会員かいいんカード(かいいんカード、英えい: member's card)とは、ある団体だんたい、組織そしきに入会にゅうかいしている会員かいいんに対たいして、その身分みぶんを証明しょうめいする書類しょるい。会員かいいん証しょうともいうが、カード状じょうの物ものが多おおいため、「会員かいいんカード」と呼よばれることが多おおい。
素材そざいと機能きのうが多岐たきにわたり、磁気じきカード (PET)、ICカード、スタンプカード(紙かみ)などその種類しゅるいは数多かずおおい。
分わかり易やすい例れいを挙あげると、CDやDVDのレンタルなどを行おこなっている店舗てんぽのTSUTAYAの会員かいいん証しょうがそれである。会員かいいんカードを持もつことによって様々さまざまな機能きのうを利用りようできたり、特典とくてんを享受きょうじゅできたりする。
現代げんだいの日本にっぽんは「カード社会しゃかい」と揶揄やゆされ、多数たすうの会員かいいんカードを保持ほじすることが常態じょうたい化かしているが、管理かんりが苦手にがてな人ひとが大量たいりょうの会員かいいんカードを作つくると、その管理かんりが大変たいへんである。2005年ねん現在げんざい、「FeliCaポケット[1]」として、複数ふくすうの会員かいいんカードを1枚まいに統合とうごうする試こころみがなされている。
この他ほか、運営うんえい者しゃ側がわが利用りよう者しゃの個人こじん情報じょうほうを何なんらかの理由りゆうで把握はあくしておく必要ひつようがある場合ばあい、匿名とくめいでの利用りように問題もんだいがある場合ばあいに会員かいいんカードが用もちいられることがある。 例たとえばインターネットカフェなどは匿名とくめいで利用りようするとサイバー犯罪はんざいやその他た諸々もろもろの問題もんだいの原因げんいんとなることから、利用りよう者しゃの住所じゅうしょや氏名しめいなど個人こじん情報じょうほうを運営うんえい者しゃ側がわが把握はあくしておくための手段しゅだんとして原則げんそく的てきに会員かいいん制せいとなっている為ため、一いち回かいしか利用りようしない場合ばあいであっても会員かいいん登録とうろくを必要ひつようとする。
また、逆ぎゃくに運営うんえい者しゃ側がわが「直接ちょくせつ」個人こじん情報じょうほうを扱あつかうのに不都合ふつごうな場合ばあい、Tポイントカードなどと提携ていけいしたり、クレジットカード会社かいしゃや電子でんしマネー会社かいしゃと提携ていけいしてポイントカード機能きのう付つきのカードを発行はっこうすることで、個人こじん情報じょうほうの保存ほぞんを他社たしゃに委託いたくすることもある。
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