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ジャン2世 (フランス王) - Wikipedia

ジャン2せい (フランスおう)

14世紀せいきのフランスおう

ジャン2せい(Jean II, 1319ねん4がつ16にち - 1364ねん4がつ8にち[1])は、フランスヴァロワあさだい2だい国王こくおう在位ざいい1350ねん - 1364ねん)。初代しょだい国王こくおうフィリップ6せい王妃おうひジャンヌ・ド・ブルゴーニュ善良ぜんりょうおうle Bon)とばれた。

ジャン2せい
Jean II
フランス国王こくおう
在位ざいい 1350ねん - 1364ねん

出生しゅっしょう 1319ねん4がつ16にち
フランス王国おうこくル・マン
死去しきょ 1364ねん4がつ8にち
イングランド王国の旗 イングランド王国おうこくロンドンサヴォイ・パレス
埋葬まいそう フランス王国おうこくサン=ドニだい聖堂せいどう
配偶はいぐうしゃ ボンヌ・ド・リュクサンブール
  オーヴェルニュおんなはくジャンヌ1せい
子女しじょ 一覧いちらん参照さんしょう
家名かめい ヴァロワ
王朝おうちょう ヴァロワあさ
父親ちちおや フィリップ6せい
母親ははおや ジャンヌ・ド・ブルゴーニュ
サイン
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ジャン2せい善良ぜんりょうこう肖像しょうぞう』 (14世紀せいきなかば)、ルーヴル美術館びじゅつかんパリ

生涯しょうがい

編集へんしゅう

おう太子たいし時代じだい1332ねんボヘミア(ベーメン)おうヨハン(ジャン、ヤン)むすめボンヌ結婚けっこんし、おう太子たいしシャルルアンジューこうルイベリーこうジャンブルゴーニュこうフィリップらをもうけたが、ボンヌはおっと即位そくいまえ1349ねん黒死病こくしびょう死去しきょした[2]同年どうねんオーヴェルニュおんなはくジャンヌ再婚さいこんした。

1350ねんちちフィリップ6せい崩御ほうぎょによりのちいで即位そくい9月26にちランスだい聖堂せいどう戴冠たいかんした。当時とうじのフランスはイングランドとのひゃくねん戦争せんそう渦中かちゅうにあり、ジャン2せいちち遺志いしいでイングランドに対抗たいこうした。1355ねんエドワードくろ太子たいしひきいるイングランドぐんギュイエンヌ侵攻しんこうしてくると、これに対抗たいこうしようとおう太子たいしである長子ちょうしシャルルととも出陣しゅつじんし、よく1356ねんポワティエのたたかにてイングランドぐん激突げきとつしたが、ジャン2せいたたかえ上手じょうずられたエドワードくろ太子たいしてきではなく、ぐん大敗たいはいして自身じしん捕虜ほりょとなった[3][4]

その、フランスはおう太子たいしシャルルが摂政せっしょうとして統治とうちした[5]。ジャン2せいはエドワードくろ太子たいしから手厚てあつ処遇しょぐうけ、イングランドでの旅行りょこうゆるされた。1360ねんブレティニー条約じょうやくむすばれると、ルイわりに人質ひとじちになることで解放かいほうされた。しかし、1363ねん7がつにルイが脱走だっそうしたためやむなくイングランドにわたった[6]。1364ねんロンドンにて虜囚りょしゅうのままでぼっ[7][8]をシャルルがいだ。

最初さいしょつまボンヌ・ド・リュクサンブールとのあいだには4なん7じょをもうけた。

2度目どめつまジャンヌ・ドーヴェルニュとのあいだには2じょをもうけたが、いずれも夭逝ようせいした。

  • ブランシュ(1350ねん
  • カトリーヌ(1352ねん

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ John II king of France Encyclopædia Britannica
  2. ^ 佐藤さとう、p. 42
  3. ^ 佐藤さとう、p. 52
  4. ^ 朝治あさじ 、p. 117
  5. ^ 佐藤さとう、p. 56
  6. ^ 佐藤さとう、p. 66
  7. ^ 佐藤さとう、p. 37
  8. ^ 朝治あさじ 、p. 119

参考さんこう文献ぶんけん

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先代せんだい
フィリップ6せい
フランス国王こくおう
1350ねん - 1364ねん
次代じだい
シャルル5せい