コドレア

コドレア（ルーマニア語ご: Codlea）は、ルーマニア中央ちゅうおう部ぶのブラショフ県けんに属ぞくする都市とし。ハンガリー語ご名めいはフェケテハロム（Feketehalom）、ドイツ語ご名めいはツァイデン（Zeiden）である。

コドレア
自治体じちたい
要塞ようさい化かされた教会きょうかい
紋章もんしょう
位置いち図ず
コドレア 位置いち図ず
北緯ほくい45度ど41分ふん49秒びょう 東経とうけい25度ど26分ふん38秒びょう
国くに	ルーマニア
県けん	ブラショフ県けん
地位ちい	自治体じちたい
政府せいふ
• 首長しゅちょう	ビアヌ・マリウス (無所属むしょぞく)
面積めんせき
• 合計ごうけい	132.79 km2
人口じんこう （2002年ねん）
• 合計ごうけい	24,286人にん
等ひとし時とき帯おび	UTC+2 (EET)
• 夏時間なつじかん	UTC+3 (EEST)

歴史れきし

13世紀せいき、マグラ・コドレイ（Măgura Codlei）の近郊きんこうにドイツ騎士きし団だんによってシュヴァルツブルク（黒くろい城しろ の意い）という城砦じょうさいが築きずかれた。この城しろの名前なまえは1265年ねんの文献ぶんけんに初はじめて登場とうじょうする。このことから、コドレアはドイツ人じんによって築きずかれた街まちとされる。市街しがいにはブルツェンラントで最もっとも大おおきい「要塞ようさい教会きょうかい」がある。花卉かきで知しられることから、「花はなの都と」と呼よばれる。

地名ちめい

ルーマニア語ご名めいはラテン語らてんごで「端はし」とか「後方こうほう」という意味いみの指ゆび小しょう辞じであるcodella、またはスラヴ語ご派はで「やかん」を意味いみするcotalが由来ゆらいとされる。前述ぜんじゅつのマグラ・コドレイとは「やかんの丘おか」という意味いみで、地形ちけいがやかんに似にていたためそう名付なづけられた。ルーマニア語ごで「マグラ」という単語たんごは大おおきな丘おかや小山こやま、高地こうちの森もりを指さす。ハンガリー語ご名めいも「黒くろい丘おか」を意味いみするフェケテヘジ（Feketehegy）が語源ごげんとされる。ドイツ語ご名めいの由来ゆらいは定さだかでないが、養蜂ようほう家かという意味いみのツァイドラー（Zeidler）から来きているのではとの説せつがある。

人口じんこう動態どうたい

人口じんこうの推移すいい

1510年ねん	670人にん
1814年ねん	3264人にん
1849年ねん	3764人にん
1890年ねん	4035人にん
1930年ねん	5219人にん
1941年ねん	6214人にん
1966年ねん	1万まん3075人にん
1977年ねん	2万まん2744人にん
1982年ねん	2万まん3500人にん
1992年ねん	2万まん4620人にん
2002年ねん	2万まん4286人にん

1890年ねんの時点じてんでは、総そう人口じんこうの67%（2680人にん）がドイツ人じん、30%（1211人にん）がルーマニア人じん、1%（44人にん）がハンガリー人じん、2%（100人にん）がユダヤ人じんやその他たであった。1930年ねんにはドイツ人じんが60%（3111人にん）を、ルーマニア人じんが36%（1916人にん）を、ハンガリー人じんが4%（192人にん）をそれぞれ占しめた。2002年ねんの国勢調査こくせいちょうさ時点じてんではルーマニア人じんが92.7%、ハンガリー人じんが3.8%、ロマが1.7%、ドイツ人じんが1.5%を占しめた。2002年ねん時点じてんでの宗派しゅうは割合わりあいはルーマニア正教会せいきょうかいが86.8%、ローマ・カトリックが3.7%、ペンテコステ派はが3.1%、福音ふくいん派はが2.2%、アウクスブルク信仰しんこう告白こくはく福音ふくいん教会きょうかいが1%、改革かいかく派は教会きょうかいが0.8%であった。

出身しゅっしん有名人ゆうめいじん

• アルベルト・ツィーグラー（1888年ねん - 1946年ねん） パイロット
• オーレル・ボルデナケ（1902年ねん - 1987年ねん） 画家がか
• エドゥアルド・モレス（1884年ねん - 1980年ねん） 画家がか
• フリッツ・クライン（1888年ねん - 1945年ねん） ナチス親衛隊しんえいたい（SS）将校しょうこう

外部がいぶリンク

• 公式こうしきサイト （ルーマニア語ご）
• ドイツ語ご版ばんのサイト （ドイツ語ご）
• info-codlea コドレアの情報じょうほうサイト （ルーマニア語ご）
• Dumbravita Fishpond Complex | Ramsar