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ボスホート (ロケット) - Wikipedia

ボスホート(ロシアВосход、ラテン文字もじ表記ひょうきれい:Voskhod)は、1960年代ねんだいから1970年代ねんだいにかけてソビエト連邦れんぽう使用しようされていた有人ゆうじん宇宙船うちゅうせん人工じんこう衛星えいせいようのロケット。R-7大陸たいりくあいだ弾道だんどうミサイルから派生はせいしたロケットの1つで、ボストークロケット後継こうけいソユーズロケット前身ぜんしんにあたる。

ボスホート11A57
基本きほんデータ
運用うんようこく ソビエト連邦れんぽう
開発かいはつしゃ OKB-1
使用しよう期間きかん 1963ねん - 1976ねん
射場いば バイコヌール宇宙うちゅう基地きち
プレセツク宇宙うちゅう基地きち
すう 299かい成功せいこう285かい
費用ひよう 1,800まんドル
(1994ねん
原型げんけい R-7ミサイル
モルニヤロケット
発展はってんがた ソユーズロケット
物理ぶつりてき特徴とくちょう
構成こうせい 3だん
そう質量しつりょう 298.4 トン
全長ぜんちょう 44.628 m
直径ちょっけい 2.99 m(コア部分ぶぶん
軌道きどう投入とうにゅう能力のうりょく
てい軌道きどう 5,900 kg
200km / 65
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概要がいよう

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ボスホート(11A57)はボストークロケットの後継こうけいとして開発かいはつされた3段式だんしきロケットで、R-7ミサイルをもと開発かいはつされただい1だんだい2だんと、惑星わくせい探査たんさげのために設計せっけいされていたモルニヤロケットだい3だんわせ、性能せいのう向上こうじょうはかったものである。改良かいりょうによっててい軌道きどうへの能力のうりょくは1トン程度ていど増加ぞうかした。前任ぜんにんのボストークロケットはゼニット2がた偵察ていさつ衛星えいせいボストーク宇宙船うちゅうせんげに使つかわれたが、ボスホートロケットの登場とうじょうによって、よりだい重量じゅうりょうのゼニット4がたボスホート宇宙船うちゅうせんげが可能かのうになった。

最初さいしょげは1963ねん11月16にちおこなわれ、ゼニット4偵察ていさつ衛星えいせいコスモス22ごう名前なまえ軌道きどう投入とうにゅうした。偵察ていさつ衛星えいせいげはその継続けいぞくされた。1964ねん10月6にちにはボスホート宇宙船うちゅうせん無人むじん試験しけんげ、10月12にちにはボスホート1ごうを、翌年よくねん3月18にちにはボスホート2ごうをそれぞれ有人ゆうじんげた。その有人ゆうじん飛行ひこうようロケットの役割やくわりはソユーズロケットにがれ、以降いこうもっぱ無人むじんのゼニットのげに使用しようされた。

1976ねん6月29にち最後さいごのボスホートがゼニット4MK偵察ていさつ衛星えいせいげた。ロケットのげは合計ごうけい299かいおこなわれ、うち285かい成功せいこうおさめている[1]

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ Samara Space Center のページより。

参考さんこう文献ぶんけん

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  • РН "Восход"” (英語えいご). Samara Space Center. 2008ねん5がつ25にち閲覧えつらん
  • Voskhod 11A57” (英語えいご). Encyclopedia Astronautica. 2008ねん6がつ12にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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