「先生せんせい、ちょっといいですか？」　保育ほいく士しが青あおざめたワケに「これはマジで怖こわい」

かつて保育ほいく士しをしていた経験けいけんを元もとに漫画まんがを描えがいている、でこぽん吾郎ごろう（@Dekopon_56）さん。

作者さくしゃのでこぽん吾郎ごろうさんは女性じょせいですが、漫画まんが内ないでは『大柄おおがらな男性だんせい保育ほいく士し』の、でこ先生せんせいとして登場とうじょうしています。

『謎なぞのアザ』

ある日ひの登とう園えん時じ、でこ先生せんせいは園児えんじの保護ほご者しゃから「ちょっといいですか」と声こえをかけられました。

話はなしを聞きいてみると、保護ほご者しゃの言葉ことばに一瞬いっしゅん、ドキッとしてしまい…。

園児えんじのアザを見みて「園えんでケガをさせていたのではないか」と青あおざめた、でこ先生せんせい。

もし保育ほいく士しが、園内えんないでのケガを見逃みのがしていたら、保護ほご者しゃから「何なにも聞きいていないけど？」などと責任せきにんを問とわれてしまう可能かのう性せいがあります。

ケガをしたこと自体じたいは心配しんぱいではあるものの、自分じぶんが致命ちめい的てきなミスを犯おかしていないことに心底しんそこ安堵あんどした、でこ先生せんせいなのでした…。

漫画まんがには、保育ほいく士しをはじめ福祉ふくし関係かんけいの仕事しごとをする人ひとたちからの、共感きょうかんの声こえが相次あいついでいます。

保育ほいく士しは、園えんでのケガについては、お迎むかえ時じなどに保護ほご者しゃに報告ほうこくします。

強つよい責任せきにん感かんを持もって仕事しごとをしているからこそ、保護ほご者しゃに報告ほうこくする際さいに心苦こころぐるしさを感かんじる保育ほいく士しは少すくなくないようです。

そのため、自宅じたくでのケガについても、「些細ささいな傷きずでも伝つたえてもらえると助たすかる」と考かんがえる保育ほいく士しは多おおい模様もよう。

トラブル防止ぼうしのためなのもありますが、時間じかんが経たってから症状しょうじょうが悪化あっかする場合ばあいもあるため、園えんに通かよわせている保護ほご者しゃも『報ほう連れん相しょう』を心こころがけたいですね。

『実録じつろく 保育ほいく士しでこ先生せんせい』全ぜん６巻かんが発売はつばい中ちゅう！

保育園ほいくえんでの、ゆかいな日々ひびを描えがいたコミックエッセイ『実録じつろく 保育ほいく士しでこ先生せんせい』の全ぜん６巻かんが発売はつばい中ちゅうです。

気きになる人ひとはチェックしてみてはいかがでしょうか。

---

[文ぶん・構成こうせい／grape編集へんしゅう部ぶ]