(Translated by https://www.hiragana.jp/)
予冷ターボジェットエンジン - Wikipedia

ひやターボジェットエンジン(Precooled jet engine)はジェットエンジン一種いっしゅ

概要がいよう

編集へんしゅう

従来じゅうらいのジェットエンジンではマッハ5以上いじょうきょくちょう音速おんそく飛行ひこうすると、コアエンジンに流入りゅうにゅうする空気くうき温度おんどが1000℃にもたっするため、圧縮あっしゅくやタービンが高温こうおんえきれず破壊はかいされる可能かのうせいがあるとともに、そのような高温こうおん状態じょうたい燃料ねんりょう投入とうにゅうしても推力すいりょくられなかった。そこで、高温こうおん空気くうき冷却れいきゃくとおしてコアエンジンがえられるやく300℃に冷却れいきゃくすることで高速こうそくでの飛行ひこう可能かのうになる。また、冷却れいきゃくによって空気くうき密度みつどおおきくなり、エンジン推力すいりょく増大ぞうだいするという利点りてんもある[1][2][3]

長所ちょうしょ短所たんしょ

編集へんしゅう
長所ちょうしょ
大気たいきちゅう空気くうき酸化さんかざいとして使用しようするので酸化さんかざい機内きない搭載とうさいする必要ひつようがない。
空気くうき液化えきかサイクルエンジンよりも難易なんいひくい。
短所たんしょ
全体ぜんたいてき複雑ふくざつになる。
ごく低温ていおん燃料ねんりょう使用しよう前提ぜんていになるため、燃料ねんりょうタンクや配管はいかん断熱だんねつ不可欠ふかけつ

脚注きゃくちゅう

編集へんしゅう

関連かんれん項目こうもく

編集へんしゅう