大石おおいし一雄かずお

大石おおいし 一雄かずお（おおいし かずお、1955年ねん2月がつ23日にち - ）は、日本にっぽんの玩具おもちゃ工業こうぎょうデザイナー。

東京とうきょう都と出身しゅっしん。プレックスに所属しょぞくし、超ちょう合金ごうきんをはじめとする男児だんじキャラクター商品しょうひんデザインに数多かずおおく携たずさわった。

来歴らいれき

少年しょうねん時代じだいから車くるまや飛行機ひこうきを描えがくのを好このみ、『サンダーバード』や映画えいが『2001年ねん宇宙うちゅうの旅たび』を見みて、宇宙船うちゅうせんの設計せっけいに憧あこがれを持もち、工業こうぎょうデザインにも目覚めざめる。少年しょうねん時代じだいから居住きょじゅうしている世田谷せたがや区く周辺しゅうへんには円谷つぶらやプロ、東宝とうほうビルト、栄さかえスタジオ、エキスプロなど特撮とくさつ関連かんれんのプロダクションが数多かずおおく存在そんざいし放課後ほうかごによく見学けんがくに訪おとずれ特撮とくさつ製作せいさくの現場げんばにも親したしんだ。高校こうこう時代じだいから工業こうぎょうデザイナーを志望しぼうし、大学だいがくは日本にっぽん大学だいがく芸術げいじゅつ学部がくぶ美術びじゅつ学科がっか工業こうぎょうデザインコースに入学にゅうがくする。

卒業そつぎょう後ご、工業こうぎょうデザイン事務所じむしょに入社にゅうしゃし、時計とけい、電話機でんわき、文具ぶんぐ等とうのデザインに関かかわる。 1981年ねん、ポピーのデザイン子会社こがいしゃとして設立せつりつされたポピー企画きかく室しつ（現げんプレックス）に入社にゅうしゃ。マシンロボシリーズ、スーパー戦隊せんたいシリーズ、メタルヒーローシリーズにデザイナーとして関かかわった。超ちょう合金ごうきんの生うみの親おやである村上むらかみ克司かつしの直弟子じきでし。

デザインワークス

マシンロボシリーズマシンロボ 600　MR-06ハイウェイロボ、MR-07スーパーカーロボ、MR-08バギーロボ、MR-11ブルドーザーロボ、MR-17ドリルロボ、MR-23ミサイルタンクロボ、MR-29ユーフォーロボ、MR-33サブマリンロボ、MR-36ミキサーロボ、MR-DXジェットギャリー、MR-DXバトルベース、デビルインベーダーシリーズMRD-101キャスモドン、MRD-102ファルゴスをデザイン。

実写じっしゃヒーロー番組ばんぐみのキャラクターデザインの初はつ仕事しごとは『宇宙うちゅう刑事けいじギャバン』のサイドカー、サイバリアン。ギラン円盤えんばん下部かぶのデザインも同どう時期じきに手掛てがけた。 スーパー戦隊せんたいシリーズには『大だい戦隊せんたいゴーグルファイブ』の後楽園こうらくえん基地きちのデザイン案あんが初はつ参加さんか。『電撃でんげき戦隊せんたいチェンジマン』のチェンジロボの玩具おもちゃ用ようデザインを経へて、『超新星ちょうしんせいフラッシュマン』からメインデザイナーに昇格しょうかくし、後年こうねんはデザインマネージャーとして活躍かつやくした。

参考さんこう資料しりょう

• 大石おおいし一雄かずお - OB,OG 仕事しごと/作品さくひん-ギャラリー (NUDN)
• 『マシンロボ ウェッジ』ミリオン出版しゅっぱん　2005年ねん10月がつ31日にち
• 『超ちょう合金ごうきん魂たましい ポピー・バンダイキャラクター玩具おもちゃ25年ねん史し』徳間書店とくましょてん
• 『スーパー戦隊せんたいWalker シリーズ40作さく記念きねん』構成こうせい：五十嵐いがらし浩司こうじ（TARKUS）、KADOKAWA、2016年ねん4月がつ12日にち。ISBN 978-4-04-894758-9。