穴あな記き

穴あな記き（あなき）は令れい集しゅう解かいの四よん大だい注釈ちゅうしゃく書しょの一ひとつで私的してき注釈ちゅうしゃく書しょ。作者さくしゃは穴太あのう内ない人じんと推定すいていされている。

延のべ暦れき15年ねんに置おかれて同どう24年ねんに廃止はいしされた造みやつこ宮みや職しょくおよび刪定令れいの名なが見みえることから、延のべ暦れき・弘ひろし仁ひとしの間あいだに成なったと推定すいていされる。

脚注きゃくちゅう・参考さんこう文献ぶんけん

参考さんこう文献ぶんけん

• 佐藤さとう誠実せいじつ (1900). “律令りつりょう考こう（承前しょうぜん）”. 國學院こくがくいん雜誌ざっし 6 (1): 40 - 51. doi:10.11501/3364704. https://dl.ndl.go.jp/pid/3364704/1/27. 
• 瀧川たきがわ政次郎まさじろう『令れい集しゅう解かい釈義しゃくぎ』国書刊行会こくしょかんこうかい、1982年ねん。https://dl.ndl.go.jp/ja/pid/11933336/1/15。 
• 斎川さいかわ眞しん (1988). “律令りつりょう注釈ちゅうしゃく書しょ研究けんきゅうの現状げんじょうと問題もんだい点てん”. 早はや法ほう 63巻かん (2号ごう). https://core.ac.uk/download/pdf/286925632.pdf.