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DPICM - Wikipedia

DPICM (Dual-Purpose Improved Conventional Munition) は、高密度こうみつど一帯いったい制圧せいあつするために、予定よていされた目標もくひょうから最適さいてき距離きょり高度こうどだん素早すばや散布さんぷするように設計せっけいされた火砲かほう対地たいちミサイル使用しようされる弾頭だんとうである。

"Dual-Purpose"とは、たい装甲そうこう対人たいじん両方りょうほう攻撃こうげき可能かのう設計せっけいされていることを意味いみしている。このたね多様たようそら対地たいち用兵ようへい一群いちぐんクラスターばくだんとしてられている。日本語にほんごでは「じゅう目的もくてき改良かいりょうがた通常つうじょうだん」や「用途ようと向上こうじょう従来じゅうらいがただん」とやくされることがある。

べいぐんでのだん構成こうせい

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最初さいしょしんのDPICMは、1970年代ねんだいに155mmほうようのM483として開発かいはつされたのち、1975ねんまで改良かいりょうばんのM483A1が使用しようされた。この弾頭だんとうは、たい装甲そうこう対人たいじん攻撃こうげきようだんともいえる88のM42/M46榴弾りゅうだん内蔵ないぞうしていた。

DPICM専用せんよう開発かいはつ作業さぎょうは1960年代ねんだい後期こうきに105mmほうようのM444が開始かいしされ1990年代ねんだい初頭しょとうには生産せいさん終了しゅうりょうされた。

1987ねん生産せいさんはいった155mmほうようのM864砲弾ほうだんは、ベースブリードによって射程しゃてい延長えんちょうしたが、それまでとわらずM42/M46榴弾りゅうだん内蔵ないぞうしていた。ベースブリード機構きこうのためにだんは72減少げんしょうした。

1990年代ねんだいまつにM80を基本きほんに105mmほうよう砲弾ほうだん研究けんきゅう開始かいしされ、M915はM119 105mm榴弾りゅうだんほうもちい、M916はM101 105mm榴弾りゅうだんほうM102 105mm榴弾りゅうだんほうようの2しゅ砲弾ほうだん開発かいはつされた。 MLRSように644だんをばらく227mmロケットだんM77や120mm迫撃はくげきほうようM984 120mm迫撃はくげき砲弾ほうだんなどもある。

2003ねんには、「不発ふはつ」となっただん問題もんだいらすために、M42/M46よう旧式きゅうしき信管しんかん交換こうかんするためのあらたな自己じこ破壊はかいしき信管しんかん研究けんきゅう開発かいはつする予算よさんあたえられた。

以下いかにDPICMの砲弾ほうだん収容しゅうようされているだん構成こうせいしめす。

砲弾ほうだん M483A1 M864 M915 M916 M444
口径こうけい 155 mm 155 mm 105 mm 105 mm 105 mm
配備はいびねん 1975 1987 1998 (?) 1998 1961
(1990年代ねんだい初期しょきには生産せいさん終了しゅうりょう
射程しゃてい ? - 17 km ? - 30 km 10 km - 14 km 3 km - 11 km ? - 11.5 km
収容しゅうよう内容ないよう 64 × M42
24 × M46
48 × M42
24 × M46
42 × M80 42 × M80 18 × M39
(M444E1はM36を使用しよう)
砲弾ほうだん重量じゅうりょう
信管しんかんふくむ)
46.5 kg 47 kg ? ? 14.97 kg
全長ぜんちょう
信管しんかんふくむ)
937 mm 899 mm ? ? 371.9 mm


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