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Media Foundation - Wikipedia

Microsoft Media Foundationは、Microsoft WindowsでマルチメディアをあつかうためのマイクロソフトによるCOMベースのAPIセットである。コンテンツの保護ほご再生さいせい品質ひんしつ向上こうじょうこう精細せいさいコンテンツ(HDTVなど)の再生さいせいデジタル著作ちょさくけん管理かんり (DRM) へのアクセスなどに重点じゅうてんかれている。しばしばMFりゃくされ、API関数かんすうなどの接頭せっとうにも使つかわれている。

概要がいよう

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Media FoundationはおもDirectShow後継こうけいとして位置いちづけられており[1][2]Windows Vista以降いこうOS標準ひょうじゅん搭載とうさいされるが、それ以前いぜんのバージョンのWindowsでは利用りようできない。

現在げんざい[いつ?]つぎのようなテクノロジーやAPI、アプリケーションソフトウェアはMedia Foundationを利用りようしている。

システムによってコーデックがサポートされているオーディオ/ビデオのデコードやストリーム再生さいせい、エンコードのほか、マイクやカメラといったデバイスを使用しようしたオーディオ/ビデオのキャプチャもサポートする[3]

Media Foundationにはつぎのような利点りてんがある。

  • こう精細せいさいコンテンツやDRMによって保護ほごされたコンテンツをスケーラブルに利用りようできる。
  • DirectShowインフラストラクチャの外側そとがわでDirectX Video Accelerationを利用りようできる。
  • CPU、I/O、メモリにたいして応答おうとうせいたかく、よりなめらかな再生さいせいができる。動画どうがテアリング減少げんしょうする。
  • Media Foundationの拡張かくちょうせいにより、ことなるコンテンツ保護ほごシステムを協調きょうちょうして利用りようすることができる。

DirectShowはMedia Foundationによって徐々じょじょえられる予定よていである。しばらくのあいだはMedia FoundationとDirectShowが同時どうじ利用りようされていくことになる。

MFではもともとDirect3D 9 Video APIをサポートしており、動画どうがのデコード処理しょりにD3D9ベースのハードウェアアクセラレーション利用りようすることができていたが[4]Windows 8ではDirect3D 11 Video APIが導入どうにゅうされ、デコード処理しょりにD3D11ベースのハードウェアアクセラレーションが利用りようできるようになった[5][6]

脚注きゃくちゅう

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関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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