- 2003年10月、ソニーとサムスン電子の間で、製造会社を合弁設立することで基本合意。
- 2004年4月、S-LCDを設立[1]。
- 2005年4月、製品を出荷開始(第7世代工場稼動)。
- 2007年秋 第8世代工場稼動。
- 2011年12月 ソニー側の保有株式全てがサムスン電子に売却され、サムスン電子の100%子会社となる事が発表された[2]
- 2012年1月 ソニーが全て保有株式をサムスン電子に売却、S-LCDはサムスン電子の完全子会社となった。
- 2012年7月 S-LCDとサムスンモバイルディスプレイ(旧・サムスン-NECモバイルディスプレイ)両社が統合され、新会社「サムスンディスプレイ」になる。
- 代表取締役社長 CEO 朴 東健
ソニーの液晶テレビ「BRAVIA」のカタログには「ソニーパネル」を使用している旨の記載があった。だが実際、液晶パネルはソニーではなくS-LCDが生産していた。よってカタログやWebなどの「ソニーパネル」という単語には脚注がついており「ソニーパネルはS-LCD社製です」、もしくは「S-LCD商標を付したソニー仕様パネルです」と記載されていた。
ちなみに、液晶プロジェクションテレビ用の液晶パネルはソニーが製造しているため「ソニーパネル」という単語には脚注がついていない。また、ソニー・コンピュータエンタテインメントのPlayStation Portableではソニー製・S-LCD製のいずれでもなく、シャープ製パネルを使用している。デジタルカメラやビデオカメラ、携帯電話などの小型の液晶ディスプレイや有機ELパネルについては、ジャパンディスプレイ、ソニーセミコンダクタ東浦サテライトなどが生産を行っている。