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村井純 - Wikipedia

村井むらいじゅん

日本にっぽん研究けんきゅうしゃ

村井むらい じゅん(むらい じゅん、1955ねん3月29にち - )は、日本にっぽん計算けいさん科学かがくしゃ工学こうがく博士はかせ慶應義塾大学けいおうぎじゅくだいがく・1987ねん取得しゅとく)。せんもん情報じょうほう工学こうがくコンピュータネットワーク)。慶應義塾大学けいおうぎじゅくだいがく教授きょうじゅ有期ゆうき)、慶應義塾大学けいおうぎじゅくだいがく名誉めいよ教授きょうじゅJUNET設立せつりつしゃWIDEプロジェクトFounder。内閣ないかく官房かんぼう参与さんよ(デジタル政策せいさく担当たんとう)、デジタルちょう顧問こもん

村井むらいじゅん
生誕せいたん (1955-03-29) 1955ねん3月29にち(69さい
日本の旗 日本にっぽん 東京とうきょう
国籍こくせき 日本の旗 日本にっぽん
研究けんきゅう分野ぶんや 計算けいさん科学かがく
研究けんきゅう機関きかん 慶應義塾大学けいおうぎじゅくだいがく湘南しょうなん藤沢ふじさわキャンパス
慶應義塾大学けいおうぎじゅくだいがくSFC研究所けんきゅうじょ
慶應義塾大学けいおうぎじゅくだいがくサイバー文明ぶんめい研究けんきゅうセンター
出身しゅっしんこう 慶應義塾大学けいおうぎじゅくだいがく
博士はかせ課程かてい
指導しどう教員きょういん
高橋たかはし秀俊ひでとし
渋谷しぶや政昭まさあき
斎藤さいとう信男のぶお
指導しどう教員きょういん 相磯あいそ秀夫ひでお
中西なかにし正和まさかず
ところ眞理雄まりお
石田いしだ晴久はるひさ
おも業績ぎょうせき 日本にっぽんはつのネットワークあいだ接続せつぞく「JUNET」設立せつりつ
インターネット研究けんきゅうコンソーシアム「WIDEプロジェクト」発足ほっそく
インターネットもう整備せいび普及ふきゅう尽力じんりょく
初期しょきインターネットの、日本語にほんごをはじめとする多言たげん対応たいおう
東南とうなんアジアの研究けんきゅう教育きょういくネットワークの開発かいはつ
e-Japan戦略せんりゃくをはじめとする日本にっぽんのデジタルへの提言ていげんおよび施策しさく推進すいしん
おも受賞じゅしょうれき Internet Society Jonathan B.Postel Service Award (2005ねん)
IEEE Internet Award (2011ねん)
大川おおかわしょう (2012ねん)
Internet Society Internet Hall of Fame (Pioneers) (2013ねん)
フランス共和きょうわこくレジオン・ドヌール勲章くんしょうシュヴァリエ (2019ねん)
福澤ふくさわしょう(2019ねん)
C&Cしょう (2020ねん)
プロジェクト:人物じんぶつでん
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概要がいよう

編集へんしゅう

ちちは、教育きょういく学者がくしゃ慶應義塾大学けいおうぎじゅくだいがく名誉めいよ教授きょうじゅ村井むらいみのるははは、音楽おんがく学者がくしゃフェリス女学院大学ふぇりすじょがくいんだいがく名誉めいよ教授きょうじゅ村井むらい範子のりこ外祖父がいそふ母方ははかた祖父そふ)は、教育きょういく学者がくしゃ広島大学ひろしまだいがく名誉めいよ教授きょうじゅ長田ながたしん。その親族しんぞく学者がくしゃおおくいる。

日本にっぽんにおけるインターネット黎明れいめいからインターネットの技術ぎじゅつ基盤きばんづくり、運用うんよう啓蒙けいもう活動かつどうとうかかわりつづけている。インターネットが日本にっぽん国内こくない一般いっぱん開放かいほう商業しょうぎょう利用りようされた1993ねんにはインターネットイニシアティブ (IIJ) 特別とくべつ技術ぎじゅつ顧問こもんやJPNICの理事りじちょう就任しゅうにんするなどネット普及ふきゅう貢献こうけんつづけて1995ねん新語しんご流行りゅうこう大賞たいしょうに「インターネット」でトップテン入賞にゅうしょうし、受賞じゅしょうした[1]。「日本にっぽんのインターネットのちち」とされ、「ミスター・インターネット」とばれることもある。英語えいごけんでは「インターネット・サムライ」のニックネームをつ。

広域こういきネットワークじょう日本語にほんご使つかえるようにすることにも尽力じんりょくし、UNIXC言語げんご国際こくさいするうごきと連携れんけいをとりながら、英語えいご中心ちゅうしんだった初期しょきのインターネットを多言たげん対応たいおうへとみちびいた。

1995ねんより東南とうなんアジアの研究けんきゅう教育きょういくネットワークの開発かいはつ発展はってん尽力じんりょくし、東南とうなんアジア各国かっこくのインターネットを牽引けんいんする研究けんきゅう運用うんよう人材じんざい多数たすう輩出はいしゅつ

2000ねんから2009ねんおよび2012ねんから2021ねん内閣ないかく高度こうど情報じょうほう通信つうしんネットワーク社会しゃかい推進すいしん戦略せんりゃく本部ほんぶ(IT総合そうごう戦略せんりゃく本部ほんぶ有識者ゆうしきしゃ本部ほんぶいん[2] として、e-Japanの実現じつげんけた数々かずかず提言ていげん施策しさく推進すいしん貢献こうけんしたほか、内閣ないかくのみならず、かく省庁しょうちょう委員いいんかい主査しゅさ委員いいん多数たすうつとめる。2020ねん10がつより内閣ないかく官房かんぼう参与さんよ(デジタル政策せいさく担当たんとう[3]。2021ねん9がつよりデジタルちょう顧問こもん[4]

2007ねん8がつ2にち総務そうむしょう諮問しもん機関きかんである情報じょうほう通信つうしん審議しんぎかいにおいて、「コピーワンス」(デジタル放送ほうそう著作ちょさくけん保護ほご方式ほうしき)のわりにコピー9かい、10かいにムーブという「ダビング10」を提案ていあんした。

経歴けいれき

編集へんしゅう
 
2007ねん9月15にちMozilla 24にて

インターネット発展はってんへの貢献こうけん

編集へんしゅう

おも受賞じゅしょうれき

編集へんしゅう
  • 教育きょういく
    • 1980年代ねんだい
      • 東京大学とうきょうだいがく助手じょしゅつとめていた1980年代ねんだいわりに慶應義塾大学けいおうぎじゅくだいがくあたらしいキャンパス(湘南しょうなん藤沢ふじさわキャンパス)創設そうせつにあたり、教員きょういんさそいがあった。村井むらい当時とうじ正統せいとうとされていた通信つうしん工学こうがく系統けいとうでない自覚じかくがあったが、まったあたらしい教育きょういくにチャレンジするあたらしいキャンパスという前提ぜんていがあったため、インターネットを前提ぜんていとする世界せかいはじめてのキャンパスをつくることに挑戦ちょうせんした。そのためにまず村井むらい準備じゅんびしたことは、1)まだはじめのIBM PCアーキテクチャーの搬コンピューター(ラップトップコンピューター)をぜん学生がくせいたせること。2)教室きょうしつ授業じゅぎょうちゅうにラップトップコンピューターを使つかわせるために、ぜん教室きょうしつすべての学生がくせいようつくえにAC電源でんげん配置はいちすること。3)学生がくせいのコンピューターがつねにインターネットにつながるためにネットワーク接続せつぞくのコネクターをすべての座席ざせき配置はいちすることであった。当時とうじとしてはとんでもないことであり、世界中せかいじゅうのどのキャンパスもこのよう環境かんきょうはまだなかった。[30]
  • 社会しゃかい
    • e-Japan構想こうそう
      • IT戦略せんりゃく会議かいぎについて
      • プロバイダが続々ぞくぞく誕生たんじょうはじめた1995ねんテレホーダイ登場とうじょうし、ヤフーなどの検索けんさくサービスが登場とうじょうするなど、一般いっぱんユーザーにとってもインターネットが使つかいやすくなりはじめた。一方いっぽう、98ねんには失業しつぎょうりつ史上しじょうはじめて4パーセントを突破とっぱするなど、先行さきゆきのえない経済けいざい不安ふあん日本にっぽんかかえていた。90年代ねんだい後半こうはん、アジアのなかでも日本にっぽん韓国かんこく同様どうようんだが、韓国かんこくではADSL国内こくないインフラにするなどのIT政策せいさく成功せいこうして一気いっきがりはじめていた。そこで日本にっぽんでは98ねん11月にされた政府せいふ緊急きんきゅう経済けいざい対策たいさくうち情報じょうほう通信つうしん分野ぶんやではブロードバンド推進すいしんし、先端せんたん電子でんし立国りっこく形成けいせいし、ひかりファイバもう整備せいびするとうたわれた。所信しょしん表明ひょうめい演説えんぜつもり喜朗よしろう首相しゅしょうe-Japan構想こうそうす。2000ねんにはIT戦略せんりゃく会議かいぎ設置せっちされ、IT基本きほんほう成立せいりつした。2001ねんには内閣ないかくIT戦略せんりゃく本部ほんぶつくられた。IT戦略せんりゃく本部ほんぶのメンバーだった村井むらいは、経済けいざいむ、これはインターネットがちゃんと使つかわれてないからじゃないか?という議論ぎろんがまずこりました。技術ぎじゅつてきなことはぼくらがずっとやってたんで、ぼくらとしては日本にっぽんすすんでるとおもってた。でもかんがえてみると社会しゃかいなかでの普及ふきゅうおくれてるんですね。これは社会しゃかい制度せいど法的ほうてき規制きせい問題もんだいです。で、政府せいふとしてやらなきゃダメな部分ぶぶんがあるな、というはなしになったんです。」とIT戦略せんりゃく会議かいぎ経緯けいい説明せつめいする。[31]
      • IT基本きほんほうについて
      • 「(りゃく)..........とにかくインターネットという技術ぎじゅつなに意味いみするのか、どなたもかってなかったですからね。ITがなぜ経済けいざい振興しんこう役立やくだつのか、日本にっぽん活性かっせいのためになるのか。これらのむすびつきがだれ説明せつめいできないんです。コンピュータでどう経営けいえいがよくなり、行政ぎょうせいわるのか?とわれてもむずかしいですよね。............ (りゃく)」日本にっぽん国民こくみん全員ぜんいんがデジタル情報じょうほう自由じゆうにやりとりする。また、様々さまざま知識ちしき情報じょうほう交換こうかんすることで日本にっぽん活性かっせいする。これを基本きほんほうとしてまずめた。IT基本きほんほうが3ねん見直みなおされることになってのも、村井むらいのアイデアだった。「デジタル情報じょうほう使つかってみんなんがきするくにつくるんだ、と基本きほんほうさだめたことはおおきないしずえです。このコンセンサスをまず最初さいしょつくっておかなければ、じゃあそれでどうなるの?みたいなはなしになっちゃう。これでは議論ぎろん拡散かくさんしてしまいますからね。それからインターネットの世界せかいではかならあたらしい技術ぎじゅつてくる。だからぼくは2ねん見直みなおしたいとったんです。........(りゃく)」[32]
        • 以降いこう村井むらい政府せいふのIT政策せいさく有識者ゆうしきしゃとしてかかわりつづけるが、つねたかいボール(たとえばあたらしい担当たんとう省庁しょうちょう設立せつりつ)をげかけつづけてやく20ねんかん政権せいけんときデジタルちょう誕生たんじょうする(村井むらい設立せつりつ当初とうしょから顧問こもん)。[33][34]
    • Winny事件じけん
      • 2006/2/16  京都きょうと地方裁判所ちほうさいばんしょでファイル交換こうかんソフト「Winny」を開発かいはつした金子かねこいさむ著作ちょさくけんほう違反いはん幇助ほうじょつみにあたるとしてあらそわれた裁判さいばんだい19かい公判こうはんひらかれた。弁護べんごがわ証人しょうにんとして村井むらい出廷しゅってい村井むらい検察けんさつがわ質問しつもんに、「P2Pのコンセプトにもとづいて、ファイルを共有きょうゆうするソフトだと理解りかいした。ファイルを発見はっけんして共有きょうゆうする性能せいのうすぐれており、中央ちゅうおうのサーバーをたない純粋じゅんすいのP2Pがたソフト」、「ネットワークの効率こうりつげるための洗練せんれんされた技法ぎほうと、それを利用りよう目的もくてきむすけてかんがえるのは理解りかいできない。」、「P2P大事だいじ概念がいねんだが、その研究けんきゅう開発かいはつにブレーキがかかったとおもう。」などとこたえた。[35][36]
      • 2009ねんWIDEプロジェクトの研究けんきゅう報告ほうこくしょだい一部いちぶにて、ーWinny開発かいはつしゃたいする大阪おおさか高等こうとう裁判所さいばんしょ判決はんけつ技術ぎじゅつしゃ社会しゃかいてき道義どうぎてき責任せきにんについてー意見いけん表明ひょうめい掲載けいさい[37][38][39]
      • 2010/3/11 逆転ぎゃくてん無罪むざいみちびいた弁護士べんごし だん俊光としみつだい25かい WIDEしょう受賞じゅしょう[40][41]
      • 2013/7/6 金子かねこいさむ死去しきょ当時とうじ慶應義塾大学けいおうぎじゅくだいがく環境かんきょう情報じょうほうがく部長ぶちょうだった村井むらいは、日経にっけいコンピュータ電子でんしばん追悼ついとうのコメントをせた。以下いか一部いちぶコメントから引用いんよう金子かねこいさむさんがめた困難こんなん社会しゃかいてき要因よういん追求ついきゅうし、金子かねこいさむさんのスピリットが健全けんぜんばたけるなおすことは、金子かねこいさむさんとのおわかれにさいわたしたちのかた約束やくそくとさせていただきたいとおもいます。」[42]
      • 2023/3/10 Winny事件じけんをモデルにした映画えいがWinny』が公開こうかいされた。脚本きゃくほん監督かんとく松本まつもと優作ゆうさく村井むらい映画えいが公開こうかいさいしての取材しゅざいで、「WinnyはP2Pを使つかった洗練せんれんされた日本にっぽんせい技術ぎじゅつで、当時とうじ技術ぎじゅつりょくとしては他国たこくはるかに超越ちょうえつしており、金子かねこきていればそのGAFA景色けしきわっていたかもしれない」などとべる。[43] 映画えいがて、証言しょうげん内容ないようについて、こちらがいたいことはまっていました。それは、Winnyが大事だいじなソフトウェアであること、こういう事件じけんきてしまうと、今後こんご技術ぎじゅつ発展はってん支障ししょうるということです。げきちゅう金子かねこさんがプログラムをなおさせてほしいとったのに、それができなかった。もしも修正しゅうせいできていたらこんな問題もんだいにはならなかったのにと、ご本人ほんにんがすごくくやしがっていたのが印象いんしょうてきでした」村井むらいうとだん弁護士べんごしもうなずいた。[44]
  • インターネットをつなぐための活動かつどう
    • 1970年代ねんだい
      • キャンプにいそしむ活発かっぱつ青年せいねんであった村井むらい当時とうじメインフレームコンピューターが大嫌だいきらいだった。計算けいさんしつまえ行列ぎょうれつして、パンチカードをってプログラムをつくり、計算けいさんさせて、3にちったらようやく結果けっかがプリンターで出力しゅつりょくされるというものでコンピューターがえらすぎて不愉快ふゆかいであり、以後いご人間にんげんなかにいて、まわりにコンピューターがあるというイメージをち、人間にんげんのためのコンピュータネットワークの世界せかい模索もさくすることになる。[45]
    • 1980年代ねんだい 
      • 下水道げすいどうもぐってコンピュータを接続せつぞく/S&Tnet/慶應けいおうキャンパスLANプロジェクト[46][47][48]
      • 慶應大学けいおうだいがく工学部こうがくぶ数理すうり工学科こうがっか斉藤さいとう信雄のぶお研究けんきゅうしつでは、1978ねんPDP-11うえUNIX version6を導入どうにゅう計算けいさん科学かがく基盤きばんにしようとしていた。斎藤さいとうけん院生いんせいだった村井むらい当時とうじ数少かずすくないUNIXの専門せんもんちか状況じょうきょうにあり、後輩こうはいにUNIXやCプログラミングをおしえていた。
        • 黎明れいめいのインターネットの成長せいちょうUNIX存在そんざいおおきく影響えいきょうする。
      • どう時期じきにコンピュータの世界せかいではイーサネット標準ひょうじゅん議論ぎろんすすはじめていて、慶應けいおうでも電気でんき工学科こうがっか相磯あいそ秀雄ひでお研究けんきゅうしつでAcknowledging Ethernetが研究けんきゅうされ、自作じさくしたイーサネットのハードウェアでキャンパスLAN構築こうちくし、UNIXじょうのソフトウェアでつなごうとした。このUNIX使づかいとして村井むらい白羽しらはてられた。キャンパスネットワークを構築こうちくするプロジェクトはS&Tnetプロジェクトとばれ、2つの研究けんきゅうしつ共同きょうどうしてすすめられた。このとき相磯あいそ研究けんきゅうしつ斎藤さいとう研究けんきゅうしつ矢上やがみキャンパス内部ないぶべつむねにあったため、マンホールのなかもぐんで下水道げすいどうにこっそり回線かいせんいてふたつの研究けんきゅうしつ回線かいせんつないだ。
      • 81ねんなつ、はじめて斎藤さいとうけん相磯あいそけんあいだでパケットの送信そうしん実験じっけん成功せいこうしたときよろこびのあまり村井むらいゆかころまわったというはなしつたわっている。[49]
      • 当時とうじ村井むらいは、ぜん学科がっかをつなぐネットワークを目標もくひょうにして、ひまつけては学科がっか先生せんせいはなしにき、UNIXをわせてネットワークづくりにせいしていた。一方いっぽうで、当時とうじのネットワークはおそいぬにフロッピーを背負しょわせてデータをはこばせたほうはやい、いぬてないという問題もんだいにはあたまなやませながらも、なかなかUNIXを購入こうにゅうしてくれない先生せんせいらにネットワークの利点りてん啓蒙けいもうしてキャンパスをまわった。
        • 初歩しょほてきなネットワークであるが、当時とうじはアメリカのネットワークも試作しさく段階だんかいで、IEEEでイーサネットが標準ひょうじゅんしたのが83ねん、TCP/IPがうごすのは85ねんであることから、このころ村井むらいらの努力どりょくけっして世界せかいおくれをっていたわけではない。しかし、83ねんDECしゃPDP-11継続けいぞくであるVAXうえのUNIX4.2BSDにTCP/IPまれるところからインターネットは一気いっきひろまりをみせる。そのJAVAサン・マイクロシステムズ創業そうぎょうかかわったビル・ジョイがこの開発かいはつ先導せんどうしていた。
      • IPアドレスてとドメインめい分散ぶんさん管理かんりもとめる
      • 日本にっぽんでコンピュータネットワークが本格ほんかくてき構築こうちくされはじめた1980年代ねんだい日本にっぽん大学だいがく研究けんきゅう機関きかんなどがインターネットに接続せつぞくするためには、当時とうじぜん世界せかいのIPアドレスの業務ぎょうむおこなっていた米国べいこくのSRI-NIC(Stanford Research Institute - Network Information Center)へ、それぞれの組織そしきから個別こべつ申請しんせいしなければならず、その申請しんせい作業さぎょうすべ英語えいごおこなわれた。また、日本にっぽんのインターネットの現状げんじょうにはかならずしもてきしたものではなかったため、村井むらいはインターネットの神様かみさまばれるJon Postelたずね、世界せかいてきひろがっていくであろうインターネットの資源しげん管理かんり、つまり、IPアドレスのてとドメインめい登録とうろく管理かんり今後こんごどのようにすすめていけばよいのか、はなった。(英語えいごけん国々くにぐにおおかかえるヨーロッパ地域ちいきでは日本にっぽん同様どうよう問題もんだいかかえており、当時とうじどう地域ちいきでインターネットの構築こうちくたずさわっていたDaniel Karrenbergが、Postelにたような相談そうだんをしていた)その日本にっぽんでは、1989ねん2がつより、SRI-NICからIPアドレスブロックの委任いにんけた「ネットワークアドレス調整ちょうせい委員いいんかい」が、日本にっぽんでのIPアドレスの業務ぎょうむおこなうことになり、ドメインめいについても、1988ねん8がつ村井むらいがPostelからJPドメインめいてをけ、JUNET管理かんりグループであるjunet-adminが管理かんりしてきたjunetドメインめいを、1989ねんにJPドメインめい移行いこうしました。そのJPドメインめいは、JUNET以外いがいのネットワークにおいても使用しようされることになるが、実質じっしつてきなドメインめい組織そしき不在ふざいから、つづきjunet-adminがボランタリーに登録とうろく管理かんりおこなっていた。[50]
      • 地域ちいきレジストリーへの移譲いじょうは、日本にっぽんから実験じっけんてきはじまっている。IPアドレス配布はいふドメインめい登録とうろく日本にっぽんけるから、運用うんようをIANAから移譲いじょうしてほしいとかけい、やがて世界せかいもそうなるから日本にっぽんからはじめてみようとした。そのさいに、.jpなどのccTLD(くにべつコードトップレベルドメイン)がかんがされた。地域ちいきレジストリーでの運用うんようは、日本にっぽん問題もんだいないことがわかり、世界せかいでも展開てんかいされることになった。[51]
      • 日本にっぽんはつIX(インターネット・エクスチェンジ)をつくる 1989
      • 会員かいいん増大ぞうだいつづけるJUNET管理かんりかぎられた研究けんきゅう資金しきん運用うんようしており、需要じゅようつづけるインターネットの今後こんごなやんだ村井むらいはインターネット分野ぶんやそのものを学術がくじゅつ研究けんきゅう範囲はんいえたビジネス領域りょういきひろめ、民間みんかん企業きぎょう領域りょういきにネットワークを拡張かくちょうする。1989ねんがつ岩波書店いわなみしょてん地下ちかにNOC(ネットワーク・オペレーション・センター/ネットワークを管理かんりする拠点きょてん)、のIX(インターネット・エクスチェンジ)をつくる。国家こっか資産しさんである国立こくりつ大学だいがく民間みんかん企業きぎょう専用せんようせん直接的ちょくせつてきにつなぐことをいさぎよしとしないひとかならずいることを考慮こうりょし、岩波書店いわなみしょてんというアカデミックなブランドにより、学術がくじゅつ民間みんかんつなごうとしたのである。これにより、東大とうだい東工大とうこうだい慶應大けいおうだい岩波書店いわなみしょてん専用せんようせんむすばれ、TCP/IP常時じょうじ接続せつぞくされたネットワーク、日本にっぽんばんインターネットを使つか環境かんきょうととのった。[52]
    • 2010年代ねんだい
      • 技術ぎじゅつ工学こうがくエミーしょう受賞じゅしょうしき [53][54]
      • 2019/04/08 W3C代表だいひょうしてエミーしょう受賞じゅしょうしき出席しゅっせきだい70かい技術ぎじゅつ工学こうがくエミーしょう (Technology & Engineering Emmy Award)を受賞じゅしょう。Standardization of HTML5, Encrypted Media Extensions (EME) and Media Source Extensions (MSE) for a Full TV Experience部門ぶもん
      • 村井むらいによる受賞じゅしょうのコメント「ウェブには境界きょうかいせんはありません。そしてウェブじょうかくメディアの視聴しちょうしゃは、世界せかいで40おくにんえています。 W3Cウェブうえ動画どうが再生さいせい可能かのうにし、ウェブじょう完全かんぜんなFull TV experienceを実現じつげんするための技術ぎじゅつ標準ひょうじゅんんでいます。これはW3Cがんできたおおくの分野ぶんやの1つですが、W3Cが開発かいはつしたウェブ技術ぎじゅつなかでもHTML5はウェブに動画どうがをもたらし、メディア再生さいせいのためのプラグイン方式ほうしき収束しゅうそくしました。現在げんざいではW3Cの技術ぎじゅつすべてのウェブメディアアプリケーションの中核ちゅうかくとなっています。ウェブはいまや、いつでもどこでも、どんなデバイスでも、どんな解像度かいぞうどでも、そしてだれにでも利用りようできるプラットフォームとなりました。 わたしW3C代表だいひょうして、わたしたちの技術ぎじゅつ評価ひょうかしたNATASに感謝かんしゃします。そしてFull TV experienceの標準ひょうじゅん貢献こうけんされてきたかく企業きぎょう個人こじんにもふか謝意しゃいあらわしたくおもいます。」
      • W3Cが技術ぎじゅつ工学こうがく部門ぶもんでエミーしょう受賞じゅしょうするのは、2016ねんにW3C TTML (Timed Text Mark-up Language) 技術ぎじゅつたいする受賞じゅしょうぐ2かい
      • 2008ねんごろからのW3Cを舞台ぶたいにしたHTML5開発かいはつはビデオストリームの配信はいしん交換こうかんをWEBのアーキテクチャじょうでいかに共通きょうつうできるかが中核ちゅうかくにあった。それまではプラグイン方式ほうしきことなるビデオストリームがありざいからむなどした部分ぶぶん統一とういつしセキュアなストリームをWEB基盤きばんんだことが受賞じゅしょう対象たいしょうとなった。YoutubeNetflixなどのビデオストリームによる産業さんぎょう創出そうしゅつできた背景はいけいには、このような商用しょうようサービスの根幹こんかんとなる技術ぎじゅつ標準ひょうじゅん実現じつげんしたことにある。[55]Web and TVは過去かこ20年間ねんかんにわたりW3C議論ぎろんのテーマであり開発かいはつ技術ぎじゅつだが、もはやウェブじょう動画どうがたりまえのものとなっている。[56]

著書ちょしょ

編集へんしゅう
  • 自著じちょ
    • 『インターネット』 (岩波いわなみ新書しんしょ岩波書店いわなみしょてん ISBN 4004304164 1995ねん
    • 『インターネットII〜次世代じせだいへのとびら〜』 (岩波いわなみ新書しんしょ岩波書店いわなみしょてん ISBN 4004305713 1998ねん
    • 『インターネット「宣言せんげん」―きゅう膨張ぼうちょうするちょうモンスターネットワーク インターネットがよくわかる入門にゅうもんしょ講談社こうだんしゃ ISBN 406207480X 1995ねん
    • 『インターネットの不思議ふしぎ探検たんけんたい!』太郎たろう次郎じろうしゃエディタス ISBN 4811807510 2003ねん絵本えほん形式けいしき
    • 『インターネットしん世代せだい』 (岩波いわなみ新書しんしょ岩波書店いわなみしょてん ISBN 4004312272 2010ねん
    • 角川かどかわインターネット講座こうざだい1かん「インターネットの基礎きそ 情報じょうほう革命かくめいささえるインフラストラクチャー」(角川かどかわ学芸がくげい出版しゅっぱんISBN 4046538813 2014ねん
  • 共著きょうちょ
    • 『インターネット 法学ほうがく案内あんない電脳でんのうフロンティアのみちしるべ』(日本にっぽん評論ひょうろんしゃ、1998ねん共著きょうちょ:インターネット弁護士べんごし協議きょうぎかいちょ
    • 『IT2001 なにが問題もんだいか』岩波書店いわなみしょてん ISBN 4000098497 2000ねん 共著きょうちょはやしひろし一郎いちろう牧野まきの二郎じろうとの共同きょうどう監修かんしゅう
    • 『コンピューターってどんなしくみ?』まことぶんどう新光しんこうしゃ ISBN 9784416518069 2018ねん 共同きょうどう監修かんしゅう:佐藤さとう雅明まさあき
    • 日本にっぽんだい災害さいがい教訓きょうくんふくあい危機ききとリスク管理かんり』10しょう災害さいがい情報じょうほう通信つうしん基盤きばんマネジメント」(東洋経済新報社とうようけいざいしんぽうしゃ
    • 『DX時代じだいかんがえる シン・インターネット』(インターナショナル新書しんしょ共著きょうちょ竹中たけなか 直純なおずみ ISBN 4797680806 2021ねん
    • 『アンワイアード デジタル社会しゃかい基盤きばんとしての6Gへ』(インプレスR&D)共著きょうちょ湧川わくがわ 隆次りゅうじ ISBN 4844379941 2021ねん
  • 監訳かんやく
    • ダニエル・C. リンチほか『インターネットシステムハンドブック』インプレス ISBN 4844347462 1996ねん
    • 『IPv6:次世代じせだいインターネットプロトコル』プレンティスホール出版しゅっぱん ISBN 4887350104 1996ねん
    • アレックス・ライトマン『アンワイアード てしなきインターネットの未来みらい-4Gへのシナリオ』(インプレス、2005ねん村井むらいじゅん監修かんしゅう

脚注きゃくちゅう

編集へんしゅう
  1. ^ 現代げんだい用語ようご基礎きそ知識ちしきせん ユーキャン 新語しんご流行りゅうこう大賞たいしょう”. 現代げんだい用語ようご基礎きそ知識ちしきせん ユーキャン 新語しんご流行りゅうこう大賞たいしょう. 2021ねん3がつ10日とおか閲覧えつらん
  2. ^ 高度こうど情報じょうほう通信つうしんネットワーク社会しゃかい推進すいしん戦略せんりゃく本部ほんぶ(IT総合そうごう戦略せんりゃく本部ほんぶ”. 首相しゅしょう官邸かんてい. 2021ねん3がつ10日とおか閲覧えつらん
  3. ^ a b 内閣ないかく総理そうり大臣だいじん辞令じれい”. 首相しゅしょう官邸かんてい. 2021ねん3がつ10日とおか閲覧えつらん
  4. ^ https://www.digital.go.jp/about/member/
  5. ^ 日経にっけいクロステック(xTECH). “夢中むちゅうになって、なにわる”. 日経にっけいクロステック(xTECH). 2022ねん5がつ30にち閲覧えつらん
  6. ^ a b 日経にっけいクロステック(xTECH). “我々われわれ日常にちじょう徹底的てっていてきえた行動こうどうりょく”. 日経にっけいクロステック(xTECH). 2022ねん5がつ30にち閲覧えつらん
  7. ^ 慶應けいおうSFCへん②◆しん学部がくぶちょうは40だいのアーティスト|慶應けいおうSFC30ねんたていのちかんAPU20ねん――日本にっぽん大学だいがくをどうえたか|朝日新聞あさひしんぶんEduA”. www.asahi.com. 2022ねん5がつ30にち閲覧えつらん
  8. ^ a b 研究けんきゅうしゃ詳細しょうさい - 村井むらい じゅん”. k-ris.keio.ac.jp. 2022ねん5がつ30にち閲覧えつらん
  9. ^ IAB Minutes 1995-04-02 | Internet Architecture Board” (英語えいご). 2021ねん3がつ10日とおか閲覧えつらん
  10. ^ List of Trustees” (英語えいご). Internet Society. 2021ねん3がつ10日とおか閲覧えつらん
  11. ^ Minutes Regular Meeting of the Board - Montréal - ICANN”. www.icann.org. 2021ねん3がつ10日とおか閲覧えつらん
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関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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先代せんだい
徳田とくた英幸ひでゆき
慶應義塾大学けいおうぎじゅくだいがく環境かんきょう情報じょうほうがく部長ぶちょう
2009ねん - 2017ねん
次代じだい
濱田はまだ庸子ようこ
先代せんだい
きよしやすし
慶應義塾大学けいおうぎじゅくだいがく政策せいさく・メディア研究けんきゅう委員いいんちょう
2017ねん - 2019ねん
次代じだい
加藤かとう文俊ふみとし