道路どうろで目めにした『被災ひさい地ちからのメッセージ』　書かいてあったのは？

２０２４年ねん１月がつ１日にちに発生はっせいした石川いしかわ県けん能登のと地方ちほうを震源しんげんとする、令れい和わ６年ねん能登半島のとはんとう地震じしん。

発生はっせいから２か月げつが経たった同年どうねん３月がつ現在げんざいも、土砂崩どしゃくずれの被害ひがいなどが多数たすう残のこり、一部いちぶ地域ちいきでは断水だんすいが続つづくなど、大勢おおぜいの人ひとが避難ひなん所しょに身みを寄よせる状況じょうきょうが続つづいています。

被災ひさい者しゃが一刻いっこくも早はやく落おち着ついて生活せいかつができるよう、地元じもとの住民じゅうみんや県けん外がいからのボランティアなどによる、懸命けんめいな支援しえん活動かつどうが行おこなわれているのです。

被災ひさい地ちで目めにした温あたたかいメッセージ

ある日ひ、こんなひと言こととともに、１枚まいの写真しゃしんをX（Twitter）に投稿とうこうしたのは、石川いしかわ県けんに住すむ西にし輝てる望見ぼうけん（@westnozomi）さんです。

自身じしんの家いえも、液状えきじょう化かにより屋根やね瓦かわらが落おちる被害ひがいに遭あったという西にし輝あきらさんは、同どう県けんの七なな尾び市内しないへ被災ひさい者しゃ支援しえんに赴おもむいているそう。

支援しえんに向むかう道中どうちゅうで毎朝まいあさ元気げんきをもらっているという光景こうけいが、こちらです。

掲かかげられていたのは、「能登のとは負まけません」という力強ちからづよいメッセージと、「能登のとに温あたたかいご支援しえんをありがとうございます」という感謝かんしゃの言葉ことばでした。

この横断幕おうだんまくがあるのは、地震じしんによる被害ひがいが特とくに大おおきい七尾ななお市しの手前てまえにある、中ちゅう能登のと町まちの道みちの駅えき『織姫おりひめの里さとなかのと』。

金沢かなざわ方面ほうめんから向むかってくるドライバーに見みえるように、掲かかげられているとのことです。

「被災ひさい地ち復興ふっこうの力ちからになりたい」という想おもいで、各地かくちから車くるまを走はしらせてくる人ひとたちに感謝かんしゃと激励げきれいのメッセージを伝つたえるべく、地元じもとの人々ひとびとが作つくったものなのでしょう。力強ちからづよくも温あたたかい言葉ことばに、胸むねが熱あつくなりますね。

メッセージに心しんを打うたれた人ひとからは、「応援おうえんしたくなります！」「能登のと頑張がんばれ」「負ふけんげんぞ」といったコメントが寄よせられました。

また、西にし輝あきらさんは、このようなコメントをつづっています。

西にし輝あきらさんによると、支援しえんに訪おとずれる人ひとへのメッセージを掲かかげた看板かんばんや横断幕おうだんまくは、この場所ばしょ以外いがいにもたくさんあるのだとか。

被災ひさい地ちでは、不自由ふじゆうな生活せいかつを強しいられている人ひとも多おおく、自分じぶんのことだけで精しらげ一いち杯はいになってしまう場面ばめんもあるはず。

困難こんなんな状況じょうきょうにもかかわらず、支援しえんに訪おとずれる人ひとを想おもい、こうして温あたたかなメッセージを送おくる被災ひさい地ちの優やさしさに触ふれた人ひとはきっと、熱あつくこみ上あげるものがあるでしょう。

能登のとの人々ひとびとの想おもいがこもったメッセージは、見みる人ひとに温あたたかな気持きもちと勇気ゆうきを届とどけました。

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[文ぶん・構成こうせい／grape編集へんしゅう部ぶ]