レイ・ユーリー

レイモンド・クラレンス・"レイ"・ユーリー（Raymond Clarence "Ray" Ewry、1873年ねん 10月14日にち - 1937年ねん 9月29日にち）は、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの元もと陸上りくじょう競技きょうぎ選手せんしゅ。1900年ねんから1908年ねんにかけて行おこなわれた3回かいのオリンピックで8個この金きんメダルを獲得かくとくし、1906年ねんに行おこなわれた中間ちゅうかん大会たいかいで2個この金きんメダルを獲得かくとくした選手せんしゅである。この中間ちゅうかん大会たいかいを含ふくめると獲得かくとくした金きんメダルは10個ことなり、2008年ねん現在げんざい競泳きょうえいのマイケル・フェルプスに次つぐ史上しじょう2位いとなっている。中間なかま大会たいかいの位置いちづけ故ゆえに評価ひょうかは分わかれるところであるが、ギネスブックではフェルプスが14個こを獲得かくとくする以前いぜんはユーリーのことを最多さいた金きんメダリストと認定にんていしていた。

ユーリーが金きんメダルを獲得かくとくした種目しゅもくは、立たち高だか跳とび、立たち幅跳はばとびと立たち三段跳さんだんとびである。

ユーリーは子供こどもの頃ころにポリオに罹患りかんしている。車椅子くるまいすでの生活せいかつを余儀よぎなくされていたが、陸上りくじょうをはじめたユーリーは病気びょうきを克服こくふくしすばらしいアスリートへと成長せいちょうしていった。

1900年ねんパリオリンピックでは立たち跳躍ちょうやく3種目しゅもくを制覇せいはしたユーリーは、続つづく1904年ねんセントルイスオリンピックでタイトルを防衛ぼうえいしている。1906年ねんアテネ中間なかま大会たいかい、1908年ねんロンドンオリンピックでは立たち三段跳さんだんとびはオリンピック種目しゅもくから除外じょがいされたものの、立たち高だか跳とびと立たち幅跳はばとびでは金きんメダルを獲得かくとくした。

ユーリーが活躍かつやくした立たち高だか跳とびと立たち幅跳はばとびは、1912年ねんストックホルムオリンピックを最後さいごにオリンピック種目しゅもくから除外じょがいされた。

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