2005年ねん民主党みんしゅとう代表だいひょう選挙せんきょ

2005年ねん民主党みんしゅとう代表だいひょう選挙せんきょ（2006ねん4がつみんしゅとうだいひょうせんきょ）は、郵政ゆうせい解散かいさんにより行おこなわれた総そう選挙せんきょでの敗北はいぼくの責任せきにんを取とり辞任じにんした岡田おかだ克也かつや前ぜん代表だいひょうの後任こうにんを決きめるため、2005年ねん（平成へいせい17年ねん）9月17日にちに両院りょういん議員ぎいん総会そうかいにおいて行おこなわれた民主党みんしゅとう代表だいひょうを選任せんにんする選挙せんきょである。

2005年ねん民主党みんしゅとう代表だいひょう選挙せんきょ

2004年ねん9月がつ ← 2005年ねん9月がつ17日にち → 2006年ねん4月がつ 公示こうじ日び 2005年ねん9月がつ17日にち 選挙せんきょ制度せいど 両院りょういん議員ぎいん総会そうかいによる選出せんしゅつ 有権者ゆうけんしゃ数すう 所属しょぞく国会こっかい議員ぎいん   候補者こうほしゃ 前原まえはら誠司せいじ 菅かん直人なおと 投票とうひょう 96 94

選挙せんきょ前ぜん代表だいひょう 岡田おかだ克也かつや 選出せんしゅつ代表だいひょう 前原まえはら誠司せいじ

概要がいよう

2005年ねん9月11日にちの第だい44回かい衆議院しゅうぎいん議員ぎいん総そう選挙せんきょで民主党みんしゅとうは議席ぎせきを「177」から「113」に減へらし、9月12日にち、党とう代表だいひょうの岡田おかだは引責いんせき辞任じにんを表明ひょうめい。

前原まえはら誠司せいじが出馬しゅつば表明ひょうめいしたあと、9月16日にちに菅かん直人なおとが出馬しゅつば表明ひょうめいした。同日どうじつ午後ごご、小沢おざわ一郎いちろうは記者きしゃ会見かいけんで「総そう選挙せんきょの敗北はいぼくの一端いったんを感かんじねばならない立場たちばだ。立候補りっこうほしない」と表明ひょうめいした。

小沢おざわグループは自主じしゅ投票とうひょうを決きめた。横路よこみち孝弘たかひろら旧きゅう社会党しゃかいとうグループは菅すがに一致いっちして投票とうひょうする方針ほうしんを決きめた。鳩山はとやま由紀夫ゆきお元もと代表だいひょうのグループは自主じしゅ投票とうひょうを決きめたが、鳩山はとやま自身じしんは菅かん支持しじを明言めいげんした。

2005年ねん9月がつ17日にちに告示こくじされ、午前ごぜん10時じまでに立候補りっこうほ受付うけつけは締しめ切きられた。同日どうじつ、投開票とうかいひょう。前原まえはらが2票ひょう差さで菅すがを破やぶり、新しん代表だいひょうとして選出せんしゅつされた。

党とう代表だいひょう選せんデータ

日程にってい

• 9月12日にち - 岡田おかだ克也かつや代表だいひょうが衆院しゅういん選せん大敗たいはいの責任せきにんをとり辞任じにんを表明ひょうめい。
• 9月13日にち - 新しん代表だいひょうの選出せんしゅつについて9月17日にちに両院りょういん議員ぎいん総会そうかいにより選出せんしゅつすることを決定けってい。
• 9月17日にち - 立候補りっこうほ受付うけつけ・両院りょういん議員ぎいん総会そうかい（投開票とうかいひょう）。

推薦人すいせんにん

衆参しゅうさん別べつ五十音ごじゅうおん順じゅん

候補者こうほしゃ	推薦人すいせんにん
菅かん直人なおと	岩國いわくに哲人てつじん、大畠おおはた章宏あきひろ、川内かわうち博史ひろふみ、郡こおり和子かずこ、古賀こが一成いっせい、近藤こんどう昭一しょういち、末松すえまつ義規よしのり、津村つむら啓介けいすけ、寺田てらだ学まなぶ、西村にしむら智さとし奈美なみ、山田やまだ正彦まさひこ、柚木ゆずき道義みちよし、神かみ本もと美恵子みえこ、喜き納おさめ昌吉しょうきち、千葉ちば景子けいこ、白はく眞しん勲くん、藤ふじ末まつ健三けんぞう、前川まえかわ清成きよなり、平野ひらの達男たつお、円まどかより子こ
前原まえはら誠司せいじ	安住淳あずみじゅん、泉いずみ健太けんた、小宮山こみやま洋子ようこ、近藤こんどう洋介ようすけ、武たけ正ただし公一こういち、中川なかがわ正ただし春はる、長島ながしま昭久あきひさ、野田のだ佳彦よしひこ、伴野ともの豊ゆたか、藤村ふじむら修おさむ、古川ふるかわ元久もとひさ、松本まつもと剛つよし明あきら、馬淵まぶち澄夫すみお、渡辺わたなべ周あまね、榛はしばみ葉は賀が津つ也、鈴木すずき寛ひろし、広中ひろなか和歌子わかこ、松井まつい孝治こうじ、蓮舫れんほう、若林わかばやし秀樹ひでき

選挙せんきょの結果けっか

	得票とくひょう数すう
前原まえはら誠司せいじ	96票ひょう
菅かん直人なおと	94票ひょう

（無効むこう：2）

選挙せんきょ情勢じょうせいの推移すいい

「刷新さっしん」か「安定あんてい感かん」かが焦点しょうてんとなり、「しがらみとの決別けつべつ」を訴うったえる前原まえはらと自民党じみんとうとの対立たいりつ軸じくを強調きょうちょうする菅すがの一騎打いっきうちとなった。当初とうしょは旧きゅう社会党しゃかいとうグループをはじめ複数ふくすうのグループから様々さまざまな形かたちでの支持しじを受うける菅かんが優勢ゆうせいとの見方みかたがあった。しかし解党かいとう的てき出直でなおしを求もとめる若手わかてからは「もはや菅かんは過去かこの人ひと。国民こくみんにあきられている」との声こえや、労組ろうそなどに配慮はいりょした政策せいさくの曖昧あいまいさが総そう選挙せんきょでの敗因はいいんとの指摘してきを受うけ、二に大だい政党せいとうとしては異例いれいの若わかさである前原まえはらが僅差きんさながら菅すがを破やぶり新しん代表だいひょうに選出せんしゅつされた。

外部がいぶリンク

• 2005年ねん09月がつ実施じっし 民主党みんしゅとう代表だいひょう選挙せんきょ