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来馬層群 - Wikipedia

来馬らいばそうぐん(くるまそうぐん)は、長野ながのけん新潟にいがたけん富山とやまけんにまたがる中生代ちゅうせいだいジュラ紀じゅらき前期ぜんき地層ちそう[1]。このそうぐんのある長野ながのけん小谷おたにむら恐竜きょうりゅう足跡あしあと化石かせき化石かせき発見はっけんされており、またおも水深すいしんあさ入江いりえ河口かこう堆積たいせきした地層ちそうであることから各所かくしょアンモナイト化石かせきられる[2]

概要がいよう

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来馬らいばそうぐんジュラ紀じゅらき前期ぜんきおもあさうみそこ堆積たいせきした砂岩さがんそうで、おもうちみずうみ堆積たいせきした手取てどりそうぐん隣接りんせつしている。うみまった地層ちそうからはアンモナイト化石かせきおお産出さんしゅつし、入江いりえまった地層ちそうでは熱帯ねったいせいのシダ植物しょくぶつ化石かせき産出さんしゅつしている。そうぐん由来ゆらい恐竜きょうりゅう足跡あしあと化石かせき発見はっけんされている長野ながのけん小谷おたにむら北小谷きたおたり来馬らいば地区ちくであるが、そうぐん分布ぶんぷ中心ちゅうしん富山とやま新潟にいがた県境けんきょう犬ヶ岳いぬがたけで、来馬らいば地区ちくそうぐん地質ちしつてき孤立こりつしている[3]

登山とざんどうとがかい新道しんどう途中とちゅうきく石山いしやまがあるが、これは登山とざんどう開削かいさく来馬らいばそうぐんないのアンモナイト化石かせき(きくせき)が発見はっけんされたことに由来ゆらいする。

長野ながのけん小谷おたにむら北小谷きたおたりにある土沢つちさわ流域りゅういきでは6つの恐竜きょうりゅう足跡あしあと化石かせき発見はっけんされており、小谷おたにむら郷土きょうどかん化石かせき実物じつぶつられる。

富山とやまけん朝日あさひまち境川さかいがわ水系すいけい寺谷てらがいではアンモナイト化石かせき大量たいりょうふく露頭ろとうられ、「寺谷てらたにのアンモナイト包蔵ほうぞう」としてけん指定してい天然記念物てんねんきねんぶつ指定していされている。化石かせき目的もくてきであれば、天然記念物てんねんきねんぶつ指定していがいである境川さかいがわ河口かこうちているくろ砂岩さがんかたぱしからっていけば、アンモナイトこそつけにくいが二枚貝にまいがい植物しょくぶつ化石かせきなら簡単かんたんつけることができる。

参考さんこう文献ぶんけん

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脚注きゃくちゅう

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外部がいぶリンク

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