりました。
あるとき、ものすごく落 ち込 んだことがありました。誰 にも会 いたくない、何 もしたくない。それでも仕事 の打 ち合 わせに行 かなければならない。
すると打 ち合 わせ場所 に着 いたときには、歓喜 にも似 た思 いが胸 いっぱいに溢 れていました。
いのちを紡 ぐ言葉 たち かけがえのないこの世界 で
Amazon楽天 市場 Yahoo
※記事 中 の写真 はすべてイメージ
[文 ・構成 /吉元 由美 ]
⇒
⇒
⇒