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libjpeg - Wikipedia

libjpegは、JPEGのエンコード、デコードをおこなうためのライブラリである。JPEGファイルを操作そうさするためのユーティリティもふくんでいる。開発かいはつはIndependent JPEG Groupで、「IJG JPEG ライブラリ」ともばれる。

libjpeg
Logo IJG libjpeg v9
開発元かいはつもと Independent JPEG Group
最新さいしんばん
9f / 2024ねん1がつ14にち (6かげつまえ) (2024-01-14)
プログラミング
言語げんご
C言語げんご
種別しゅべつ グラフィックライブラリ
ライセンス フリー、ロイヤリティしで商用しょうよう利用りよう表示ひょうじ必要ひつよう
公式こうしきサイト http://www.ijg.org
テンプレートを表示ひょうじ
libjpeg-turbo
開発元かいはつもと Libjpeg-Turboプロジェクト
最新さいしんばん
3.0.2 / 2024ねん1がつ25にち (6かげつまえ) (2024-01-25)
プログラミング
言語げんご
C言語げんご
種別しゅべつ グラフィックライブラリ
公式こうしきサイト https://libjpeg-turbo.org/
テンプレートを表示ひょうじ

派生はせいとして、SIMD命令めいれい(MMX、SSE2、AVX2、NEON、AltiVec)に対応たいおうすることで高速こうそく描画びょうが可能かのうにしたlibjpeg-turbo存在そんざいする。

概要がいよう

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libjpegC言語げんご記述きじゅつされたライブラリで、JPEGデコーダ、JPEGエンコーダ、そのJPEGユーティリティのひろ使つかわれている実装じっそうふくんでいる。 このライブラリはIndependent JPEG Groupによって保守ほしゅされている。

エンコード、デコードにおいて負荷ふかたかDCT演算えんざんでは、浮動ふどう小数点しょうすうてん演算えんざん精度せいどたか整数せいすう演算えんざん高速こうそく整数せいすう演算えんざんさんとおりが実装じっそうされており、用途ようとによって選択せんたくできる。後者こうしゃほど演算えんざん誤差ごさおおきいわり、高速こうそくになる。

量子りょうしテーブルはあらかじめプリセットもされており、1つのパラメータだけで画質がしつ圧縮あっしゅくりつのバランスを変更へんこうできる。プログラマによる量子りょうしテーブルの定義ていぎ可能かのうである。

ユーティリティ

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libjpegは以下いかのユーティリティプログラムをふくんでいる。

  • cjpegdjpeg - JPEGと、一般いっぱんてき画像がぞうフォーマットとの変換へんかんおこなう。
  • rdjpgcomwrjpgcom - JFIFファイルないにあるテキストのきをおこなう。
  • jpegtran - JPEGファイルにたいし、以下いかのような変換へんかんおこなう。
    • ハフマン符号ふごうテーブルの最適さいてきによる圧縮あっしゅくりつ向上こうじょう
    • プログレッシブ形式けいしきプログレッシブ形式けいしき変換へんかん
    • 一部いちぶのアプリケーションが付加ふかする、標準ひょうじゅん固有こゆうデータの削除さくじょ
    • 画像がぞうグレースケール
    • 反転はんてん回転かいてん(90単位たんい)
    • クロッピング(り)

jpegtranによる操作そうさは、画像がぞう劣化れっか発生はっせいしない(データの伸張しんちょうさい圧縮あっしゅくをともなわず、そのためジェネレーションロスによる劣化れっかきない)。

jpegtranのユーザインタフェースとなる、JpegcropというWindowsアプリケーションが存在そんざいする。

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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