エンニオ・モリコーネ

エンニオ・モリコーネ
Ennio Morricone
エンニオ・モリコーネ; Ennio Morricone
	2007年ねんカンヌ国際映画祭かんぬこくさいえいがさいにて
基本きほん情報じょうほう
生誕せいたん	1928年ねん11月10日にち; イタリア王国おうこくローマ
死没しぼつ	2020年ねん7月がつ6日にち（91歳さい没ぼつ）; イタリア・ラツィオ州しゅうローマ
学歴がくれき	サンタ・チェチーリア音楽おんがく院いん
ジャンル	映画えいが音楽おんがく
職業しょくぎょう	作曲さっきょく家か、編曲へんきょく家か、指揮しき者しゃ
活動かつどう期間きかん	1950年代ねんだい末期まっき - 2020年ねん
公式こうしきサイト	ENNIOMORRICONE.org

エンニオ・モリコーネ（Ennio Morricone、1928年ねん 11月10日にち^[1] - 2020年ねん 7月がつ6日にち）は、イタリアの作曲さっきょく家かである。『太陽たいようの下したの18才さい』『荒野あらのの用心棒ようじんぼう』『続ぞく・夕陽ゆうひのガンマン』『シシリアン』『ニュー・シネマ・パラダイス』などの映画えいが音楽おんがくを担当たんとうしたことで知しられた。

経歴けいれき

ローマで生うまれ、ローマのサンタ・チェチーリア音楽おんがく院いん^[2]でゴッフレド・ペトラッシに作曲さっきょく技法ぎほうを学まなんだ後のち、作曲さっきょく家かとしてテレビ・ラジオ等とうの音楽おんがくを担当たんとうした^[1]^[3]^[4]。1950年代ねんだい末まつから映画えいが音楽おんがくの作曲さっきょく、編曲へんきょく、楽曲がっきょく指揮しきをしている。映画えいが音楽家おんがくかデビューは1960年ねんの『歌うたえ!太陽たいよう』（Appuntamento a Ischia）だと言いわれていたが、オリジナルのスコアを使用しようした映画えいがは1961年ねんのルチアーノ・サルチェ監督かんとくの『ファシスト』（Il Federale）であり^[1]、こちらがデビュー作さくだと言いわれるようになっている。同年どうねん、カトリーヌ・スパーク主演しゅえん『太陽たいようの下したの18歳さい』の映画えいが音楽おんがくを担当たんとうし、「サンライト・ツイスト(邦題ほうだい）」（ゴーカート・ツイスト）^{[注ちゅう 1]}で注目ちゅうもくを浴あびた。モリコーネの特集とくしゅう番組ばんぐみは、マカロニ・ウェスタンの曲きょくから始はじまることが多おおいが、本来ほんらいは「サンライト・ツイスト」^{[注ちゅう 2]}が最初さいしょの重要じゅうよう曲きょくである。

1960年代ねんだい半なかばから70年代ねんだい前半ぜんはんにかけては、『荒野あらのの用心棒ようじんぼう』『夕陽ゆうひのガンマン』『続ぞく夕陽ゆうひのガンマン」^[5]などの「マカロニ・ウェスタン」映画えいがのテーマでモリコーネの名声めいせいは高たかまった。他ほかにも『シシリアン』^{[注ちゅう 3]}、ジョーン・バエズが歌うたった「勝利しょうりへの讃歌さんか」(1972)^{[注ちゅう 4]}なども好評こうひょうだった。マカロニ・ウエスタンでは、セルジオ・レオーネ監督かんとくとの名めいコンビでも知しられた^{[注ちゅう 5]}。

1986年ねん、ローランド・ジョフィ監督かんとくの歴史れきし映画えいが『ミッション』で新しん境地きょうちを開拓かいたく、それ以後いごはイタリア国外こくがいでも評価ひょうかが高たかまり、1987年ねんには『アンタッチャブル』でグラミー賞しょうを受賞じゅしょう^[7]、1989年ねんには『ニュー・シネマ・パラダイス』で世界せかい的てきな知名度ちめいどを得えた。生涯しょうがいでアカデミー賞しょうにノミネートされたのは、『天国てんごくの日々ひび』（1978年ねん）、『ミッション』（1986年ねん）、『アンタッチャブル』（1987年ねん）、『バグジー』（1991年ねん)、『マレーナ』（2000年ねん）、『ヘイトフル・エイト』(2016年ねん)と、合計ごうけい6回かいに及およぶ^[8]。日本にっぽんでも、2003年ねんにNHKの大河たいがドラマ『武蔵むさし MUSASHI』の音楽おんがくを担当たんとうしている^[9]。

2007年ねん、第だい79回かいアカデミー賞しょうにおいて名誉めいよ賞しょうを受賞じゅしょうした^[10]^[11]。

2016年ねんには『ヘイトフル・エイト』の音楽おんがくで、第だい88回かいアカデミー賞しょう作曲さっきょく賞しょうを受賞じゅしょうした^[12]^[13]。

2017年ねん、イタリア共和きょうわ国こく功労こうろう勲章くんしょう受章じゅしょう。

2019年ねん、旭日きょくじつ小しょう綬章じゅしょう受章じゅしょう^[14]^[15]。

2020年ねん7月がつ6日にち、ローマの病院びょういんで死去しきょ。91歳さい没ぼつ。6月がつ末まつに大腿だいたい骨こつ骨折こっせつの為ために入院にゅういん中ちゅうだったという^[16]。

人物じんぶつ

早はやめに就寝しゅうしんし、午前ごぜん4時じには起おきて、朝あさに運動うんどうや作曲さっきょくを行おこなうという生活せいかつ習慣しゅうかんを採とっていた^[17]。

愛妻あいさい家かとして知しられ、2007年ねんにアカデミー名誉めいよ賞しょうを受賞じゅしょうした際さいには、壇上だんじょうで「このオスカーを、大おおいなる献身けんしんと愛情あいじょうを持もって、長年ながねん自分じぶんのそばに常つねにいてくれた妻つまのマリアに捧ささげたい。マリア、君きみへの想おもいは変かわらない」と、愛妻あいさいマリア夫人ふじんに感謝かんしゃの言葉ことばを捧ささげている^[18]^[19] ^[20]。

チョコレートが好すきで一時いちじ体重たいじゅうが86キロあったが、食たべる量りょうを減へらし、家いえの中なかを走はしり回まわって72キロにまで減へらした。ここまで減へらしたのだからたまにまたチョコレートくらい食たべてもいいのではないかとは思おもっているが妻つまに怒おこられるので内緒ないしょで食たべることにしていた^[21]。

マカロニ・ウェスタンやジャッロなど暴力ぼうりょくや流血りゅうけつ描写びょうしゃが多おおい映画えいがへの音楽おんがく提供ていきょうで名高なだかいが、モリコーネ本人ほんにんは過度かどな流血りゅうけつ描写びょうしゃを嫌悪けんおすると語かたっている。セルジオ・コルブッチ監督かんとくの『続ぞく・荒野あらのの用心棒ようじんぼう』に対たいしては公開こうかい当時とうじから一貫いっかんして俗悪ぞくあくな映画えいがであると考かんがえており、モリコーネの音楽おんがくを使用しようしたクェンティン・タランティーノの映画えいが『ジャンゴ繋つながれざる者もの』（2012年ねん）に対たいしても「正直しょうじき言いって好すきな映画えいがではない。流血りゅうけつばかりで」と語かたっている^[22]。ピエル・パオロ・パゾリーニ監督かんとくは、残酷ざんこく描写びょうしゃの多おおい『ソドムの市し』（1975年ねん）の音楽おんがくをモリコーネに依頼いらいした時とき、試写ししゃでショッキングな描写びょうしゃを一切いっさいモリコーネに見みせなかった。モリコーネはこの配慮はいりょに感銘かんめいを受うけ、終生しゅうせいパゾリーニに対たいして変かわらぬ友情ゆうじょうの念ねんを抱だいていると語かたっていた^[23]。

モリコーネは献身けんしん的てきなカトリック教徒きょうとであり、キリスト教民主党きりすときょうみんしゅとうを支持しじしたが、一方いっぽうで「キリストは最初さいしょのコミュニストだった」とも語かたり、1990年代ねんだい初頭しょとうのイタリア政界せいかいの激変げきへんでは、民主党みんしゅとうを支持しじした ^[24]。

ディスコグラフィ

映画えいが音楽おんがく

歌うたえ!太陽たいよう Appuntamento a Ischia (1960)
赤あかい砂すなの決闘けっとう Duello nel Texas (1963)
太陽たいようの下したの18歳さい Diciottenni al sole (1963),「サンライト・ツイスト (ゴーカート・ツイスト)」を含ふくむ
ゼロの世代せだい I Malamondo (1963)
荒野あらのの用心棒ようじんぼう Per un pugno di dollari (1964)
革命かくめい前夜ぜんや (映画えいが)（イタリア語ご版ばん） Prima della rivoluzione (1964)
夕陽ゆうひのガンマン Per qualche dollaro in piu (1965)
夕陽ゆうひの用心棒ようじんぼう Una Pistola per Ringo (1965)
荒野あらのの10万まんドル 100.000 dollari per Ringo (1965)
続ぞく・荒野あらのの1ドル銀貨ぎんか Il ritorno di Ringo (1965)
ポケットの中なかの握にぎり拳こぶし I pugni in tasca (1965)
アルジェの戦たたかい La battaglia di Algeri (1966)
さすらいのガンマン Navajo Joe (1966)
続ぞく・夕陽ゆうひのガンマン The Good, the Bad and the Ugly (1966)
群盗ぐんとう荒野あらのを裂さく Quién sabe? (1966)
さいはての用心棒ようじんぼう Per pochi dollari ancora (1966)
大おおきな鳥とりと小ちいさな鳥とり Uccellacci e uccellini (1966)
黄金おうごんの棺かん I crudeli (1967)
華はなやかな魔女まじょたち Le Streghe (1967)
新しん・夕陽ゆうひのガンマン/復讐ふくしゅうの旅たび Da uomo a uomo (1967)
復讐ふくしゅうのガンマン La resa dei conti (1967)
血ち斗とのジャンゴ Faccia a faccia (1967)
中国ちゅうごくは近ちかい La Cina e vicina (1967)
女おんなと将軍しょうぐん La ragazza e il generale (1967)
テオレマ Teorema (1968)
ベルトルッチの分身ぶんしん Partner. (1968)
豹ひょう/ジャガー Il mercenario (1968)
殺ころしが静しずかにやって来くる Il Grande silenzio (1968)
ウエスタン Once Upon a Time in The West (1968)
Cuore di Mamma (1969)
復讐ふくしゅう無頼ぶらい・狼おおかみたちの荒野あらの Tepepa (1969)
シシリアン Le clan des siciliens (1969)
五ご人にんの軍隊ぐんたい Un esercito di 5 uomini (1969)
SOS北極ほっきょく... 赤あかいテント La tenda rossa (1969)
歓よろこびの毒牙どくが L'uccello dalle piume di cristallo (1970)
ラ・カリファ La califfa (1970)
狼おおかみの挽歌ばんか Citta violenta (1970)
女おんなにしっぽがあったころ Quando le donne avevano la coda (1970)
殺人さつじん捜査そうさ Indagine su un cittadino al di sopra di ogni sospetto (1970)
真昼まひるの死闘しとう Two Mules for Sister Sara (1970)
わが青春せいしゅんのフロレンス Metello (1970)
ガンマン大だい連合れんごう Vamos a matar, compañeros (1970)
死刑しけい台だいのメロディ Sacco and Vanzetti (1971)、「勝利しょうりへの讃歌さんか」が話題わだいに。
デカメロン Il Decameron (1971)
夕陽ゆうひのギャングたち A Fistful of Dynamite (1971)
殺人さつじん捜査そうさ Investigation of a Citizen above Suspicion (1971)
労働ろうどう者しゃ階級かいきゅうは天国てんごくに入はいる La classe operaia va in paradiso (1971)
4匹ひきの蝿はえ 4 mosche di velluto grigio (1971)
わたしは目撃もくげき者しゃ Il gatto a nove code (1971)
カンタベリー物語ものがたり I Racconti di Canterbury (1972)
J&S/さすらいの逃亡とうぼう者しゃ La banda J. & S. - Cronaca criminale del Far West (1972)
進撃しんげき0号ごう作戦さくせん Che c'entriamo noi con la rivoluzione? (1973)
エスピオナージ Le Serpent (1973)
ミスター・ノーボディ My Name is Nobody (1973)
非情ひじょうの標的ひょうてき Revolver (1973)
ペイネ愛あいの世界せかい旅行りょこう Il Giro del mondo degli innamorati di Peynet (1974)
アラビアンナイト Il foire delle mille e una notte (1974)
地獄じごくの貴婦人きふじん Le Trio infernal (1974)
ミラノ殺人さつじん捜査そうさ網もう Milano odia: la polizia non può sparare (1974)
恐怖きょうふに襲おそわれた街まち Peur Sur La Ville (1975)
ソドムの市し Salò o le 120 giornate di Sodoma (1975)
1900年ねん Novecento (1976)
タタール人じんの砂漠さばく Il deserto dei Tartari (1976)
オルカ Orca (1977)
エクソシスト2 Exorcist II: The Heretic (1977)
悪魔あくまが最後さいごにやってくる! Holocaust 2000 (1977)
ヒッチハイク Autostop rosso sangue (1977)
天国てんごくの日々ひび Days of Heaven (1978)
Mr.レディMr.マダム La Cage aux Folles (1978)
エえーゲ海げかいに捧ささぐ Dedicato al mare Egeo (1979)
華麗かれいなる相続そうぞく人じん Bloodline (1979)
ルナ La Luna (1979)
華麗かれいなる女おんな銀行ぎんこう家か La Banquière (1980)
Mr.レディMr.マダム2 La Cage aux Folles II (1980)
エミリーの窓まど Windows (1980)
アイランド The Island (1980)
ある愚おろか者ものの悲劇ひげき La tragedia di un uomo ridicolo (1981)
遊星ゆうせいからの物体ぶったいX The Thing (1982)
ホワイト・ドッグ White Dog (1982)
サハラ Sahara (1983)
パリ警視けいしJ Le marginal (1983)
狼おおかみどもの戦場せんじょう Geheimcode: Wildgänse (1984)※ビデオ映画えいが
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ Once Upon a Time in America (1984)
スキャンダル・愛あいの罠わな La gabbia (1985)
レッドソニア Red Sonja (1985)
コマンドー・レオパルド KOMMANDO LEOPARD (1985)
Mr.レディMr.マダム3 ウエディングベル La Cage aux Folles 3 - 'Elles' se marient (1985)
ミッション The Mission (1986)
クワルティエーレ愛あいの渦うず Quartiere (1987)
アンタッチャブル The Untouchables (1987)
フランティック Frantic (1988)
C.A.T.スクワッド2/国際こくさいテロパイソン・ウルフの挑戦ちょうせん状じょう C.A.T. Squad: Python Wolf (1988)※テレビ映画えいが
ニュー・シネマ・パラダイス Nuovo cinema Paradiso (1988)
カジュアリティーズ Casualties of War (1989)
アタメ ¡Átame! (1990)
みんな元気げんき Stanno tutti bene (1990)
ステート・オブ・グレース State of Grace (1990)
ハムレット Hamlet (1990)
夜よごとの夢ゆめ/イタリア幻想げんそう譚たん La Domenica specialmente (1991)
金曜日きんようびの別荘べっそうで La Villa del venerdì (1991)
バグジー Bugsy (1991)
ランページ/裁さばかれた狂気きょうき Rampage (1992)
シティ・オブ・ジョイ City of Joy (1992)
鯨くじらの中なかのジョナ Jena che visse nella balena (1993)
ザ・シークレット・サービス In the Line of Fire (1993)
ウルフ Wolf (1994)
ディスクロージャー Disclosure (1994)
めぐり逢あい Love Affair (1994)
明日あしたを夢見ゆめみて L'Uomo delle stelle (1995)
ロリータ Lolita (1997)
Uターン U Turn (1997)
海うみの上うえのピアニスト La Leggenda del pianista sull'oceano (1998)
ブルワース Bulworth (1998)
オペラ座ざの怪人かいじん Il Fantasma dell'opera (1998)
ミッション・トゥ・マーズ Mission to Mars (2000)
宮廷きゅうてい料理人りょうりにんヴァテール Vatel (2000)
マレーナ Malena (2000)
リプリーズ・ゲーム Ripley's GameE (2002)
カロル教皇きょうこうになった男おとこ Karol, un uomo diventato Papa (2005) ※テレビ映画えいが
題名だいめいのない子守こもり唄うた La Sconosciuta (2006)
U.N.エージェント Resolution819 (2008)
アンネの追憶ついおく Mi ricordo Anna Frank (2009)
シチリア!シチリア! Baaria (2009)
鑑定かんてい士しと顔かおのない依頼人いらいにん La migliore offerta (2013)
ヘイトフル・エイト The Hateful Eight (2015) (第だい88回かいアカデミー賞しょう作曲さっきょく賞しょう受賞じゅしょう)
ある天文学てんもんがく者しゃの恋文こいぶみ The Correspondence (2016)

テレビ番組ばんぐみ

NHK特集とくしゅうルるーブル美術館ぶるびじゅつかん - 番組ばんぐみの作曲さっきょくを担当たんとう。
武蔵むさし MUSASHI（2003）

純じゅん器楽きがく作品さくひん

「ピアノ独奏どくそうのための四よっつの練習れんしゅう曲きょく^[25]」ツェルボーニ社しゃ

著書ちょしょ

『エンニオ・モリコーネ、自身じしんを語かたる』中山なかやまエツコ訳やく（河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ、2013年ねん）
『あの音おとを求もとめてモリコーネ、音楽おんがく・映画えいが・人生じんせいを語かたる』石田いしだ聖子せいこ・岡部おかべ源蔵げんぞう訳やく（フィルムアート社しゃ、2022年ねん）
『エンニオ・モリコーネ　映画えいが音楽おんがく術じゅつマエストロ創作そうさくの秘密ひみつ　ジュゼッペ・トルナトーレとの対話たいわ』真壁まかべ邦夫くにお訳やく（DU BOOKS、2022年ねん）

受賞じゅしょう歴れき

賞しょう	年とし	部門ぶもん	作品さくひん	結果けっか
ナストロ・ダルジェント賞しょう	1965年ねん	作曲さっきょく賞しょう	『荒野あらのの用心棒ようじんぼう』	受賞じゅしょう
	1970年ねん		『ある夕食ゆうしょくのテーブル』	受賞じゅしょう
	1972年ねん		『死刑しけい台だいのメロディ』	受賞じゅしょう
	1985年ねん		『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』	受賞じゅしょう
	1988年ねん		『アンタッチャブル』	受賞じゅしょう
	2000年ねん		『Canone inverso - Making Love』	ノミネート
	2001年ねん		『マレーナ』	受賞じゅしょう
	2007年ねん		『題名だいめいのない子守こもり唄うた』	受賞じゅしょう
	2013年ねん		『鑑定かんてい士しと顔かおのない依頼人いらいにん』	受賞じゅしょう
アカデミー賞しょう	1978年ねん	作曲さっきょく賞しょう	『天国てんごくの日々ひび』	ノミネート
	1986年ねん		『ミッション』	ノミネート
	1987年ねん		『アンタッチャブル』	ノミネート
	1991年ねん		『バグジー』	ノミネート
	2000年ねん		『マレーナ』	ノミネート
	2006年ねん	名誉めいよ賞しょう	-	受賞じゅしょう
	2015年ねん	作曲さっきょく賞しょう	『ヘイトフル・エイト』	受賞じゅしょう
英国えいこくアカデミー賞しょう	1979年ねん	作曲さっきょく賞しょう	『天国てんごくの日々ひび』	受賞じゅしょう
	1984年ねん		『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』	受賞じゅしょう
	1986年ねん		『ミッション』	受賞じゅしょう
	1987年ねん		『アンタッチャブル』	受賞じゅしょう
	1990年ねん		『ニュー・シネマ・パラダイス』	受賞じゅしょう
	2015年ねん		『ヘイトフル・エイト』	受賞じゅしょう
セザール賞しょう	1980年ねん	音楽おんがく賞しょう	『I as in Icarus』	ノミネート
	1982年ねん		『プロフェッショナル』	ノミネート
	2016年ねん		『ブラックボード戦火せんかを生いきて』	ノミネート
ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞しょう	1981年ねん	作曲さっきょく賞しょう	『Bianco, rosso e Verdone』	ノミネート
	1988年ねん		『フェラーラ物語ものがたり／「金縁きんぶちの眼鏡めがね」より』	受賞じゅしょう
	1989年ねん		『ニュー・シネマ・パラダイス』	受賞じゅしょう
	1991年ねん		『みんな元気げんき』	受賞じゅしょう
	1993年ねん		『鯨くじらの中なかのジョナ』	受賞じゅしょう
	1993年ねん		『The Escort』	ノミネート
	1996年ねん		『明日あしたを夢見ゆめみて』	ノミネート
	1999年ねん		『海うみの上うえのピアニスト』	受賞じゅしょう
	2000年ねん		『Canone inverso - Making Love』	受賞じゅしょう
	2001年ねん		『マレーナ』	ノミネート
	2006年ねん		『題名だいめいのない子守こもり唄うた』	受賞じゅしょう
	2006年ねん	50周年しゅうねん記念きねん功労賞こうろうしょう	-	受賞じゅしょう
	2010年ねん	作曲さっきょく賞しょう	『シチリア!シチリア!』	受賞じゅしょう
	2013年ねん		『鑑定かんてい士しと顔かおのない依頼人いらいにん』	受賞じゅしょう
	2016年ねん		『ある天文学てんもんがく者しゃの恋文こいぶみ』	ノミネート
ゴールデングローブ賞しょう	1984年ねん	作曲さっきょく賞しょう	『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』	ノミネート
	1986年ねん		『ミッション』	受賞じゅしょう
	1987年ねん		『アンタッチャブル』	ノミネート
	1989年ねん		『カジュアリティーズ』	ノミネート
	1991年ねん		『バグジー』	ノミネート
	1999年ねん		『海うみの上うえのピアニスト』	受賞じゅしょう
	2000年ねん		『マレーナ』	ノミネート
	2015年ねん		『ヘイトフル・エイト』	受賞じゅしょう
ロサンゼルス映画えいが批評ひひょう家か協会きょうかい賞しょう	1984年ねん	音楽おんがく賞しょう	『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』	受賞じゅしょう
ロサンゼルス映画えいが批評ひひょう家か協会きょうかい賞しょう	2001年ねん	生涯しょうがい功労賞こうろうしょう	-	受賞じゅしょう
イタリア・ゴールデングローブ賞しょう（イタリア語ご版ばん）	1993年ねん	作曲さっきょく賞しょう	『Il lungo silenzio』	受賞じゅしょう
イタリア・ゴールデングローブ賞しょう（イタリア語ご版ばん）	2010年ねん	作曲さっきょく賞しょう	『シチリア!シチリア!』	受賞じゅしょう
ロカルノ国際こくさい映画えいが祭さい	1989年ねん	名誉めいよ豹ひょう賞しょう	-	受賞じゅしょう
ヴェネツィア国際こくさい映画えいが祭さい	1995年ねん	栄誉えいよ金きん獅子しし賞しょう	-	受賞じゅしょう
ヨーロッパ映画えいが賞しょう	1999年ねん	生涯しょうがい貢献こうけん賞しょう	-	受賞じゅしょう
	2005年ねん	作曲さっきょく賞しょう	『フェイトレス～運命うんめいではなく～』	ノミネート
	2013年ねん	作曲さっきょく賞しょう	『鑑定かんてい士しと顔かおのない依頼人いらいにん』	受賞じゅしょう
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞しょう	2000年ねん	功労賞こうろうしょう	-	受賞じゅしょう
ニューヨーク映画えいが批評ひひょう家か協会きょうかい賞しょう	2015年ねん	特別とくべつ賞しょう	-	受賞じゅしょう
クリティクス・チョイス・アワード	2015年ねん	作曲さっきょく賞しょう	『ヘイトフル・エイト』	受賞じゅしょう
シカゴ映画えいが批評ひひょう家か協会きょうかい賞しょう	2015年ねん	作曲さっきょく賞しょう	『ヘイトフル・エイト』	受賞じゅしょう
オースティン映画えいが批評ひひょう家か協会きょうかい賞しょう	2015年ねん	作曲さっきょく賞しょう	『ヘイトフル・エイト』	受賞じゅしょう
ヒューストン映画えいが批評ひひょう家か協会きょうかい賞しょう	2015年ねん	作曲さっきょく賞しょう	『ヘイトフル・エイト』	受賞じゅしょう
アストゥリアス皇太子こうたいし賞しょう	2020年ねん	芸術げいじゅつ部門ぶもん賞しょう	-	受賞じゅしょう

モリコーネを扱あつかった作品さくひん

2023年ねん、ドキュメンタリー映画えいが『モリコーネ映画えいがが恋こいした音楽家おんがくか』(Ennio)が日本にっぽんで公開こうかい。モリコーネのドキュメンタリー^[6]。

脚注きゃくちゅう

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく

^ 日本にっぽんでは青山あおやまミチ、木この実みナナらがカバーした
^ ジャンニ・モランディの歌唱かしょうで有名ゆうめい
^ アラン・ドロン、ジャン・ギャバン、リノ・バンチュラらが出演しゅつえん
^ 『死刑しけい台だいのメロディ』の挿入歌そうにゅうか
^ 小学校しょうがっこうの同級生どうきゅうせいでもあったレオーネから、『荒野あらのの用心棒ようじんぼう』の雰囲気ふんいきを掴つかむため、黒澤くろさわ明あきらの『用心棒ようじんぼう』を見みせられ、ウエスタンの曲きょく作づくりを始はじめる^[6]。

出典しゅってん

^ ^a ^b ^c “Ennio Morricone - Sito Ufficiale - Biografia”. Discord. 2014年ねん1月がつ19日にち閲覧えつらん。
^ “ALUMNI” (イタリア語ご). Conservatorio di Musica Santa Cecilia - Roma. 2021年ねん3月がつ4日にち閲覧えつらん。
^ “Ennio Morricone | Biography | AllMusic”. AllMusic. 2014年ねん1月がつ19日にち閲覧えつらん。
^ “Ennio Morricone - Biography - IMDb”. IMDb. 2014年ねん1月がつ19日にち閲覧えつらん。
^ “The Good, the Bad, and the Ugly”. AFI Catalog of Feature Films. 2017年ねん10月がつ16日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。16 October 2018閲覧えつらん。
^ ^a ^b “クリント・イーストウッド、モリコーネらが明あかす！マカロニウエスタンの金字塔きんじとう『荒野あらのの用心棒ようじんぼう』超ちょう有名ゆうめいテーマ曲きょく誕生たんじょうの “秘話ひわ”と“想おもい””. ミュージックライフ・クラブ (シンコーミュージック・エンタテイメント). (2022年ねん11月24日にち) 2023年ねん10月がつ1日にち閲覧えつらん。
^ “Ennio Morricone | Awards | AllMusic”. AllMusic. 2014年ねん1月がつ19日にち閲覧えつらん。
^ “Ennio Morricone - Awards - IMDb”. IMDb. 2014年ねん1月がつ19日にち閲覧えつらん。
^ “大河たいがドラマ「武蔵むさしＭＵＳＡＳＨＩ」”. NHK. 2019年ねん11月16日にち閲覧えつらん。
^ “Ennio Morricone to receive honorary Oscar in 2007”. Screen Daily. (2006年ねん12月14日にち) 2019年ねん11月16日にち閲覧えつらん。
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^ “タランティーノ監督かんとく最新さいしん作さく『ヘイトフル・エイト』巨匠きょしょうエンニオ・モリコーネがアカデミー賞しょう®作曲さっきょく賞しょう受賞じゅしょう”. TimeWarp. (2016年ねん2月がつ29日にち). オリジナルの2016年ねん3月がつ6日にち時点じてんにおけるアーカイブ。 2019年ねん11月16日にち閲覧えつらん。
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外部がいぶリンク

公式こうしきウェブサイト（イタリア語ご）
エンニオ・モリコーネ - allcinema
エンニオ・モリコーネ - KINENOTE
Ennio Morricone - IMDb（英語えいご）
Ennio Morricone - Discogs
Ennio Morricone - Myspace
エンニオ・モリコーネ - ワーナーミュージック・ジャパン
アカデミー名誉めいよ賞しょうエンニオ・モリコーネ受賞じゅしょう映像えいぞう - YouTube（プレゼンター：クリント・イーストウッド）
アカデミー作曲さっきょく賞しょう『ヘイトフル・エイト』エンニオ・モリコーネ受賞じゅしょう映像えいぞう - YouTube

[5] 日本にっぽんでは青山あおやまミチ、木この実みナナらがカバーした

[6] ジャンニ・モランディの歌唱かしょうで有名ゆうめい

[8] アラン・ドロン、ジャン・ギャバン、リノ・バンチュラらが出演しゅつえん

[9] 『死刑しけい台だいのメロディ』の挿入歌そうにゅうか

[11] 小学校しょうがっこうの同級生どうきゅうせいでもあったレオーネから、『荒野あらのの用心棒ようじんぼう』の雰囲気ふんいきを掴つかむため、黒澤くろさわ明あきらの『用心棒ようじんぼう』を見みせられ、ウエスタンの曲きょく作づくりを始はじめる^[6]。

[:0-1] “Ennio Morricone - Sito Ufficiale - Biografia”. Discord. 2014年ねん1月がつ19日にち閲覧えつらん。

[2] “ALUMNI” (イタリア語ご). Conservatorio di Musica Santa Cecilia - Roma. 2021年ねん3月がつ4日にち閲覧えつらん。

[3] “Ennio Morricone | Biography | AllMusic”. AllMusic. 2014年ねん1月がつ19日にち閲覧えつらん。

[4] “Ennio Morricone - Biography - IMDb”. IMDb. 2014年ねん1月がつ19日にち閲覧えつらん。

[7] “The Good, the Bad, and the Ugly”. AFI Catalog of Feature Films. 2017年ねん10月がつ16日にち時点じてんのオリジナルよりアーカイブ。16 October 2018閲覧えつらん。

[mlc_20221124_09-10] “クリント・イーストウッド、モリコーネらが明あかす！マカロニウエスタンの金字塔きんじとう『荒野あらのの用心棒ようじんぼう』超ちょう有名ゆうめいテーマ曲きょく誕生たんじょうの “秘話ひわ”と“想おもい””. ミュージックライフ・クラブ (シンコーミュージック・エンタテイメント). (2022年ねん11月24日にち) 2023年ねん10月がつ1日にち閲覧えつらん。

[12] “Ennio Morricone | Awards | AllMusic”. AllMusic. 2014年ねん1月がつ19日にち閲覧えつらん。

[13] “Ennio Morricone - Awards - IMDb”. IMDb. 2014年ねん1月がつ19日にち閲覧えつらん。

[14] “大河たいがドラマ「武蔵むさしＭＵＳＡＳＨＩ」”. NHK. 2019年ねん11月16日にち閲覧えつらん。

[15] “Ennio Morricone to receive honorary Oscar in 2007”. Screen Daily. (2006年ねん12月14日にち) 2019年ねん11月16日にち閲覧えつらん。

[16] Roberto SCHMIDT (2007年ねん2月がつ26日にち). “＜第だい79回かいアカデミー賞しょう＞エンニオ・モリコーネ、名誉めいよ賞しょうを受賞じゅしょう - 米国べいこく”. AFPBB News. クリエイティヴ・リンク 2023年ねん9月がつ29日にち閲覧えつらん。

[17] “タランティーノ監督かんとく最新さいしん作さく『ヘイトフル・エイト』巨匠きょしょうエンニオ・モリコーネがアカデミー賞しょう®作曲さっきょく賞しょう受賞じゅしょう”. TimeWarp. (2016年ねん2月がつ29日にち). オリジナルの2016年ねん3月がつ6日にち時点じてんにおけるアーカイブ。 2019年ねん11月16日にち閲覧えつらん。

[18] 平尾ひらお嘉浩よしひろ (2020年ねん10月がつ4日にち). “巨匠きょしょうエンニオ・モリコーネをオスカー初はつ受賞じゅしょうに導みちびいた…クエンティン・タランティーノとの不思議ふしぎな関係かんけい性せい”. MOVIE WALKER PRESS (ムービーウォーカー) 2023年ねん9月がつ29日にち閲覧えつらん。

[19] 『官報かんぽう』14号ごう、令れい和わ元年がんねん5月がつ21日にち

[20] “令れい和わ元年がんねん　春はるの外国がいこく人じん叙勲じょくん（エンニオ・モリコーネ氏し）”. 在ざいイタリア日本国にっぽんこく大使館たいしかん（イタリア語ご版ばん） (2019年ねん5月がつ21日にち). 2019年ねん5月がつ24日にち閲覧えつらん。

[21] 映画えいが音楽おんがくの巨匠きょしょうエンニオ・モリコーネ氏しが死去しきょ、91歳さい - ロイター 2020年ねん7月がつ6日にち

[22] “Ennio Morricone to Delight Sofia Audience - Novinite.com - Sofia News Agency”. Novinite.com （Sofia News Agency）. 2014年ねん1月がつ19日にち閲覧えつらん。

[23] アカデミー賞しょう公式こうしきホームページ（abc.com/shows/oscars）2014年ねん2月がつ1日にち閲覧えつらん

[24] Annalisa Teggi (2020年ねん7月がつ24日にち). “Ennio Morricone and his wife Maria Travia - the love story behind the music”. Aleteia アレーテイア 2023年ねん9月がつ30日にち閲覧えつらん。

[25] エンニオ・モリコーネ、マリア・トラヴィア、クリント・イーストウッド (2009年ねん2月がつ4日にち). Ennio Morricone receiving an Honorary Oscar®. YouTube. Oscars. 該当がいとう時間じかん: 3:23. 2023年ねん9月がつ30日にち閲覧えつらん。

[Kojotengeheul,_in_Noten_übertragen-26] “Ennio Morricone wird 85: Kojotengeheul, in Noten übertragen”. Berliner Zeitung. (2013年ねん11月8日にち). オリジナルの2015年ねん1月がつ19日にち時点じてんにおけるアーカイブ。. https://archive.md/3BSuV 2019年ねん11月16日にち閲覧えつらん。

[27] “タランティーノとは仕事しごとしたくない！映画えいが音楽おんがくの巨匠きょしょうエンニオ・モリコーネが告白こくはく”. シネマトゥデイ (株式会社かぶしきがいしゃシネマトゥデイ). (2013年ねん3月がつ18日にち) 2019年ねん11月16日にち閲覧えつらん。

[28] 「エンニオ・モリコーネ、自身じしんを語かたる」エンニオ・モリコーネ、アントニオ・モンダ邦訳ほうやくは河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ。

[29] Ennio Morricone – composer of the soundtrack to Italian ... https://morningstaronline.co.uk › article THE work of composer Ennio Morricone, who died yesterday aged 91, ... Republic in the early 1990s, Morricone became involved with the Democratic Party, ...

[30] “Quattro Studi (1984/89) Per Pianoforte (16 Ca.)”. www.sheetmusicplus.com. sheetmusicplus. 2020年ねん7月がつ11日にち閲覧えつらん。

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