テニミュ、8代目からバトンを受け取った新たな青学キャストが登場　ファンの前でお披露目イベント

ミュージカル『テニスの王子おうじ様さま』（通称つうしょう・テニミュ）3rdシーズンの新しんキャストお披露目ひろめイベントが、11月1日にちに品川しながわプリンスホテルステラボール（東京とうきょう都と港みなと区く）で開催かいさいされました。多おおくのファンやメディアを前まえに、キャラクターの衣装いしょう付つきで初はじめて登場とうじょうしたのは、12月から始はじまる新作しんさく公演こうえんに出演しゅつえんする新しんキャスト19人にん。卒業そつぎょうしたばかりの青あお学がく（せいがく）8代目だいめキャストからバトンを受うけ取とった新しん青あお学がく（せいがく）を筆頭ひっとうに、ダンスや歌うたなどのパフォーマンスを披露ひろうしました。

▽ ミュージカル『テニスの王子おうじ様さま』公式こうしきサイト

2003年ねんにスタートしたミュージカル『テニスの王子おうじ様さま』は、許斐このみ剛つよしさんが「週刊しゅうかん少年しょうねんジャンプ」（集英社しゅうえいしゃ）で連載れんさいしていた同名どうめいマンガを舞台ぶたい化かした、いわゆる“2.5次元じげんミュージカル”のパイオニアとも呼よばれている作品さくひん。キャストを入いれ替かえながら原作げんさくの最終巻さいしゅうかんまで上演じょうえんを繰くり返かえし、2016年ねんで14年ねん目めを迎むかえました。これまでの通算つうさん公演こうえん数すうは1,400回かいを越こえ、累計るいけい動員どういん数すうは220万まん人にんを突破とっぱするなど、多おおくのファンに親したしまれ続つづけています。

3度目どめの“全国ぜんこく優勝ゆうしょう”を目指めざして始動しどうした3rdシーズンは、2014年ねん11月にスタート。これまでに不動峰ふどうみね、聖せいルドルフ学院がくいん、山吹やまぶき、氷こおり帝みかど学園がくえんと対決たいけつする4つの本ほん公演こうえんを上演じょうえんしたほか、作中さくちゅうの楽曲がっきょくを使用しようした「コンサート Dream Live」、初はつの試こころみとして各校かくこうにフィーチャーした「TEAM Live」を実施じっししました。

（左ひだりから）六ろく角かく／青あお学がく（せいがく）

3rdシーズンの立たち上あげから同どう作さくに出演しゅつえんしていた青あお学がく（せいがく）8代目だいめは、9月に大だい千秋楽せんしゅうらくを迎むかえた青あお学がく（せいがく）vs氷ごおり帝みかど公演こうえんをもって卒業そつぎょう。お披露目ひろめイベントでは、新あらたな青あお学がく（せいがく）と次回じかいの対戦たいせん校こうとなる六ろく角かくのキャストが、本ほん公演こうえんに先駆さきがけてファンの前まえに登場とうじょうしました。

主人公しゅじんこう・越前えちぜんリョーマを演えんじる阿久津あくつ仁ひとし愛あいさんは、出演しゅつえんが決きまった際さいの感想かんそうについて「うれしさと不安ふあんが同どうじくらいの気持きもちでした。家族かぞくや友達ともだちから『頑張がんばって！』という言葉ことばをもらったので、頑張がんばろうという気持きもちがより強つよくなりました」とコメント。不ふ二に周しゅう助役じょやくの定本ていほん楓かえで馬ばさんは、ファンの前まえに初はじめて立たった感想かんそうを「舞台ぶたい袖そでですごく緊張きんちょうしていたのですが、タカさん（チームメイトの河村かわむら隆たかし）が励はげましてくれました。『こんなスリルはなかなか味あじわえない』と気持きもちを切きり替かえて、舞台ぶたいに出でたら思おもい切きってできました」と、不二ふじのせりふを交まじえながら答こたえます。

（中央ちゅうおう左ひだり）葵あおい剣けん太郎たろう役やく・矢代やしろ卓也たくやさん（中央ちゅうおう右みぎ）手塚てづか国光くにみつ役やく・宇野うの結ゆい也さん

役やく作づくりで心掛こころがけていることとして、大石おおいし秀一郎しゅういちろう役やくの松村まつむら優ゆうさんは「副ふく部長ぶちょうとして周まわりに気きを配くばって、みんなを支ささえられるように稽古けいこ場じょうでも意識いしきしています。黄金おうごん（ゴールデン）ペアとしては、菊丸きくまる役やくの（永田ながた）聖ひじり一朗いちろうといつも一緒いっしょにいるようにしています」と、副ふく部長ぶちょうとしてだけでなく、ダブルスプレイヤーとしてもすでに意識いしきしていると回答かいとう。相方あいかたとなる菊丸きくまる英えい二に役やくの永田ながた聖きよし一朗いちろうさんも「稽古けいこ中ちゅうも帰かえりも一緒いっしょに過かごすようにしています」と返かえします。

桃もも城じょう武ぶを演えんじる吉村よしむら駿しゅん作さくさんは、青あお学がく（せいがく）8代目だいめで桃もも城じょうを演えんじた眞嶋ましま秀しげる斗とさんから「自分じぶんらしい桃もも城じょうを見みせてほしい」とアドバイスをもらったそう。阿久津あくつさんは「（8代目だいめ・越前えちぜんリョーマ役やく）古田ふるたさんからは、テニミュは体力たいりょく作づくりが大事だいじと教おしえてもらったので、家いえでも筋すじトレや素振そぶりを毎日まいにちしています。あと『生意気なまいきさが足たりない』と言いわれてしまったので、もっと生意気なまいきになれるように頑張がんばります」と話はなし、部長ぶちょうと副ふく部長ぶちょうを演えんじる2人ふたりがうなずくというシーンも見みられました。

最後さいごに、手塚てづか国光くにみつ役やくの宇野うの結ゆい也さんは「歴史れきしあるこのテニミュに参加さんかできていることを誇ほこりに思おもいます。たくさんの先輩せんぱいたちが築きずいてきたものをしっかり引ひき継ついで、ここにいる青あお学がく（せいがく）、六角ろっかく、そして氷こおり帝みかどのみんなと一緒いっしょに自分じぶんたちらしい公演こうえんを作つくっていきたいと思おもいます」とコメント。六ろく角かくの部長ぶちょう・葵あおい剣けん太郎たろうを演えんじる矢代やしろ卓也たくやさんは「千葉ちばの古豪こごう・六ろく角かく中ちゅうの名なにかけて、僕達ぼくたちのテニスを見みせたいと思おもいます」と力強ちからづよい言葉ことばを残のこしました。