デンマークの地方行政区画は、地域(レギオーン、デンマーク語: regioner、単数形: region)と基礎自治体(コムーネ、kommuner、単数形: kommune)の2段階からなる。
2007年1月1日、「2007デンマーク自治体改革」の一環として、伝統的な13の県(アムト、amt)を再編して5つの「地域」が設置された。同時に小さな基礎自治体は統合され、270から98に減らされた。地域のおもな仕事は、公的な医療サービスである。
市長やレギオーンの知事は、議会選挙で得票率が一番多かった政党から選出される[1]。
地域 |
首都 |
人口 |
面積 km² |
人口密度 人/km² |
元の県 (1970-2006)
|
デンマーク首都地域 Hovedstaden
|
ヒレレズ Hillerød
|
1,633,565
|
2,561
|
637.9
|
コペンハーゲン県、フレデリクスボー県、自治市のコペンハーゲン、フレデリクスベア、ボーンホルム
|
中央ユラン地域 Midtjylland
|
ヴィボー Viborg
|
1,219,741
|
13,053
|
93.4
|
リンケービン県、オーフス県の大部分、ヴィボー県の南部、ヴァイレ県の北部
|
北ユラン地域 Nordjylland
|
オールボー Aalborg
|
576,802
|
8,020
|
71.9
|
ノーユラン県、ヴィボー県の北部、オーフス県の一部
|
シェラン地域 Sjælland
|
ソーレ Sorø
|
811,511
|
7,273
|
111.6
|
ロスキレ県、ストーストレム県、ヴェストシェラン県
|
南デンマーク地域 Syddanmark
|
ヴァイレ Vejle
|
1,185,840
|
12,191
|
97.3
|
フュン県、リーベ県、スナユラン県、ヴァイレ県の南部
|
全体
|
コペンハーゲン
|
5,427,459
|
43,093
|
125.9
|
デンマーク全体
|
- ^ 小野寺綾子「デンマークに暮らす」/ 村井誠人編著 『デンマークを知るための68章』 明石書店 2009年 319ページ