1耶 穌 離はなれ 開ひらき 那な 裡うら ， 來き 到いた 自じ 己おのれ 的てき 家か 鄉きょう ； 門もん 徒と 也 跟 從したがえ 他た 。 2到いた 了りょう 安やす 息いき 日び ， 他た 在ざい 會かい 堂どう 裡うら 教きょう 訓くん 人じん 。 眾 人じん 聽 見み ， 就 甚 希まれ 奇き ， 說せつ ： 這 人じん 從したがえ 那な 裡うら 有ゆう 這 些 事ごと 呢 ？ 所しょ 賜たまもの 給きゅう 他た 的てき 是ぜ 甚 麼 智さとし 慧とし ？ 他た 手て 所しょ 做 的てき 是ぜ 何なん 等とう 的てき 異い 能のう 呢 ？ 3這 不ふ 是ぜ 那な 木き 匠たくみ 麼 ？ 不ふ 是ぜ 馬ば 利とぎ 亞あ 的てき 兒じ 子こ 雅みやび 各かく 、 約やく 西にし 、 猶なお 大だい 、 西にし 門もん 的てき 長ちょう 兄けい 麼 ？ 他た 妹いもうと 妹いもうと 們 不ふ 也 是ぜ 在ざい 我わが 們 這 裡うら 麼 ？ 他た 們 就 厭いや 棄 他た 。 （ 厭いや 棄 他た ： 原はら 文ぶん 是ぜ 因いん 他た 跌 倒たおせ ） 4耶 穌 對たい 他た 們 說せつ ： 大だい 凡 先さき 知ち ， 除じょ 了りょう 本ほん 地ち 、 親おや 屬ぞく 、 本ほん 家か 之の 外そと ， 沒ぼつ 有ゆう 不ふ 被ひ 人ひと 尊みこと 敬けい 的てき 。 5耶 穌 就 在ざい 那な 裡うら 不ふ 得とく 行ぎょう 甚 麼 異い 能のう ， 不ふ 過か 按 手しゅ 在ざい 幾いく 個こ 病びょう 人じん 身み 上じょう ， 治ち 好こう 他た 們 。 6他た 也 詫わび 異い 他た 們 不ふ 信しんじ ， 就 往 周しゅう 圍かこえ 鄉ごう 村むら 教きょう 訓くん 人じん 去さ 了りょう 。

7耶 穌 叫さけべ 了りょう 十じゅう 二に 個こ 門もん 徒と 來らい ， 差さ 遣や 他た 們 兩りょう 個こ 兩りょう 個こ 的てき 出で 去ざ ， 也 賜たまもの 給きゅう 他た 們 權けん 柄え ， 制せい 伏ふく 污 鬼おに ； 8並なみ 且 囑しょく 咐 他た 們 ： 行くだり 路ろ 的てき 時じ 候こう 不ふ 要よう 帶たい 食しょく 物ぶつ 和わ 口こう 袋ぶくろ ， 腰こし 袋ぶくろ 裡うら 也 不ふ 要よう 帶たい 錢ぜに ， 除じょ 了りょう 柺 杖つえ 以 外がい ， 甚 麼 都と 不ふ 要よう 帶たい ； 9只ただ 要よう 穿ほじ 鞋 ， 也 不ふ 要よう 穿ほじ 兩りょう 件けん 掛かけ 子こ ， 10又また 對たい 他た 們 說せつ ： 你 們 無む 論ろん 到いた 何なに 處しょ ， 進しん 了りょう 人じん 的てき 家か ， 就 住じゅう 在ざい 那な 裡うら ， 直ちょく 到いた 離はなれ 開ひらき 那な 地ち 方かた 。 11何なに 處しょ 的てき 人じん 不ふ 接せっ 待まち 你 們 ， 不ふ 聽 你 們 ， 你 們 離はなれ 開ひらき 那な 裡うら 的てき 時じ 候こう ， 就 把わ 腳 上じょう 的てき 塵ちり 土ど 跺 下か 去さ ， 對たい 他た 們 作さく 見み 證しょう 。 12門もん 徒と 就 出で 去ざ 傳つて 道どう ， 叫さけべ 人じん 悔 改あらため ， 13又また 趕 出で 許もと 多た 的てき 鬼おに ， 用よう 油ゆ 抹 了りょう 許もと 多た 病やまい 人じん ， 治ち 好こう 他た 們 。

14耶 穌 的てき 名めい 聲こえ 傳でん 揚あげ 出で 來らい 。 希まれ 律りつ 王おう 聽 見み 了りょう ， 就 說せつ ： 施ほどこせ 洗あらい 的てき 約やく 翰 從したがえ 死し 裡うら 復ふく 活かつ 了りょう ， 所しょ 以 這 些 異い 能のう 由ゆかり 他た 裡うら 面めん 發はつ 出で 來らい 。 15但ただし 別べつ 人じん 說せつ ： 是ぜ 以 利とぎ 亞あ 。 又また 有ゆう 人じん 說せつ ： 是ぜ 先さき 知ち ， 正せい 像ぞう 先さき 知ち 中ちゅう 的てき 一いち 位い 。 16希まれ 律りつ 聽 見み 卻 說せつ ： 是ぜ 我わが 所ところ 斬き 的てき 約やく 翰 ， 他た 復ふく 活かつ 了りょう 。

17先さき 是ぜ 希まれ 律りつ 為ため 他た 兄あに 弟おとうと 腓こむら 力りょく 的てき 妻つま 子こ 希まれ 羅ら 底そこ 的てき 緣えん 故こ ， 差さ 人じん 去さ 拿 住じゅう 約やく 翰 ， 鎖くさり 在ざい 監かん 裡うら ， 因いん 為ため 希まれ 律りつ 已やめ 經けい 娶めと 了りょう 那な 婦ふ 人じん 。 18約やく 翰 曾 對たい 希まれ 律りつ 說せつ ： 你 娶めと 你 兄けい 弟おとうと 的てき 妻つま 子こ 是ぜ 不ふ 合ごう 理り 的てき 。 19於 是ぜ 希まれ 羅ら 底そこ 懷ふところ 恨 他た ， 想そう 要よう 殺ころせ 他ほか ， 只ただ 是ぜ 不ふ 能のう ； 20因いん 為ため 希まれ 律りつ 知ち 道どう 約やく 翰 是ぜ 義ぎ 人じん ， 是ぜ 聖ひじり 人じん ， 所しょ 以 敬けい 畏かしこ 他ほか ， 保ほ 護まもる 他た ， 聽 他た 講こう 論ろん ， 就 多た 照あきら 著ちょ 行ぎょう （ 有ゆう 古こ 卷まき ： 游ゆう 移うつり 不ふ 定じょう ） ， 並なみ 且 樂らく 意い 聽 他た 。 21有ゆう 一いち 天てん ， 恰 巧たくみ 是ぜ 希まれ 律りつ 的てき 生せい 日び ， 希まれ 律りつ 擺 設しつらえ 筵むしろ 席せき ， 請 了りょう 大だい 臣しん 和わ 千せん 夫おっと 長ちょう ， 並なみ 加か 利り 利り 作さく 首くび 領りょう 的てき 。 22希まれ 羅ら 底そこ 的てき 女おんな 兒じ 進しん 來らい 跳とべ 舞まい ， 使つかい 希まれ 律りつ 和わ 同どう 席せき 的てき 人じん 都と 歡 喜き 。 王おう 就 對たい 女おんな 子こ 說せつ ： 你 隨ずい 意い 向こう 我が 求もとめ 甚 麼 ， 我わが 必 給きゅう 你 ； 23又また 對たい 他た 起おこり 誓ちかい 說せつ ： 隨ずい 你 向こう 我が 求もとめ 甚 麼 ， 就 是ぜ 我が 國こく 的てき 一いち 半はん ， 我わが 也 必 給きゅう 你 。 24他た 就 出で 去ざ 對たい 他た 母はは 親おや 說せつ ： 我わが 可か 以 求もとめ 甚 麼 呢 ？ 他た 母はは 親おや 說せつ ： 施ほどこせ 洗あらい 約やく 翰 的てき 頭あたま 。 25他た 就 急きゅう 忙せわし 進すすむ 去さ 見み 王おう ， 求もとめ 他た 說せつ ： 我わが 願ねがい 王おう 立りつ 時じ 把わ 施ほどこせ 洗あらい 約やく 翰 的てき 頭あたま 放ひ 在ざい 盤ばん 子こ 裡うら 給きゅう 我が 。 26王おう 就 甚 憂ゆう 愁 ； 但ただし 因よし 他た 所しょ 起おこり 的てき 誓ちかい ， 又また 因いん 同どう 席せき 的てき 人じん ， 就 不ふ 肯 推 辭やめ ， 27隨ずい 即そく 差さ 一いち 個こ 護まもる 衛まもる 兵へい ， 吩 咐 拿 約やく 翰 的てき 頭あたま 來らい 。 護まもる 衛まもる 兵へい 就 去さ ， 在ざい 監かん 裡うら 斬き 了りょう 約やく 翰 ， 28把わ 頭あたま 放ひ 在ざい 盤ばん 子こ 裡うら ， 拿 來らい 給きゅう 女おんな 子こ ， 女おんな 子こ 就 給きゅう 他た 母はは 親おや 。 29約やく 翰 的てき 門もん 徒と 聽 見み 了りょう ， 就 來らい 把わ 他た 的てき 屍かばね 首くび 領りょう 去さ ， 葬そう 在ざい 墳ふん 墓はか 裡うら 。

30使つかい 徒と 聚 集しゅう 到いた 耶 穌 那な 裡うら ， 將はた 一いち 切きり 所しょ 做 的てき 事こと 、 所ところ 傳つたえ 的てき 道みち 全ぜん 告つげ 訴 他た 。 31他た 就 說せつ ： 你 們 來らい ， 同どう 我わが 暗くら 暗くら 的てき 到いた 曠 野の 地ち 方かた 去さ 歇 一いち 歇 。 這 是ぜ 因いん 為ため 來らい 往 的てき 人じん 多た ， 他た 們 連れん 吃ども 飯めし 也 沒ぼつ 有ゆう 工こう 夫おっと 。 32他た 們 就 坐すわ 船ふね ， 暗くら 暗くら 的てき 往 曠 野の 地ち 方かた 去さ 。

33眾 人じん 看み 見み 他た 們 去さ ， 有ゆう 許もと 多た 認みとめ 識 他た 們 的てき ， 就 從したがえ 各かく 城じょう 步あゆみ 行ぎょう ， 一いち 同どう 跑 到いた 那な 裡うら ， 比ひ 他た 們 先さき 趕 到いた 了りょう 。 34耶 穌 出で 來らい ， 見み 有ゆう 許もと 多た 的てき 人じん ， 就 憐 憫 他た 們 ， 因いん 為ため 他た 們 如 同どう 羊ひつじ 沒ぼつ 有ゆう 牧まき 人じん 一いち 般 ， 於 是ぜ 開ひらき 口こう 教きょう 訓くん 他た 們 許もと 多た 道みち 理り 。 35天てん 已やめ 經けい 晚ばん 了りょう ， 門もん 徒と 進しん 前まえ 來らい ， 說せつ ： 這 是ぜ 野の 地ち ， 天てん 已やめ 經けい 晚ばん 了りょう ， 36請 叫さけべ 眾 人じん 散ち 開ひらけ ， 他た 們 好こう 往 四よん 面めん 鄉ごう 村むら 裡うら 去さ ， 自じ 己おのれ 買かい 甚 麼 吃ども 。 37耶 穌 回かい 答こたえ 說せつ ： 你 們 給きゅう 他た 們 吃ども 罷やめ 。 門もん 徒と 說せつ ： 我わが 們 可か 以 去さ 買かい 二に 十じゅう 兩りょう 銀ぎん 子こ 的てき 餅もち ， 給きゅう 他た 們 吃ども 麼 ？ 38耶 穌 說せつ ： 你 們 有ゆう 多た 少しょう 餅もち ， 可か 以 去さ 看み 看み 。 他た 們 知ち 道どう 了りょう ， 就 說せつ ： 五ご 個こ 餅もち ， 兩りょう 條じょう 魚ぎょ 。 39耶 穌 吩 咐 他た 們 ， 叫さけべ 眾 人じん 一いち 幫 一いち 幫 的てき 坐すわ 在ざい 青あお 草くさ 地ち 上じょう 。 40眾 人じん 就 一いち 排はい 一いち 排はい 的てき 坐すわ 下した ， 有ゆう 一いち 百ひゃく 一いち 排はい 的てき ， 有ゆう 五ご 十じゅう 一いち 排はい 的てき 。 41耶 穌 拿 著ちょ 這 五ご 個こ 餅もち ， 兩りょう 條じょう 魚ぎょ ， 望のぞむ 著ちょ 天てん 祝しゅく 福ぶく ， 擘 開ひらき 餅もち ， 遞 給きゅう 門もん 徒と ， 擺 在ざい 眾 人じん 面めん 前まえ ， 也 把わ 那な 兩りょう 條じょう 魚ぎょ 分ぶん 給きゅう 眾 人じん 。 42他た 們 都と 吃ども ， 並なみ 且 吃ども 飽 了りょう 。 43門もん 徒と 就 把わ 碎 餅もち 碎 魚ぎょ 收おさむ 拾じつ 起おこり 來らい ， 裝そう 滿まん 了りょう 十じゅう 二に 個こ 籃 子こ 。 44吃ども 餅もち 的てき 男おとこ 人じん 共ども 有ゆう 五ご 千せん 。

45耶 穌 隨したがえ 即そく 催 門もん 徒と 上うえ 船せん ， 先さき 渡わたり 到いた 那な 邊べ 伯はく 賽さい 大だい 去さ ， 等ひとし 他ほか 叫さけべ 眾 人じん 散ち 開ひらき 。 46他た 既すんで 辭じ 別べつ 了りょう 他た 們 ， 就 往 山やま 上じょう 去さ 禱 告つげ 。

47到いた 了りょう 晚ばん 上じょう ， 船ふね 在ざい 海うみ 中ちゅう ， 耶 穌 獨どく 自じ 在ざい 岸きし 上じょう ； 48看み 見み 門もん 徒と 因いん 風ふう 不ふ 順じゅん ， 搖ゆら 櫓ろ 甚 苦く 。 夜よる 裡うら 約やく 有ゆう 四よん 更さら 天てん ， 就 在ざい 海うみ 面めん 上じょう 走はし ， 往 他た 們 那な 裡うら 去さ ， 意い 思おもえ 要よう 走はし 過か 他た 們 去さ 。 49但ただし 門もん 徒と 看み 見み 他た 在ざい 海うみ 面めん 上じょう 走はし ， 以 為ため 是ぜ 鬼おに 怪かい ， 就 喊 叫さけべ 起おこり 來らい ； 50因いん 為ため 他た 們 都と 看み 見み 了りょう 他た ， 且 甚 驚おどろき 慌 。 耶 穌 連れん 忙せわし 對たい 他た 們 說せつ ： 你 們 放ひ 心こころ ！ 是ぜ 我わが ， 不ふ 要よう 怕 ！ 51於 是ぜ 到いた 他た 們 那な 裡うら ， 上うえ 了りょう 船せん ， 風ふう 就 住じゅう 了りょう ； 他た 們 心こころ 裡うら 十じゅう 分ふん 驚おどろき 奇き 。 52這 是ぜ 因いん 為ため 他た 們 不ふ 明あかり 白しろ 那な 分ぶん 餅もち 的てき 事こと ， 心こころ 裡うら 還かえ 是ぜ 愚ぐ 頑 。

53既すんで 渡わたり 過か 去さ ， 來き 到いた 革かわ 尼あま 撒 勒 地ち 方かた ， 就 靠もたれ 了りょう 岸きし ， 54一いち 下した 船せん ， 眾 人じん 認みとめ 得え 是ぜ 耶 穌 ， 55就 跑 遍へん 那な 一いち 帶たい 地ち 方かた ， 聽 見み 他た 在ざい 何なん 處しょ ， 便びん 將はた 有ゆう 病びょう 的てき 人ひと 用よう 褥しとね 子こ 抬 到いた 那な 裡うら 。 56凡 耶 穌 所しょ 到いた 的てき 地ち 方かた ， 或ある 村むら 中ちゅう ， 或ある 城しろ 裡うら ， 或ある 鄉さと 間あいだ ， 他た 們 都と 將しょう 病びょう 人じん 放ひ 在ざい 街まち 市し 上じょう ， 求もとめ 耶 穌 只ただ 容よう 他た 們 摸 他た 的てき 衣ころも 裳も 繸 子こ ； 凡 摸 著ちょ 的てき 人じん 就 都と 好こう 了りょう 。