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車力 - Wikipedia

車力しゃりき(しゃりき)とは、平安へいあん時代じだい中期ちゅうきから明治めいじころまで、車両しゃりょうるいいて荷物にもつ運搬うんぱんごうとしていたしゃ

概要がいよう

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康平こうへい元年がんねん1058ねん)10がつ作成さくせいされた『東大寺とうだいじ修理しゅうりしょ修理しゅうり』には、東大寺とうだいじみつぎおさめまいの9%を運賃うんちんとして車力しゃりきもちいていたことがしるされている。『しん猿楽さるがく』にも馬借ばしゃくくるま駄賃だちんとともに車力しゃりき呼称こしょう登場とうじょうする。

中世ちゅうせいにはくるました雇傭こようされた車力しゃりきが、くるま所有しょゆうする荷車にぐるまなどをりて運送うんそう労働ろうどう従事じゅうじするれいおおかった。とく荘園しょうえんせいしたにおいて、荘園しょうえん領主りょうしゅ年貢ねんぐなどを現地げんちから搬入はんにゅうするために車力しゃりきもちいたれいられている。

江戸えど時代じだいには大八車だいはちぐるまべかくるま車両しゃりょうによる運搬うんぱんしゅたる地位ちいめるようになり、くるま宿やどばれる親方おやかたてき業者ぎょうしゃやとわれる零細れいさい車力しゃりきから、みずか大八車だいはちぐるまべかくるまなどを所有しょゆうして独立どくりつして事業じぎょうおこなくるまものまで様々さまざま形態けいたいがあった。

参考さんこう文献ぶんけん

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