親友 しんゆう (しんゆう)とは、とても仲 なか がいい友人 ゆうじん を指 さ す。
同音 どうおん をもじった派生 はせい 語 ご に、心 しん から理解 りかい し合 あ える友人 ゆうじん の事 こと を心友 しんゆう 、信 しん じあえる友人 ゆうじん の事 こと を信友 のぶとも などが使 つか われることがある。真摯 しんし に向 む き合 あ っている真実 しんじつ の友人 ゆうじん を真 ま 友 とも と言 い うこともある。
異 い 音 おと 同意 どうい 語 ご に知音 ちいん もある。これは、琴 きん の音 おと を理解 りかい してくれた友人 ゆうじん が、先 さき だったことをことを嘆 なげ いたことに由来 ゆらい する。
親友 しんゆう の存在 そんざい は人間 にんげん の発達 はったつ 段階 だんかい で非常 ひじょう に重要 じゅうよう とされ、ハリー・スタック・サリヴァン は『The interpersonal theory of psychiatry 』(1953年 ねん 出版 しゅっぱん )において、児童 じどう 期 き (英 えい : juvenile period 、4,5~14,15歳 さい )における親友 しんゆう (英 えい : chum )という存在 そんざい は「癒 い やし 」の効果 こうか があると説 と いている。
親友 しんゆう をモチーフ とした作品 さくひん では、太宰 だざい 治 おさむ の短編 たんぺん 小説 しょうせつ 『走 はし れメロス 』があり、暴君 ぼうくん により人質 ひとじち となった親友 しんゆう のセリヌンティウスの元 もと にメロスが必死 ひっし に帰 かえ って来 く る物語 ものがたり として知 し られるが、これはギリシア神話 しんわ のエピソードとドイツ のフリードリヒ・フォン・シラー の詩 し から創作 そうさく していることが同 どう 作品 さくひん の最後 さいご に記述 きじゅつ されている。