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KML - Wikipedia

KML

アプリケーション・プログラムにおけるさん次元じげん地理ちり空間くうかん情報じょうほう表示ひょうじ管理かんりなどを目的もくてきとした情報じょうほうをXMLで記述きじゅつする仕組しく

KML(ケイエムエル)は、アプリケーション・プログラムにおけるさん次元じげん地理ちり空間くうかん情報じょうほう表示ひょうじ管理かんりなどを目的もくてきとした情報じょうほうXML記述きじゅつするものである。2008ねん4がつにKML2.2はんは、そのままOpen Geospatial Consortium (OGC) という地理ちり情報じょうほうシステムオープンソース目指めざ団体だんたい規格きかくにOGC KMLとしてれられた[1]

名称めいしょう由来ゆらい

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KMLという名称めいしょうは、もともとKeyhole Markup Language頭字かしらじだったが、OGCに採用さいようされた時点じてん略語りゃくごではないかたりというあつかいになった。Keyholeは現在げんざいGoogle Earthきゅう名称めいしょうであり、その開発元かいはつもとがGoogleしゃ合併がっぺいするまでの会社かいしゃめいでもある。Keyholeという名称めいしょう偵察ていさつ衛星えいせいコロナ型名かためい(KH)にちなむ。

KML文書ぶんしょ

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XMLで、Google EarthGoogle MapsGoogle Mobile表示ひょうじする要素ようそ目印めじるし、イメージ、ポリゴン、3次元じげんモデル、説明せつめいなど)を記述きじゅつする。3次元じげんモデルはCOLLADA形式けいしき記述きじゅつすることができる。かく地点ちてんは、つね右手みぎてけい経緯けいい情報じょうほうつ。それ以外いがいに、“カメラ・ビュー”を構成こうせいするのに必要ひつようティルト、カメラのき、高度こうどなど、より詳細しょうさいなデータを記述きじゅつすることもできる。KMLはGML同様どうよう文法ぶんぽう構造こうぞう[1]。ただしGoogle MapsやGoogle MobileではKMLで記述きじゅつされた情報じょうほう一部いちぶ表示ひょうじすることができない[2]。Google Maps(およびそのAPI)では公開こうかいウェブサイトにいたKMLファイルの記述きじゅつ情報じょうほう表示ひょうじできる。

ファイルとしては、プレーンなXMLの場合ばあいは .kml という拡張子かくちょうしけるほかZIPで圧縮あっしゅくした .kmz という拡張子かくちょうしけるKMZファイルがある。KMZファイルは内容ないように、本体ほんたいである "doc.kml" というファイルひとつと、そのファイルちゅうから参照さんしょうするオーバレイようのイメージ・ファイルやアイコンようのイメージファイルをふくむ。

KML文書ぶんしょれい

 <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
 <kml xmlns="http://earth.google.com/kml/2.0">
 <Placemark>
   <description>New York City</description>
   <name>New York City</name>
   <Point>
     <coordinates>-74.006393,40.714172,0</coordinates>
   </Point>
 </Placemark>
 </kml>

KMLのMIMEタイプapplication/vnd.google-earth.kml+xmlであり、KMZはapplication/vnd.google-earth.kmzである。

KMLにおける測地そくち規準きじゅんけい

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KMLは、座標ざひょう前提ぜんていとなる測地そくち基準きじゅんけい定義ていぎをサポートしていない。したがって、Geomatics(地理ちり情報じょうほうがく?)測地そくちがくなどの専門せんもんてき用途ようとにはもちいることができない。

KMLおよびKMZをパース(解釈かいしゃく)し地図ちずじょう表示ひょうじする機能きのうがアプリケーションなどにそなわっている。

KMLを使用しようするアプリケーション

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脚注きゃくちゅう

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  1. ^ OGC KML

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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