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ギャラクタス - Wikipedia

ギャラクタス(Galactus)は、マーベル・コミック出版しゅっぱんする複数ふくすうアメリカン・コミック登場とうじょうする架空かくうのキャラクター。スタン・リージャック・カービーによって創造そうぞうされた。初出しょしゅつは『ファンタスティック・フォー48ごう(1966ねん3がつ)。

惑星わくせい崩壊ほうかいさせ、そのときに解放かいほうされるエネルギーをべるコズミック・ビーイング(宇宙うちゅうてき存在そんざい)のひとり。「宇宙うちゅう魔神まじん」「コズミック・ディバウラー」「プラネット・イーター」とう異名いみょうつ。

ギャラクタス・トリロジー 編集へんしゅう

1966ねん創刊そうかんからほぼ5ねん経過けいかしマーベル・コミックスの旗艦きかんタイトルとなった『ファンタスティック・フォー』において、スタン・リーとジャック・カービーはいまだかつてないスケールのヴィラン(悪役あくやく)の創造そうぞうせまられていた。されたキャラクターは『ファンタスティック・フォー』48から50ごう(1966ねん3 - 5がつ)に登場とうじょうした(現在げんざいではそのさんごうは「ギャラクタス・トリロジー(The Galactus Trilogy)」とばれている)。

カービーは聖書せいしょからインスピレーションを宇宙うちゅう魔神まじんギャラクタスを、そしてリーはギャラクタスにたいする天使てんし位置いちめるヘラルドシルバーサーファーあたえた。

このストーリーは『ファンタスティック・フォー』50ごう(1966ねん5がつ)で頂点ちょうてんたっした。それは、あまりにもおろかでかよわいが、可能かのうせいおお存在そんざいである人類じんるいのために、みずからの絶対ぜったいてきしゅギャラクタスにたいしてたたかいをいどむシルバーサーファーの英雄えいゆうてき悲劇ひげきてき姿すがたえがかれた。

このさんさくのち、カービーは、ギャラクタスの存在そんざいかんおおきすぎるとしてさい登場とうじょうさせるつもりはなかった。しかしファンの人気にんきたかく、ギャラクタスさい登場とうじょう嘆願たんがん数多かずおおとどいたため、リーはカービーにギャラクタスのさい登場とうじょう要請ようせいした。

ギャラクタスは、『ソー』134ごう(1966ねん11月)にカメオ登場とうじょうし、リーとカービーが創造そうぞうしたべつ宇宙うちゅうてきキャラクター、イーゴ・ザ・リビングプラネット(Ego the Living Planet)との対立たいりつ関係かんけいをほのめかした。

リーの要請ようせいによって1ねん、ギャラクタスはまず『デアデビル』37ごう(1968ねん2がつ)にカメオ出演しゅつえんし、つづいて『ファンタスティック・フォー』72から77ごう(1968ねん3 - 8がつ)、『シルバーサーファー』1ごう(1968ねん8がつ)にさい登場とうじょうした。それらのストーリーにおいてギャラクタスは、いち捕食ほしょく断念だんねんした地球ちきゅうもどり、かつてのヘラルドであるシルバーサーファーをさがした。

その、リーとカービーは『ソー』160から162ごう(1969ねん1 - 3がつ)に、同誌どうし134ごうから継続けいぞくするプロットラインとしてギャラクタスを登場とうじょうさせた。162ごうからはギャラクタスのオリジン・ストーリーがかたられたが、キャラクターは予期よきせぬ脱線だっせんはじめる。その理由りゆうとしてはリーとカービーのあいだのコミュニケーション不足ふそく指摘してきされている。

ギャラクタスのオリジンは、『ソー』168から169ごう(1969ねん9 - 10がつ)で最終さいしゅうてきあきらかとなった。

1970年代ねんだいから80年代ねんだい 編集へんしゅう

あらたなヘラルドをれたギャラクタスは、『ファンタスティック・フォー』120から123ごう(1972ねん3 - 6がつ)と『ソー』225から228ごう(1974ねん7 - 10がつ)、さらにその『ファンタスティック・フォー』 172から175ごう(1976ねん7がつ - 10がつ)、206から213ごう(1979ねん5 - 12月)に登場とうじょうした。

1983ねん、ライターのマーク・グランウォルド(Mark Gruenwald)、ペンシラーのジョン・バーン(John Byrne) と ロン・ウィルソン(Ron Wilson)、インカーのジャック・アベル(Jack Abel) とヴィンス・コレッタ(Vince Colletta)は、『ギャラクタス』のタイトルをかんした23ページにおよぶより詳細しょうさいなオリジン・ストーリーをした。これは『スーパー・ヴィラン・クラシックス』 1ごう(1983ねん5がつ)に掲載けいさいされた。だい部分ぶぶん以前いぜんのオリジンと同一どういつのものであったが多少たしょう加筆かひつ削除さくじょ編集へんしゅうおこなわれ、のちには『オリジン・オブ・ギャラクタス』 1ごう(1996ねん2がつ)として再版さいはんされた。

1990年代ねんだい 編集へんしゅう

1990年代ねんだいにおけるギャラクタスの存在そんざいは、クロスオーバー・タイトル『インフィニティ・ガントレット』#1-6(1991ねん7 - 12月)、『インフィニティ・ウォー』#1-6(1992ねん6 - 11月)、およびミニシリーズ『ギャラクタス・ザ・ディバウラー』(1999ねん9がつ - 2000ねん3がつ)におけるその最高潮さいこうちょうむかえた(これは元々もともと『シルバーサーファー』だい3シーズンのためのストーリーとして設定せっていされていたが、どうタイトルは販売はんばい不振ふしんのためにりとなった)。このシリーズは、シルバーサーファーのによるギャラクタスのわり、ひんしたギャラクタスは、みずからのによって「さらおおきなあくあらわれるだろう」と警告けいこくした。

2000年代ねんだい 編集へんしゅう

ギャラクタスの死後しごかれ残骸ざんがいほし形態けいたいをとった。

のちにファンタスティック・フォーは、ギャラクタスが惑星わくせいうことでたエネルギーのおおくが、コズミック・ビーイングのひとつアブラクサス(Abraxas)を拘束こうそくしておくことにもちいられていたことをった。これによりギャラクタスはマルチバース(多元たげん宇宙うちゅう)が破壊はかいされるのをふせいでいたのである。それをったMr.ファンタスティックとドクター・ドゥームはギャラクタスを復活ふっかつさせ、復活ふっかつしたギャラクタスははなたれたアブラクサスを撃破げきはした。

ギャラクタスは、『マーベル:ジ・エンド (Marvel: The End)』1 - 6ごう(2003ねん5 - 7がつ)とマキシシリーズ『サノス (Thanos)』1 - 12ごう(2003ねん12月 - 2004ねん5がつ)に登場とうじょうし、かれらったおおくの生命せいめいあふれる惑星わくせいたいして悔悟かいごじょうあらわした。さらに今後こんご能動のうどうてき惑星わくせい以外いがい食物しょくもつさがすことを表明ひょうめいしさえした。

またべつのストーリーでは、Mr.ファンタスティックとヒューマントーチによって開発かいはつされた装置そうちによってギャラクタスをギャランとパワー・コズミックというふたつの構成こうせい要素ようそ分離ぶんりするこころみもおこなわれた。分離ぶんりされたギャランはパワー・コズミックからのがれるためにべつ次元じげん逃亡とうぼうした。しかし結局けっきょくこのこころみは失敗しっぱいしたらしく、すぐのちほし戦士せんしベータ・レイ・ビルがさい統合とうごうされたギャラクタスに遭遇そうぐうしている。

ギャラクタスはまた、6ごうからなるコズミックけいクロスオーバー『アナイアレーション (Annihilation)』(2006ねん10がつ - 2007ねん3がつ)の中心ちゅうしんてきキャラクターであった。そして、4ごうからなるミニシリーズ『アナイアレーション:シルバーサーファー』(2006ねん6 - 7がつ)の共演きょうえんしゃとして、最初さいしょ登場とうじょうした。ギャラクタスは、それから2ごうからなるエピローグ、『アナイアレーション:ヘラルド・オブ・ギャラクタス (Annihilation:Heralds of Garactus)』(2007ねん4 - 5がつ)に登場とうじょうする。この『アナイアレーション:ヘラルド・オブ・ギャラクタス』では、ギャラクタスがプロエミナル(Proemial Gods、ビッグバンをのこったコズミック・ビーイングたち一群いちぐん)のいちはしらであるという設定せっていくわえられた。

かれかみぐんはいくつかの派閥はばつわかれ、宇宙うちゅう全体ぜんたい支配しはいけんるためにたたかつづけた。このたたかいは最終さいしゅうてきにギャラクタスの勝利しょうりわり、ギャラクタスは他派たはのリーダーを殺害さつがいし、のこったメンバーを宇宙うちゅうてキラン(Kyln)の牢獄ろうごく幽閉ゆうへいした。

ネガティブ・ゾーンの支配しはいしゃ一人ひとりアニヒラスがした絶滅ぜつめつ艦隊かんたいアナイアレーション・ウェーブによってキランの牢獄ろうごく破壊はかいされ、はなたれたプロエミナルののこりのはしら暗黒あんこくのテネンバウス(Tenebrous of The Darkness)とかなしみのイージス(Aegis Lady of All Sorrows)がギャラクタスとシルバーサーファーを攻撃こうげきした。この攻撃こうげきによって無能力むのうりょくされたギャラクタスはアニヒラスによって拘束こうそくされ、宇宙うちゅうすべての生命せいめい破滅はめつさせるためのパワー・コズミックばくだん改造かいぞうされようとした。ドラックス・ザ・デストロイヤーはギャラクタスの救出きゅうしゅつ成功せいこうしたが、その過程かていで3つのほしけいとアナイアレーション・ウェーブ艦隊かんたいだい部分ぶぶん破壊はかいするだい爆発ばくはつこした。その結果けっかのこった関係かんけいしゃ休戦きゅうせん合意ごういせざるをなくなった。

ミニシリーズ『ベータ・レイ・ビル:ゴッドハンター (Beta Ray Bill: Godhunter』』では、ほしじん戦士せんしベータ・レイ・ビルが、リミテッドシリーズ『ストームブレイカー:サーガ・オブ・ベータ・レイ・ビル (Stormbreaker: The Saga of Beta Ray Bill)』でこった事件じけんたいしてギャラクタスへの復讐ふくしゅう要求ようきゅうした。

オリジン 編集へんしゅう

ギャラクタスはビッグバン以前いぜん宇宙うちゅうのこりである。

かつてかれは、ギャラン(Galan)という宇宙うちゅう探検たんけんであった。かれははぼしター(Taa)は、非常ひじょう高度こうど文明ぶんめいほこったが疫病えきびょうのようにほしおか宇宙うちゅうてき災害さいがいによって滅亡めつぼうした。最後さいご生存せいぞんしゃとなったかれ宇宙うちゅうてき災害さいがい発生はっせいげんであるコズミック・エッグに到達とうたつした。コズミック・エッグの内部ないぶ宇宙うちゅう意思いし(Sentience of the Universe)と出会であったギャランは、それと合一ごういつし、やがておとずれる宇宙うちゅう終焉しゅうえんビッグクランチをびてつぎ宇宙うちゅういたることをえらんだ。ビッグバンをびた合一ごういつたいは、ちょうエネルギーをあらたな生命せいめいたいギャラクタスとしてまれわった。ギャラクタスは、みずからの強大きょうだいなエネルギーを制御せいぎょするためのよろいと、巨大きょだい宇宙船うちゅうせんTaa II(かれ滅亡めつぼうした故郷こきょう敬意けいいあらわして命名めいめいされた)を製造せいぞうした。

『ファンタスティック・フォー』242から244ごう(1982ねん5 - 7がつ)、さらに『ファンタスティック・フォー』257ごう(1983ねん8がつ)でギャラクタスは帰還きかんする。このストーリーで、ギャラクタスとのコズミック・ビーイングとの関係かんけいさら進展しんてんした。コズミック・ビーイングのひとり、つかさどるデスは、ギャラクタスが「おっとにしてちち兄弟きょうだいにして息子むすこである」とべている。

こののち、『ファンタスティック・フォー』#262(1984ねん1がつ)に登場とうじょうしたコズミック・ビーイング、時間じかんつかさどるエターニティは、ギャラクタスが宇宙うちゅう自然しぜんりつにとって重要じゅうようなのだと主張しゅちょうした。そこでは「ぜん宇宙うちゅうたいするギャラクタスの必要ひつようせいとその役割やくわりは、『ちょう長期ちょうきのスパンでるならば、すべての創造そうぞうぶつたいしてぜんをなす触媒しょくばいなすことができるあく』である」と表現ひょうげんされた。

同年どうねんアンソロジー『エピック・イラストレイテッド(Epic Illustrated)』 #26-34(1984ねん10がつ - 1986ねん2がつ)に、10からなる「ザ・ラスト・ギャラクタス・ストーリー」の最初さいしょの9ぶん発表はっぴょうされた。ただし同誌どうしはこのごうをもって終了しゅうりょうし、ストーリーは未完みかんわった。

翌年よくねん、ギャラクタスはクロスオーバー・タイトル『シークレット・ウォーズ』(1984ねん5がつ - 1985ねん4がつ)、そしてふたたび『シルバーサーファー』だい3シリーズ(1987ねん - 1998ねん)で重要じゅうよう役割やくわりえんじることとなる。対立たいりつ概念がいねんなま理性りせい感情かんじょう秩序ちつじょ混沌こんとんなど)をつかさどるコズミック・ビーイング、イン・ビトウィナー(In-Betweener)は、ギャラクタスの必要ひつようせいについて、エターニティとデスのバランスを調整ちょうせいするために存在そんざいするのだとべている。

能力のうりょく 編集へんしゅう

ギャラクタスは、強大きょうだいなパワー・コズミックの使つかである。これにより物体ぶったい構成こうせい分子ぶんしさい構築こうちくおよび元素げんそ転換てんかん銀河ぎんがあいだ距離きょりえる物体ぶったいのテレポート、時空じくうあいだ操作そうさみずからのおおきさの変化へんか破壊はかいりょくせん放射ほうしゃ不可ふか壊にちか強度きょうどのフォース・フィールドの構築こうちく次元じげんあいだ移動いどうポータルの作成さくせい、テレパシー、テレキネシス、宇宙うちゅうてき知覚ちかくりょくなどを発揮はっきする。

ギャラクタスは、かれのヘラルドのひとりモーグをから復活ふっかつさせたように、知的ちてき生命せいめいたい創造そうぞうする能力のうりょくつ。また同時どうじ自分じぶん自身じしんあるいは他者たしゃ物理ぶつりてき損壊そんかい状態じょうたいさい構築こうちくすることができる。さらに記憶きおく感情かんじょうたましい自在じざい操作そうさすることができ、この能力のうりょくはヘラルドをさいによくもちいられる。んだ惑星わくせいをそこにかつてんでいた知的ちてき生命せいめいごと復活ふっかつさせたこともある。

ギャラクタスは、かれ自身じしんのいかなるものよりも高次こうじ存在そんざいであるとかんがえており、生命せいめいあふれた惑星わくせいをむさぼることによってかれ生命せいめい存在そんざい維持いじしている。かれ無数むすう世界せかいい、すうおおくの文明ぶんめい生命せいめいった。

ギャラクタスはまた、体内たいないのエネルギーを制御せいぎょするために全身ぜんしんよろい装着そうちゃくしている。

ギャラクタスの外見がいけん種族しゅぞくによってことなる。スクレイルガールの相棒あいぼうのリスのチッピトウには巨大きょだいなリスにえていた。ヘルメットやスーツは共通きょうつうしている。[1]

ギャラクタスがかれ自身じしん存在そんざいささえるためには連続れんぞくてきなエネルギーの供給きょうきゅう必要ひつよう不可欠ふかけつであり、かれのパワーレベルはかれの「え」の度合どあいにおおきく影響えいきょうされる。このため、地球ちきゅうのスーパーヒーローたちは、えによりちから減衰げんすいしたギャラクタスを撃退げきたいすることにいく成功せいこうしている。

この宇宙うちゅうにおける最古さいこ知的ちてき存在そんざいであるギャラクタスは、地球ちきゅうじょうもっとすぐれた知性ちせいでも把握はあくすることができないほどちょう高度こうど科学かがく技術ぎじゅつ駆使くしする(究極きゅうきょく抹消まっしょうアルティメット・ヌリフィアー(Ultimate Nullifier)やメビウスのじょうをした太陽系たいようけいサイズの宇宙船うちゅうせんTaa IIなどがれいである)。

ギャラクタスは、自分じぶんのヘラルドとしてはたらかせるために知的ちてき生命せいめいたいえらし、パワー・コズミックの一部いちぶあたえることがある。

またギャラクタスが創造そうぞうした前述ぜんじゅつのアルティメットヌリフィアーはぜん多元たげん宇宙うちゅう破壊はかいできるほどの能力のうりょくっている。

ヘラルド 編集へんしゅう

「ヘラルド」 (Herald) とは、ギャラクタスの斥候せっこうあるいは水先案内みずさきあんないじんとなって、かれべるための惑星わくせい探索たんさくする存在そんざいのことである。ヘラルドの来訪らいほうはギャラクタスの来襲らいしゅう意味いみし、惑星わくせい死刑しけい執行しっこう宣言せんげんともられるため、非常ひじょうおそれられている。またそれぞれのヘラルドはギャラクタスからパワー・コズミックをあたえられ、ちょう人的じんてき能力のうりょくけている(詳細しょうさいシルバーサーファーこう参照さんしょうのこと)。

  • シルバーサーファー
  • エアーウォーカー (Airwalker)
  • ファイアーロード (Fireload)
  • デストロイヤー (Destroyer)
  • テラックス (Terrax)
  • ノヴァ (Nova)
  • モーグ (Morg)
  • レッドシフト (Red Shift)
  • フォールン・ワン (Fallen One)
  • ドミナス (Dominas)
  • スターダスト (Stardust)
  • ゴールデン・オールディー (Golden Oldie)

のバージョン 編集へんしゅう

アースX 編集へんしゅう

アースX世界せかいにおけるギャラクタスは、宇宙うちゅうにおける基本きほんてき存在そんざいの1つである。惑星わくせい破壊はかいすることによってコズミック・ビーイング、セレスティアルズ(Celestials)のたまご(=惑星わくせい)を破壊はかいし、宇宙うちゅうてき生態せいたいけい維持いじしている。のちには超越ちょうえつてき存在そんざい進化しんかしたフランクリン・リチャーズ(Mr.ファンタスティックの息子むすこ)が、ギャラクタスの役割やくわりたすことになる。

エグザイルズ 編集へんしゅう

ギャラクタスは「世界せかい破壊はかいしゃ」ではなく、エグザイルズの世界せかいでは反対はんたいに「世界せかいいやすもの」として登場とうじょうする(この世界せかいの「世界せかい破壊はかいしゃ」はシルバーサーファーである)。

ヒーローズ・リボーン 編集へんしゅう

マーベル世界せかい全体ぜんたいんだ一大いちだいクロスオーバー『オンスロート』事件じけんのち、ギャラクタスはフランクリン・リチャーズによってつくられたポケット宇宙うちゅうあらわれ、すぐにすうにんのヘラルドをした。この世界せかいにおけるギャラクタスとそのヘラルドは、超人ちょうじんぞくインヒューマンズによる崇拝すうはい対象たいしょうとされている。

マンガヴァース 編集へんしゅう

ギャラクタスは、単眼たんがん触手しょくしゅゆうする惑星わくせいサイズの巨大きょだい生物せいぶつとしてあらわれ、惑星わくせいから生命せいめいりょくくす。またヘラルドではなく、ギャラクタスの摂食せっしょく行動こうどう補佐ほさするさまざまな形態けいたい生物せいぶつ(スポアー(Spore))をす。

マーベル・ゾンビーズ 編集へんしゅう

マーベル・ゾンビーズの世界せかいでギャラクタスは、シルバーサーファーを捕食ほしょくしてパワー・コズミックを獲得かくとくしたゾンビーたちとそう力戦りきせんひろげる。高度こうど科学かがく技術ぎじゅつたすけをりたゾンビーたちはからくもギャラクタスをやぶることに成功せいこうし、かれ肉体にくたいくした。

ギャラクタスのパワーを吸収きゅうしゅうしたゾンビーたちはかれ役割やくわり継承けいしょうし、惑星わくせいうために宇宙うちゅう侵攻しんこうしていった。

MC2 編集へんしゅう

あらたなヘラルド、ドミナスをれた未来みらいのギャラクタスが、MC2世界せかい登場とうじょうする。

アルティメット・ギャラクタス 編集へんしゅう

アルティメット世界せかいのギャラクタスは、ガー・ラク・タス(Gah Lak Tus)とばれている。

その存在そんざいはアルティメットばんのヴィジョン(Vision)によってまず言及げんきゅうされた(この世界せかいにおけるヴィジョンは、ガー・ラク・タスによってかつてほろぼされた世界せかいつくられた早期そうき警戒けいかいシステムであったことがかされる)。

ガー・ラク・タスは、都市としサイズのロボットが160,000 kmものながさにつづ一種いっしゅぐんたいで、シルバーサーファーに存在そんざい、エンヴォイ(envoy)を進路しんろじょう惑星わくせいおくんですべての生命せいめいくす集合しゅうごう知性ちせいたいであった。

リード・リチャーズは、宇宙うちゅうがビッグバンをこしたさいのエネルギーを転送てんそうしててきにぶつける武器ぶきアルティメット・ヌリフィアーをもちいてガー・ラク・タスの20%を消滅しょうめつさせ、その進路しんろえさせることに成功せいこうした。

そののメディア 編集へんしゅう

ゲーム 編集へんしゅう

ボスキャラクターとしてギャラクタスが登場とうじょう。ヘラルド(ドクター・ドゥームドーマムゥアルバート・ウェスカーごうおにの4にん)を2たいんでたたかわせたり、レーザーや即死そくし判定はんていわざなど強力きょうりょく攻撃こうげき使つかってくる。
前々まえまえさくMARVEL VS. CAPCOM CLASH OF SUPER HEROES』でもボス候補こうほとしてげられていたが、そのときは「ヒーローや格闘かくとうなぐいでたおせるような相手あいてではない」という理由りゆう却下きゃっかされている。
前作ぜんさく同様どうようボスキャラクターだが、条件じょうけんたすとせんようのモードが出現しゅつげんし、そこではギャラクタスがプレイアブルキャラクターとして操作そうさできる。

脚注きゃくちゅう 編集へんしゅう

  1. ^ 絶対ぜったい無敵むてきスクレイルガール』ヴィレッジブックス、2017ねん、79ぺーじ