遂とげ(すい)は、夏なつ代だいに建国けんこくされた諸侯しょこう国こく。舜しゅんの末裔まつえいの虞おそれ遂とげ(中国語ちゅうごくご版ばん)が受封された。夏なつ・殷いん・西にし周あまね・春秋しゅんじゅう時代じだいに存続そんぞくした。春秋しゅんじゅう時代じだいに魯に服属ふくぞくした。周しゅうの釐王元年がんねん(紀元前きげんぜん681年ねん)斉ひとしの桓公かんこうにより滅亡めつぼうした。遂とげの滅亡めつぼうで魯の荘そう公こうに圧力あつりょくをかけた。遂とげについての歴史れきし的てき記載きさいは主おもに孔子こうしの『春秋しゅんじゅう』による。