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生なまの感覚かんかくそのものが新あらたな技術ぎじゅつによって目めまぐるしく更新こうしんされ続つづける現代げんだい。それらに触ふれるためのインターフェースを多た領域りょういきの作家さっかが提示ていじする金沢かなざわ21世紀せいき美術館びじゅつかん「DXP（デジタル・トランスフォーメーション・プラネット）─次つぎのインターフェースへ」展てん（2024年ねん3月がつ17日にちまで）にちなみ、私わたしたち人間にんげんの姿すがたを捉とらえ直なおす契機けいきになる本ほんを選えらびました。

日本にっぽんの戦後せんご写真しゃしん史しにおいて、実み作さく／理論りろんの両面りょうめんで存在そんざい感かんを放はなった写真しゃしん家か・中平なかひら卓たく馬ば（1938-2015）。約やく20年ねんぶりの開催かいさいとなる大だい回顧かいこ展てん「中平なかひら卓たく馬ば　火ひ―氾濫はんらん」（東京とうきょう国立こくりつ近代きんだい美術館びじゅつかんにて2024年ねん4月がつ7日にちまで開催かいさい）に関連かんれんし、中平なかひらが自みずからの眼めを通とおして探索たんさくした写真しゃしんと言葉ことばの相互そうご関係かんけいをより豊ゆたかに受うけ止とめられるようになる5冊さつを紹介しょうかいします。

家康いえやすが「建たてた」都市とし、江戸えど。やがて明治維新めいじいしんを経へて東京とうきょうへと変貌へんぼうしたが、そこには一筋縄ひとすじなわではいかない、紆余曲折うよきょくせつと人々ひとびとの痛いたみがあった。変かわりゆく都市としは私わたし達たちと無縁むえんではない。そこに住すむ人間にんげんもまた、都市としをかたちづくる一部いちぶなのだ。

学生がくせいという未み成熟せいじゅくな存在そんざいであるからこそ人ひととの出会であいがより変化へんかをもたらし、その心しんの動うごきを部活ぶかつや恋愛れんあいといった形かたちで発露はつろしていきます。そんな青春せいしゅん小説しょうせつを読よんで青春せいしゅんを思おもい出だしノスタルジーに浸ひたるのも、若者わかものの予測よそく不能ふのうな衝動しょうどうから活力かつりょくを得えるのも良よいのではないでしょうか。読よんだその時ときから何なにかが変かわるそんな青春せいしゅん小説しょうせつです。

ベースボールの起源きげんは一いち八はち四よん六ろく年ねん、エリジアン・フィールドにて行おこなわれたニッカボッカーズ対たいニューヨーク・ナインの対戦たいせんだったそうです。各地かくちてんでばらばらに運用うんようされていた地域ちいきルールをA・カートライト氏しが統合とうごう。とりわけ、「次つぎ塁るいに向むかう打者だしゃ走者そうしゃにボールをぶつければアウト」を禁きんじたこと、塁間るいかん距離きょりを明文めいぶん規定きていしたことで、近代きんだい野球やきゅうは「遊戯ゆうぎ」から「競技きょうぎ」へと進化しんかを遂とげたと言いわれています。

未いまだ部屋へやにこもりがちになっている人ひと、多おおいですよね。その間あいだもどんどん時間じかんは過すぎていき自分じぶんの命いのち尽つきるまでの時間じかんもどんどん少すくなくなっているわけです。何なにもしないのはもったいない。この機会きかいに本ほん、読よみましょう。勉強べんきょうするのもいいですね！

なかなか晴はれ渡わたる空そらのような雰囲気ふんいきになりませんね、世界せかい。人ひととの接触せっしょく機会きかいは減へったまま、しかもマスク越ごしの会話かいわでは満みたされないものも沢山たくさんあります。でも、本ほんは変かわりませんね。2019年ねん以前いぜんと変かわらずページを開あけばいつも私わたしたちを迎むかえてくれる。きつい夜よるは、本ほんを抱かかえて眠ねむりましょう。

ずしりと重おもたい「教養きょうよう書しょ」としての大戦たいせん史しを5冊さつご紹介しょうかいいたします。悲惨ひさんの極きわみのような歴史れきしではありますが、書かき記しるされた幾多いくたの惨禍さんかが突つきつけてくる宿題しゅくだいは、（70年ねん以上いじょうさかのぼる出来事できごとなのに）現代げんだい人じんにも我わがことみたいに思おもい当あたるものばかり。つまり、それぞれが「昔むかしの誰だれか」ではなく「わたし」と「あなた」の未来みらいとの対話たいわでもあるのです。